【多摩100山】高幡城址→(多摩丘陵)→七国山
- GPS
- 05:08
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 291m
- 下り
- 306m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:02
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日登ったのは、お馴染みの多摩100山「高幡山」と「七国山」だ
高幡山(130m)は日野市、七国山(128.5m)は町田市にある超低山である(100山のうち95、96番目の高さ)
一気に二つ登ってやろうと思い、立川駅から町田駅までの直線ルートを計画した
最寄りの高幡不動駅ではなく立川駅からわざわざ行くことにしたのは、大寒波による電車遅延を危惧したからだ
—だが当日、それは杞憂に終わった
(一方、中央線は信号機故障のため大幅に遅延していた...)
立川駅から出発したのは午前8時過ぎ
この時点で気温はマイナス3℃
防寒対策をしていても刺すような寒さだった
【高幡山】
都内の有名なスポット—高幡不動にある山である
観光では何度も来ている場所だが、ハイキングで来るのは初めてだった
そもそも山があるという認識がなかった
金剛寺の立派な門をくぐり、五重塔を横切って坂を登っていくと土塁らしき所に到達する
ここがかつて高幡城だった場所だ
1455年、上杉憲秋(上杉禅秀の子)が分倍河原の戦いで鎌倉公方の足利成氏に敗れ、自害した場所としても知られる
あたりは木々ばかりで視界はそこまで開けていないが、スカイツリーや都市部が見えた
そのまま坂を降りるとすぐに一般道路に出た
【多摩丘陵】
高幡山を降りたらすぐ先にまた上り坂に当たった
多摩丘陵の一角「百草団地」だ
ここは60年代に開発されたニュータウンの一つで、標高100mほどあるこの一帯には団地がズラーっと並んでおり、昭和を感じさせる商店街もあった
坂を降り、帝京大学の横の通りを抜けると、気づけば多摩市に来ていた
【小野路】
多摩センターに着き、ここで昼食をとった
安っぽい海鮮丼と言えば地元民はわかるかもしれない
駅前は、平日だからか閑散としていて活気がないように見えた
パルテノン多摩裏の公園で野鳥を鑑賞し、大通りへ出て南へと進んだ
町田市へ入ると、すぐに遊歩道のような場所に入った
ここは小野路町という自然豊かな場所で、かつては宿場町として栄えていたらしい
—今回歩いたのは宿場町として面影が残る通りではなく、緑地の方だが
そしてここにも城跡があり、たしかに曲輪らしきものが残されていた
歴史環境保全地区としてしっかり整備されており、ハイキングコースとしても良い場所だった
【七国山】
小野路の緑地を抜け、一般道をしばらく歩いていると、また緑地に入った
今日登る最後の山——七国山だ
七国山は町田市の中心部に位置する山で、小野路と同じで一帯が緑地保全地域となっている
山頂付近には鎌倉街道の石碑があり、すぐ横には鎌倉井戸もある
ここは1333年、新田義貞が鎌倉攻めへ向かう際、馬に水を与えた場所と伝えられているようだ
かつての政庁であった鎌倉と各地を結ぶ古道でもあったようで、ここまで歴史的価値のある場所だったとは
七国山を下山し、鎌倉街道をひたすら歩いてゴール地点の町田駅へ着いた
非常に長い舗装道路を歩くことになったので、町田駅ではなく、七国山から比較的近い玉川学園前駅がゴール地点でもよかったのではないかと思った
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