（福岡）雨上がりの高良山ハイク（＋「周防帯」泥質片岩の観察）

2023年02月24日(金) [日帰り]

• GPS: 01:31
• 距離: 4.0km
• 登り: 237m
• 下り: 225m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:22
• 休憩: 0:09
• 合計: 1:31

14:00 スタート地点（高良大社駐車場）
14:45 14:54 高良山
15:31 ゴール地点(高良大社駐車場）

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中腹の、高良大社付近の駐車場を利用。無料。ただしスペースが狭く、5−6台しか止められない。
麓からも登山道がある。但し麓付近は住宅街となっており、駐車スペースはない。

コース状況／危険箇所等

良好

写真

2/24 14:12

高良大社の駐車場まで車道を車であがり、まず高良大社本殿に寄り、お参りをする
今日は平日だし、午前中は雨模様だったので、閑散としていた

2/24 14:25

遊歩道状の山道を、頂上（奥宮）までぽくぽくと歩く

2/24 15:02

頂上手前には、立派な鳥居があった

2/24 14:49

30分ほど歩くと高良山の山頂に着いた。頂上にはお社っぽいものがみあたらなかった。展望もないし、、ちょっと残念

2/24 15:00

頂上から少し移動すると、多少展望が開けた。ただ今日は雨上がりで霞んでおり、ほとんど灰色の風景。
　ウーン〜　残念でござる

2/24 14:57

高良山付近は、南北朝時代に山城が作られたらしく、登山道のところどころには説明板があった

2/24 15:08

帰路は尾根道を行く。神域だけあって、自然林が多いのはありがたい

2/24 15:19

高良山付近は、神籠石（こうごいし）という石垣状のものがあることが、考古学では古くから知られている。これも神籠石の列のひとつ

2/24 15:21

「神籠石」の表示あり。
「神籠石」とは、神域の境界を表すとか、山城の防壁の一種とか、色々と言われていたもの。ウイキによると、山城説が有力らしい

2/24 15:29

本殿のある神社に戻って来た。あまりぱっとしない散歩だったな〜、次は好天の日に展望を見にこよう

2/24 15:10

以下、趣味の石ころかんさつデス。

この高良山を含む耳納（みのう）山地は、泥質片岩（「周防帯」）分布域で、登山道の一部に露頭がでていた。
泥質片岩自体は「三波川帯」と同じような岩相だが、この露頭では褶曲がほとんどなかった

2/24 15:04

同じく、泥質片岩の露頭。低山で浸食作用が少ないせいか、やや変質ぎみ

2/24 14:34

登山道に転がっていた泥質片岩の転石。見た目、「三波川帯」の泥質片岩と同じような感じ

撮影機器：

AQUOS sense6 SH-54B docomo シャープ

感想

ベルクハイル

※　所用で九州にある実家に帰省中のごく軽いハイキング。

・この日は午前中は雨だったが、お昼から雨が上がったので、気分転換を兼ね、久留米市郊外の高良山に出かけてみた。
　
・以前来た際は、中腹から筑紫平野や背振山地など良く見えたが、この日は、雨はあがっても、霞んでいて展望がなく残念。
・山道は散歩道という感じでよく整備されていた。山頂にお宮でもあるかと思っていたが、見当たらず、ちょっと肩すかしされた感もあった。

・まあ、趣味の石ころかんさつで、「周防帯」に属する泥質片岩の観察ができたので、ヨシとしよう。・・次に来るとしたら、もっと空気が澄んで展望が良いときにしようかな。。