【多摩100山】青梅丘陵コース(雷電山→辛垣山→三方山→矢倉台)
- GPS
- 03:32
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 523m
- 下り
- 557m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:01
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
迫り来る寒波を前に駆け込みでやって来たのは、青梅市にある広大な丘陵だ
標高300〜500mの複数の低山で構成され、地元民には人気のハイキングコースらしい
空は薄暗くちょっと不安にさせる天候状態だが、降水確率は低いし大丈夫だろう
前回同様、JR青梅線の軍畑駅からスタート
途中まで高水三山の時とと同じ道を歩いた
一般道路の脇に狭い登山口があり、木でできた階段を登る
そこそこの急登で息切れしつつ雷電山の山頂についた
雷電山というカッコイイ名前の山は、青梅丘陵の中でも最高峰(494m)だ
しかしピークを超えたと思って気を緩ませてはいけない
ここからはアップダウンの激しい坂が続く
またしても息切れしながらついた先は、辛垣山の山頂だ
ここはかつて、青梅を治めていた豪族—三田氏が居城していた城があった
しかし永禄年間(1561〜1563)、北条氏照の軍に攻められて落城したとされる
三田氏は室町期に関東管領上杉氏に仕えていたが、戦国時代になると関東で幅を効かせていた北条氏に一度鞍替えしている。しかし、情勢を見てか、上杉氏に出戻り。これが運の尽きか、北条氏に狙われてしまい上述の敗戦により滅亡してしまったらしい
戦国時代に散った一族の悲哀を噛み締めつつ、次なる山—三方山を目指す
途中、見晴らしのいい場所があった
そのまま物見山というらしい
ゆるやかな坂道を乗り越えて三方山に着いた
モバイル通信が可能なポイントだそうだ
ここから少し進むと大きな分岐路があった
今回はそこを右にくるっと周り、日向和田方面に進んだ
このあたりからは、緩く快適なハイキングコースが続いた
青梅線と並行するような山道になっていて電車の音もよく聞こえる
石神前駅、日向和田駅と、それぞれの駅に通じる分岐路もあるようで、アクセスに富んでいる
ここまで歩いてて思ったが、青梅丘陵はやたら分岐路が多いと感じる
案内板がついてるものもあれば、ないものもあった
しばらく進むと矢倉台という見晴らしのいい場所へ着いた
辛垣城の物見櫓として重要な拠点であったようだ
矢倉台を降りて、さらに緩やかな道を進んでいくと、屋根付きの休憩所が4つ見られた
途中、「枝間の富士」というスポットもあるので必見(残念ながら曇っているせいで富士は見えなかった)
終盤は整備されたコンクリートの道が続き、テニスコート場の駐車場へとつながる
そこから一般道の坂を下ると青梅市街に着き、青梅駅でゴールとなる
軍畑から歩く青梅丘陵は、序盤は勾配が急でキツめだった。特に坂を下るときは何度もコケそうになったので注意が必要だ
三方山からの下山ルートは緩やかで、ちょっと散歩に行くにはちょうどいいコースと感じる
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