大迷いに迷岳 中敷き忘れて激痛に泣く
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- GPS
- 08:20
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,282m
コースタイム
-14:00迷岳(昼食)14:20-15:35飯盛山15:45-迷岳登山口
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
唐谷川沿いはなまじ道がはっきりしているだけに、 稜線への取り付きを見落としてしまい、その後源流域を延々と彷徨う破目に。。。 気がついてみれば、目印もあり、特別わかりにくいわけではありませんでした(^^; 取り付きからの斜面は急坂というより、ほとんど崖です。 ずいぶん前に、九十九折りに登る道が整備されたようですが、 今はかすかに跡が残る程度。崩れやすい土と落葉の斜面を攀じ登るのみです。 飯盛山尾根は急峻で岩場も数ヶ所あり、下りより登りに使ったほうがよさそうです。 |
その他周辺情報 | 登山口から車で1〜2分の香肌峡リゾートホテルスメールでさっぱり。 |
写真
感想
高見トンネルを抜けた早朝のR166を2頭の鹿が横断していきました。
しばらく行くと、今度は道路脇に大きな鹿が倒れていました。
交通事故のようです。合掌。
さすが台高の山奥だわと、変な関心をしながら先を急ぎ、
登山口の唐谷橋に着きましたが、その後が大変でした。
トラブル★その1 インソールがない!
唐谷橋の袂に駐車し、登山靴に履き替えようとするとインソールがない(-_-;)
いつも山行後は靴からインソールを出して、それぞれに干し、
インソールは敷かずに靴に立てたまま保管するのですが、靴に立てるのを忘れたようです。
今朝、相方が靴を車に積み込んでくれたのですが、
インソールも一緒に積み込んでくれたと思いこんで確認もしていませんでした。
自分で戻さず、確認もしなかったのが悪い。
のですが、よく見て積んでくれよと思ってしまう了見の狭さ。
自己嫌悪に浸っていても仕方がないので、
予備の靴下と二重履きにして、なんとかなるだろうと出発しました。
が、甘かった。
愛用のアルパインクルーザーの内底は革なのですが、これが固い。
歩けば歩くほどに固く、まるでオランダの木靴を履いているような固さ。
(平成の初め頃佐世保市民だったのでハウステンボスで履いたことがあります)
地面の硬さがダイレクトに踵に跳ね返され、徐々に痛みが蓄積されていきます。
山頂にたどり着いたときには痛みでもう限界かと思ったのですが、まだ甘い。
下りに入ると、今度は全体重のかかった爪先に木靴の衝撃が集中し激痛が走ります。
一歩踏み出しては悲鳴を上げ三歩歩いては休憩。
足は剥き出しになった神経の塊と化し、阿鼻叫喚の山行でした。
トラブル★その2 道がない!
唐谷林道終点から唐谷コースに入り、
はっきりと続くテープを目印に、沢伝いに山道を辿りますが、
谷奥の二股から先はどちらを辿っても、
100mも行かないうちに藪に呑みこまれ、道がなくなります。
ガイドではこのあたりから稜線に向けて急坂の登り口があるはず。
踏み跡らしき下草の窪みを辿っもすぐに行き止まり、
地形的に可能性のありそうなところにも踏みこんでもブッシュに阻まれます。
唐谷川の源流域を彷徨うこと小1時間。
足の痛みも厳しくなり始めたこともあり、もう諦めるしかないかと断念。
しばらく下流に向かったところで、川向こうに登り口を発見。
思ったよりだいぶ手前、やはりちゃんとした地図持ってないとダメですね。
本当に迷岳でした。
でも、この後の足の痛みを考えると、
見つけられなかったほうがよかったのかも(^^;
注意不足が原因のトラブルが重なり、散々な目にあいました。
足の痛みは数日続きました。
地図とインソール。絶対忘れてはいけませんね。
【2015.5.17作成の過去レコです】
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