早月尾根・標高1600mまで


- GPS
- 08:13
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
剱への挑戦はこれで4年目になる。一番難しいのは、この時期の好天周期に合わせて自由な時間を得ることであるが、これが一筋縄ではいかない。最初の2回はこれが嚙み合わず入山すらできなかった。去年は剱本峰を滑るも雪が不安定で、目的は達成できず。今回は最低限の安全マージンである3人に満たなかったが、好条件に恵まれたこととボブの強い要望もあって、2人で行くことに。ボブは普段カナダにいるので、こういうチャンスは滅多にない。バイアスがかかりやすい状況を意識しながら入山した。
伊折で除雪中のおじさんに駐車スペースを作ってもらい、駐車して入山。ひたすら林道を歩く。新しい方のインナーブーツを選んだことが失敗で、番場島に着くまでに靴擦れを起こした。馬場島荘に寄って、県警にご挨拶。お茶を頂いて、状況の確認や情報共有を行ってから早月尾根に取り付く。最初の急登で板を脱いだが、ボブはそのまま登った。松尾平を過ぎると積雪は増し、深いところでは太腿〜腰ラッセルとなる。雪は軽いので、そこまでしんどくないが、やや降り過ぎたようだ。雪が多いのでルートは取りやすく、1600mあたりまでスキーで登れた。
1600m上あたりで、休憩しながら会議。重荷ラッセルで消耗した体力、雪の多さ、雪崩リスク、翌日の行動可能性、2人での安全マージンを検討し、電波があったのでゲンキングに電話して彼の意見も聞いた。結果、今回はここまでとした。悔しさはあるが、雪は良いので悲壮感はない。準備して滑走開始。とにかく荷物が重いが、とても良い滑りを楽しめた。再び番場島で挨拶してひたすら林道をスキーで下山。アップダウンがあるので、あまり快適でない。下山後は小谷へ移動して、いつもの所で美味しいごはんとお酒を頂いて寝た。
いい加減片付かない課題にうんざりもするけれど、それだけ難しいことに取り組んでいると思ってごまかす。生きてればまたいつか...
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