東山三十六峰(御生山 〜北白川山)+白鳥山、てん子山
- GPS
- 05:36
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 789m
- 下り
- 812m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:37
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰路:京都市バス3号系統(四条河原町・松尾橋行き) 田中樋ノ口町→四条河原町 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●御生山 御蔭神社から比叡山への登山道の途中の、ちょっとしたピークです。ピークを巻くように比叡山への登山道がありますが、御生山は城址であるので、石垣が左手に見えます。 ●赤山・修学院山 赤山は修学院離宮の敷地内にあり、立ち入ることができません。梅谷登山道を入ると、右手に宮内庁の立ち入り禁止のフェンスが続いています。このフェンスに沿って雲母坂に向かって登っていきます。途中でゲートがありますが、立ち入り禁止です。このゲートの辺りが赤山に最も近付いているところです。 雲母坂に合流後、少し左手に進むと雲母坂城址への案内表示があります。この城址が修学院山です。 ●一乗寺山・葉山 一乗寺山へのルートは、京都一周トレイルの瓜生山の手前から分岐しています。一乗寺山への案内表示などはありませんが、容易に到達できます。 葉山には、一乗寺山から北側の尾根を下りていき、少し登り返します。少し急傾斜な所がありますが、つづら折れになっていたりして危険ではありません。倒木や下草もありません。木にテープによる目印が付いています。武田薬品工業 京都薬用植物園の敷地内が山頂とのことですが、すぐ側まで到達できますし、プレートがある地点は敷地内より標高が高く感じられます。登り返す地点から、曼殊院に下りていくこともできます(後日確認済み)。 ●瓜生山・茶山・茶山(旧)・北白川山 瓜生山・茶山は京都一周トレイルのコース上にあります。茶山(旧)は茶山から京都一周トレイルを離れて、西側の尾根を下りていきます。少し左手に向きを変えて下りていった後、登り返すと茶山(旧)です。茶山(旧)からは京都芸術大学方面と北白川山方面に分岐しています(木にテープで案内があります)。北白川山方面は問題のない尾根道です。バブテスト病院の敷地への分岐を過ぎるとすぐに北白川山です。少し小高くなっている程度で、山頂らしさはありません。 ●これまでの東山三十六峰シリーズ 東山三十六峰(清水山〜霊山〜神明山〜椿ヶ峰〜吉田山 他) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5189324.html 東山三十六峰(光明峰・恵日山・泉山・稲荷山)+大岩山・明智薮 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5146148.html 清水山・花山(天文台)・六条山 はじめてのアイゼン装着 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5126641.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
東山三十六峰の探索シリーズは今回で、とりあえず最終回です。
比叡山・如意ヶ嶽などの有名処は省略しておりますので、完全制覇版ではありません。
赤山は山頂から少し離れたところまでしか行けませんでしたが、葉山はほぼ山頂と見なせるところまで行くことができ満足しました。
東山三十六峰については、諸説があり、はっきりと決められているわけでもないという説もあるようです。それでも、うろうろと探索するのはとても楽しいものでした。
途中であっちこっちと寄り道しておりますが、それは我々にとってはいつものこととご容赦ください。
東山三十六峰をほぼ一通り回って見て、山とは何か、峰とは何かと
あらためて考えさせられた
立ち入ることのできないピーク、複数の場所に掲げられた山頂プレー
ト、山とみなされる領域の新旧……。
山行では、その形、とりわけそのピークの様子や標高に注目するこ
とが常だが、東山三十六峰の多くはそういう要素へのこだわりがな
いようだ。
三十六といえば、葉山から瓜生山へ向かう際、狸谷不動院に立ち寄
ると三十六童子めぐりの童子に出会った。相変わらず奥ノ院側から
先に回っているので、十二番目の童子から遡るように辿ったが、そ
れぞれの童子たちの装いやポーズ、名前も個性的。今回は先を急ぐ
ため、全員にお目にかかれぬまま元勝軍地蔵尊道に出てしまった。
機会があれば全員の順拝を果たしてみたいものだ。
境内の奥に山の登山口がある寺社は珍しくない。また、下山すれば
裏側から寺社に出てきてしまったということもよくある。
ちょっと小高いところに寺社が建立されると、その一帯が愛称のよ
うに「○○山」と呼ばれるようになるのだろう。実際、お寺の多く
は山号を持ち「○○山○○寺」という表札を掲げている。
低山の探索を重ねるにつれ、山道の分岐に行き当たると「ここを行っ
たならどのようなところに出るのだろう」と想像の種が芽を出すよう
になってきた。心当たりのあるところに出て「ああ、ここかぁ」と
合点がいったり、あるいはまったく見当違いの道につながっていた
としても、それはそれでおもしろい。そもそも、道は行く手を真っ
直ぐ伸びていくだけではない。地図上の山道は線で表されるが、実
際には面であり空間であるという実感。
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