記録ID: 5140981
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ハイキング
奥多摩・高尾
伊奈尾根(伊奈城+唐松山城)
2023年02月02日(木) [日帰り]
鈿琴
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:16
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 587m
- 下り
- 554m
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日帰り
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:15
10:47
149分
スタート地点
16:04
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2023年02月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
東側が大きく拓けて西に行くにつれて高くなる日の出団地。
雰囲気的には、馬蹄形の内側に住宅街が広がっている印象だが、
雰囲気的には、馬蹄形の内側に住宅街が広がっている印象だが、
ところが、旧状はどうも、南北に伸びる尾根で塞がれていたようす。十字の尾根の基部が失われている状況のよう。
薄く現在の地図と重ねていますが、
北の尾根の形はほぼ合っているものの、
昔の地図はやや東にズレている事がわかる。
北尾根と北郷神社はほぼ直線上で、
唐松山の南東尾根の基部と伊奈東尾根の南東角辺りも直線上で、それがほぼ直角に交わっている、
というのはおおよそ変わりないのでは無いだろうか。
それぞれ、伊奈北尾根、伊奈東尾根、伊奈南尾根、
唐松南尾根東と呼称していく。
1
ところが、旧状はどうも、南北に伸びる尾根で塞がれていたようす。
十字の尾根の基部が失われている状況のよう。
薄く現在の地図と重ねていますが、
北の尾根の形はほぼ合っているものの、
昔の地図はやや東にズレている事がわかる。
北尾根と北郷神社はほぼ直線上で、
唐松山の南東尾根の基部と伊奈東尾根の南東角辺りも直線上で、それがほぼ直角に交わっている、
というのはおおよそ変わりないのでは無いだろうか。
それぞれ、伊奈北尾根、伊奈東尾根、伊奈南尾根、
唐松南尾根東と呼称していく。
十字の尾根の基部が失われている状況のよう。
薄く現在の地図と重ねていますが、
北の尾根の形はほぼ合っているものの、
昔の地図はやや東にズレている事がわかる。
北尾根と北郷神社はほぼ直線上で、
唐松山の南東尾根の基部と伊奈東尾根の南東角辺りも直線上で、それがほぼ直角に交わっている、
というのはおおよそ変わりないのでは無いだろうか。
それぞれ、伊奈北尾根、伊奈東尾根、伊奈南尾根、
唐松南尾根東と呼称していく。
神社の前の平場。ここは、伊奈南尾根にある北郷神社がよく見える。
恐らく伊奈東尾根の南東に突き出た部分の神社だったのだろうと思われる。
2/2 11:05
神社の前の平場。
ここは、伊奈南尾根にある北郷神社がよく見える。
恐らく伊奈東尾根の南東に突き出た部分の神社だったのだろうと思われる。
ここは、伊奈南尾根にある北郷神社がよく見える。
恐らく伊奈東尾根の南東に突き出た部分の神社だったのだろうと思われる。
ここから、正面の白い家の裏にある台地まで伊奈東尾根があったと思われる。
地図から考えるに、ここが十字の基部なのではと。この部分の現在の標高が206〜207mほど。
切り取られる前の標高は240m以上あったはず。
向こうに見える伊奈南尾根の最高部で232mなので、
元々の尾根の最高部が削られている事がわかる。
2/2 11:15
地図から考えるに、ここが十字の基部なのではと。
この部分の現在の標高が206〜207mほど。
切り取られる前の標高は240m以上あったはず。
向こうに見える伊奈南尾根の最高部で232mなので、
元々の尾根の最高部が削られている事がわかる。
この部分の現在の標高が206〜207mほど。
切り取られる前の標高は240m以上あったはず。
向こうに見える伊奈南尾根の最高部で232mなので、
元々の尾根の最高部が削られている事がわかる。
この尾根の最高地点は232mと書いてあるけれど、
十字基部の標高は240mを超える部分にあるはず。
住宅街の標高は207m。
十字基部の標高は240mを超える部分にあるはず。
住宅街の標高は207m。
北郷神社
昔の地図だと、伊奈南尾根の突端部に神社がある。
現状だと、ここがピークに見えるけど、本来は違うのでしょう。
昔の地図だと、伊奈南尾根の突端部に神社がある。
現状だと、ここがピークに見えるけど、本来は違うのでしょう。
松岩寺ここは1915年以前の地図だと、南尾根と東尾根の間にあるように見えるけど、現状の地形からだと
昔の地図のように正確に十字に尾根が伸びていたようには考えられない。
北尾根が断ち切られた1945年以前の地図だと、
南尾根の南東端部にあるように見える。
2/2 11:39
松岩寺
ここは1915年以前の地図だと、南尾根と東尾根の間にあるように見えるけど、現状の地形からだと
昔の地図のように正確に十字に尾根が伸びていたようには考えられない。
北尾根が断ち切られた1945年以前の地図だと、
南尾根の南東端部にあるように見える。
ここは1915年以前の地図だと、南尾根と東尾根の間にあるように見えるけど、現状の地形からだと
昔の地図のように正確に十字に尾根が伸びていたようには考えられない。
