谷川岳 マチガ沢本谷 スキー滑走
- GPS
- 09:24
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,458m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 9:20
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
[記録]
大学の後輩とYSDの人と、3人での山行。もともと巻機山に行く話になりかけていたが、Lの希望により谷川岳マチガ沢へ。なんとなく本谷に行ける気がしたが、現場判断で無理そうなら四の沢、それも微妙なら芝倉沢という計画だった。
少しでも日射の影響(と他の人とのバッティング)を避けるため、ベースプラザから歩いて登った。今回はなんだか調子が出ず、結局オキの耳に着いたのは9:30。もう少し早く滑り始めたほうが雪質は良かったかもしれない。
今日の雪は雪はいかにも安定していそうだったが、本谷ドロップポイントから少し下って念のため積雪観察・CTを実施。やはり木金の晴天によって積雪はかなり安定しており、弱層も見当たらなかった。スラブもない。雪崩のリスクが小さいのは良いが、本谷はやや南向きなので四の沢や芝倉沢と比べて雪質が悪そう。とはいえ、やはりメインストリームを行きたい。ということで本谷に決定。
トマの耳から本谷の核心部がよく見えるので、L以外の2人にはトマの耳で見守ってもらうことにし、まずはLがドロップ!トマの耳から見た本谷はほとんど崖のように見えたが、滑ってみると案外そうでもない。雪質も核心部のノドまでは案外悪くない。ノドを超えるとデブリが多く雪も重くなってきた。ここで一旦小尾根に乗って呼吸を整える。四の沢から滑ってくるボーダーたち(みんな格好よく滑っている。スキーとボードの違いはあるが自分もああなりたい)を少し待った後、安全地帯まで一気に降りる。核心を通過したした気の緩みから何でもないところで転んでしまった。
難しい斜面だったが、なんとか横滑りせずに安全地帯まで滑って降りてこられた。下から見ると、後続の2人もやや苦戦しているようだったが、無事合流。
緊張感から開放され大休止。Lからは見えていなかったが、メンバーの一人は転んで膝を痛めてしまったようだ。(かなり辛そうだが)動ける程度の怪我で良かった。安全地帯から下は快適な中斜面。ここが一番楽しかった。
あとは林道をちょくちょくストックで漕ぎながら進み、ベースプラザへ戻った。
[感想]
自分の技術には難しすぎて満足のいく滑りができず、ただ降りた、という感じ。本谷を滑り降りた充実感はあったが、まだまだここを楽しめるレベルではなかった。地道な努力を重ねたい。
本谷を滑った後に下から観察したり人から聞いた話を総合すると、三の沢や四の沢のほうが雪質が良かったようだ。似たような条件なら今度はそちらに行ってみたい。また芝倉沢も通好みのクラシックルートで気になる。次の機会に期待。
- トマの耳からの映像
- 滑走者からの映像
大学の先輩と、先輩の所属山岳会の方と谷川岳へ。
最大斜度50度の超急斜面は人生初、控えめに言ってビビり倒していた。結果的に滑ることはできたが「降りただけ」であって技術面での不足を痛感する山行となった。天気よく、特に四ノ沢合流以降の滑走は楽しめたものの、久々に反省点の多い一日だった。
反省点1:シンプル体力不足。
登りの律速になっていた。ランニング再開すべし。
反省点2:滑走技術。
反省点3:怪我に対する知識。
特に膝周りの靱帯損傷への簡易的な診断/応急処置(RICE+必要により固定)。
スキーの主要な受傷部位であるから、簡易的な診断方法(膝を30°/90°曲げた状態で
脛骨の前方/後方引き出しにより膝関節安定性を評価する)ぐらいは知っておいてよいだろう。
靱帯は痛みを感じにくいらしいので(ないし経時的に痛みが出てくるので)、本人が膝痛を訴えていなくとも、派手な転倒後には疑ってかかるべきか。今回はふくらはぎの痛み(肉離れ?)の陰に靱帯損傷が隠れてしまっていたと推測される。
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