上州武尊山

2009年11月07日(土) [日帰り]

• GPS: 08:20
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,336m
• 下り: 1,327m

コースタイム

武尊神社7:00-剣ヶ峰山分岐7:45-手小屋沢避難小屋8:40-10:50武尊山山頂（沖武尊）11:45-剣ヶ峰山12:45-剣ヶ峰山分岐14:40-15:20武尊神社

天候

終日晴天

コース状況／危険箇所等

・武尊神社（裏見の滝）駐車場に登山ポスト有り。
・武尊神社より先は一般車両乗り入れ禁止（地図上にはP有りとなっている）。
・手小屋沢より先は雪道。アイゼンを使用する程ではないが、凍っている場所もある。
・山頂は３６０度の展望だが広くはなく、団体さんがいる場合は休憩できそうもない。
・剣ヶ峰山より武尊神社方面の登山道はほぼ雪道で、傾斜もきつく、溶けた雪とぬかるみ、木の根等もあって非常に歩きにくい。

写真

11/7 7:04

武尊神社より先は一般車両通行禁止。
落葉を踏んで歩きます。

11/7 7:31

以前はここの駐車場まで入れたようです。

11/7 7:44

剣ヶ峰山分岐。
左へ進んで、手小屋沢避難小屋方面へ向かう。

11/7 8:12

登りの傾斜もきつくなり、登山道らしくなってきた。

11/7 8:30

後ろを振り返ると、雪化粧した谷川連峰が見えます。

11/7 8:46

尾根下には手小屋沢避難小屋が見えます。
避難小屋へは急斜面を下りねばならず、寄りませんでした。

11/7 8:48

小屋を過ぎると、登山道は雪で覆われてしまいました。

11/7 9:22

氷柱。

11/7 9:39

最初の難関。クサリ場を登りますが、積雪で足場が見えず、ほぼ腕力で登った感じでした。

11/7 9:42

けっこう急斜面です。

11/7 9:55

雪もどんどん深くなる。

11/7 10:04

場所によっては、アイスバーンのような場所もあり、苦戦。

11/7 10:07

見る分には雪はキレイなんですが…。

11/7 10:15

クサリ場、ザイルがかかっている場所も４箇所ほどあり、楽しいコース。

11/7 10:19

途中、何ヵ所か展望のいい場所もあり、
テンションも上がります。

11/7 10:25

遠くまでよく見えます。

11/7 10:33

そして、武尊山山頂が見えてくれば、あとは楽な道になります。

11/7 10:39

下山ルートの剣ヶ峰山への稜線。
歩くのが楽しみ。

11/7 10:45

山頂より再度谷川連峰と巻機山方面。

11/7 10:52

至仏山、燧ケ岳方面。

11/7 10:56

剣ヶ峰山とその稜線。素敵すぎます。

11/7 10:56

家ノ串山、前武尊方面。

11/7 11:38

年賀状候補です。

11/7 11:41

相方と山頂にて。

11/7 11:47

山頂より下りのザレ場。
見ようによっては夏っぽい。

11/7 12:44

剣ヶ峰山山頂から武尊山を望む。

11/7 12:46

剣ヶ峰山頂直下はガチガチに凍った岩場…。

11/7 12:53

下山ルートは雪、雪、雪。。。

11/7 13:04

どのハイカー達も苦戦しておりました。

11/7 14:02

雪＋ぬかるみは最高に歩きにくい。

撮影機器：

Canon EOS Kiss Digital X Canon

感想

fukusuke

　そろそろ高い山には、雪装備が必要な時期がやってきます。

そうなる前にと今年最後の高山で選ばれたのが上州武尊山です。

一週間程前に降雪がありましたが、その後天候もよく、大体溶けてるだろうと思ったのが間違いでした。

さて、裏見の滝の駐車場に車を止め、スタートです。

駐車場も広く、トイレもキレイ！さすが観光スポット。

剣ヶ峰山分岐まではほぼ平坦な道でした。

そこからは本格登山道。傾斜もきつくなりますが、雪があるのは日陰や登山道脇。

全然平気じゃないかと思って登っていると、避難小屋手前で突然の雪道！

雪も柔らかく、ほどよい締まり具合でアイゼンも不要。

唯一緊張したのが、４箇所程あるクサリ場。

足場は雪で埋まってよく見えず、場所によっては凍っていて、腕力で登るような所も。

ここで後ろを振り返ることを忘れてはいけません。

振り返れば雪を被った谷川連峰が！

前方に武尊山が見えてくれば、あとはなだらかな登り。

簡単に山頂まで登れます。

山頂は３６０度の大パノラマで、天気もよく最高でした。

何よりも、剣ヶ峰山へと続く稜線が惚れ惚れする絶景です。

剣ヶ峰山も『上州槍ヶ岳』って名前でもいいんじゃないかと思いました。

山頂で休憩する人の中には、アイゼンを着けている人が半分ぐらいはいた気がします。

アイゼンはなくても、スパッツは必携です。

さて、下山にかかります。

思ったよりもアップダウンが激しい剣ヶ峰山への稜線を歩き、剣ヶ峰山の頂に立つ。

武尊山がよく見えますが、武尊山は見る山ではなく、登って周りを眺める山だと感じた。

ここからが本番で、武尊神社への登山道は最悪の状態でした。。。

締まっている雪道はまだいいが、雪が溶けかかっている場所に差し掛かると、

土もぬかるんで容易に足が運べない。

傾斜もきつく、木の根だらけで思ったよりも時間がかかった。

しかも高度にしてかなりの区間（５００ｍくらいで済むかどうか）がそんな道。

転んだのは１度で済んだが、みな苦労して下りていた。

駐車場に戻ってみれば、標準コースタイム通りであったのでよしとする。

帰りに裏見の滝を見る予定であったが、温泉の誘惑に勝てず、帰路についた。