北尾根が断ち切られた1945年以前の地図だと、
南尾根の南東端部にあるように見える。
あっちの尾根は行って無いけど、平な空間では無さそう。
薮すぎて侵入は多分不可。
薮すぎて侵入は多分不可。
ここ、道があるようにはなっているけど、
この辺りは南に降りる道は無さそう。
この辺りは南に降りる道は無さそう。
左手が尾根筋とは思えない。
多分本当の尾根筋は電線の上あたりから奥の丘まで続いていたと思う。
多分本当の尾根筋は電線の上あたりから奥の丘まで続いていたと思う。
この地点が264mで、下の住宅街は230〜232mほど。多分ここから尾根は切り取られていて、
正面の十字の240まで緩やかに尾根が伸びていたと思われる。
2/2 12:16
この地点が264mで、下の住宅街は230〜232mほど。
多分ここから尾根は切り取られていて、
正面の十字の240まで緩やかに尾根が伸びていたと思われる。
多分ここから尾根は切り取られていて、
正面の十字の240まで緩やかに尾根が伸びていたと思われる。
本来の谷筋はあんなふうに折れ曲がっていたと思われる。
右の尾根を潰して谷を埋める際、
沢の流れ出る部分も完全に埋めたように思える。
右の尾根を潰して谷を埋める際、
沢の流れ出る部分も完全に埋めたように思える。
右に小さな平場。
そして正面に土塁と、奥左にも土塁がある。
虎口空間である事は間違いないでしょう。
そして正面に土塁と、奥左にも土塁がある。
虎口空間である事は間違いないでしょう。
唐松山城左の尾根の現状の最高部は262m、道路はだいたい253m
昔の地図だと、この尾根は少なくとも270m以上で向こうの山と繋がっていた。
2/2 13:13
唐松山城
左の尾根の現状の最高部は262m、道路はだいたい253m
昔の地図だと、この尾根は少なくとも270m以上で向こうの山と繋がっていた。
左の尾根の現状の最高部は262m、道路はだいたい253m
昔の地図だと、この尾根は少なくとも270m以上で向こうの山と繋がっていた。
谷の奥に進むが、田んぼ跡地でぬかるんでいてちょっと進みたく無い。
ここの空間やばい。
下からの道も繋がっているっぽいので、大手で間違いない。
下からの道も繋がっているっぽいので、大手で間違いない。
崩れた石垣のある道を抜けると、
突然それが無い踏み跡道に続いて、また石積みの名残のところを登り切ると虎口があった。
突然それが無い踏み跡道に続いて、また石積みの名残のところを登り切ると虎口があった。
土塁に囲まれた空間。
何度も折れ曲がって進まなくちゃいけない。
ここ、凄いぞ？！？！！
何度も折れ曲がって進まなくちゃいけない。
ここ、凄いぞ？！？！！
この背後も尾根で、正面も曲輪、、
横堀と言うか、通路なのか、
狭い道を通らされる。
この先に進むと、堀切と異様に広い曲輪に到達する。
横堀と言うか、通路なのか、
狭い道を通らされる。
この先に進むと、堀切と異様に広い曲輪に到達する。
少し降りて来ると結構大きな空間がある。
ここはやや平らにしてあるような気がする。
避難所のような雰囲気がある。
ここはやや平らにしてあるような気がする。
避難所のような雰囲気がある。
ピークの南側は、普通降りるところでは無い。
ロープを使わないと絶対転げ落ちる。
ロープを使わないと絶対転げ落ちる。
谷の最奥部。
多分本来の尾根筋も削られて低くなって平されていると思う。
多分本来の尾根筋も削られて低くなって平されていると思う。
唐松山東尾根
ここの空間は、城が城として機能していた時、
どんな空間だったんだろうなぁ。
ここの空間は、城が城として機能していた時、
どんな空間だったんだろうなぁ。
奥の山が唐松山。
左下に見える住宅街は谷間だけど、
本来はこの上に屋敷群があったと妄想してしまう。
左下に見える住宅街は谷間だけど、
本来はこの上に屋敷群があったと妄想してしまう。
東尾根の行けるところの西際。
この先はどう道が続いていたんだろう。
今では全く見えない。
この先はどう道が続いていたんだろう。
今では全く見えない。
竪堀なのか。
東に伸びる尾根を縦にぶった斬って、
今いる尾根上の道を狭めている印象がある。
東に伸びる尾根を縦にぶった斬って、
今いる尾根上の道を狭めている印象がある。
唐松山東尾根と伊奈北尾根の間は本来谷があったが、
この辺りから、谷を堰き止めている部分と考えられる。
この辺りから、谷を堰き止めている部分と考えられる。
谷が盛土で埋められていると思われる。
ここは212mあるけれど、
本来は195m程の谷が左から右まで続いていた。
ここは212mあるけれど、
本来は195m程の谷が左から右まで続いていた。
本来の谷筋がここだろうか。今いる部分が埋め立てられてる状況だけれど、
埋め立てたエリアの水を逃す為に、
本来よりも深くこの谷は掘られているように思う。
2/2 15:49
本来の谷筋がここだろうか。
今いる部分が埋め立てられてる状況だけれど、
埋め立てたエリアの水を逃す為に、
本来よりも深くこの谷は掘られているように思う。
今いる部分が埋め立てられてる状況だけれど、
埋め立てたエリアの水を逃す為に、
本来よりも深くこの谷は掘られているように思う。
右下から左奥まで本来は谷筋があった。
この場所、218mだけど、10m以上は盛られている。
この場所、218mだけど、10m以上は盛られている。
感想
唐松山城と伊奈城のある丘陵は、
戦時(1915-1945)にかなり改変が加えられている様子。
それは日の出団地造成以前に行われたようで、
その旧状を想像しながら進む。
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