パウダーあります 藤巻尾根

2023年02月26日(日) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 8.2km
• 登り: 909m
• 下り: 921m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:02
• 合計: 6:04

8:39 スタート地点
9:29 9:30 藤巻山
14:13 14:14 藤巻山
14:43 ゴール地点

天候

雪のち曇りのち晴れ 風はピークで推定10m程度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

緩斜面の樹林帯から最後の1,400m台地に乗り上げる直前の急登で、雪崩が発生。
藤巻尾根だから雪崩はないということはない。

写真

関温泉休暇村の駐車場からスタート。奥に見える稜線が藤巻尾根の末端か？

隣接のリフト乗り場を左手に見ながら、膝下程度の新雪の林道を進む。

橋を渡ったら急登の尾根にとりつく。先行パーティのトレースがありがたや。

最初の台地に上がるとまるで厳冬期の様相だった。この後の天気回復に期待したい。

1本とり、休憩中の3人パーティを抜いて登っていくと、樹林帯を抜けるところで本日のラッセル部隊に追いついた。
ここまでお疲れさまでした＆ありがとうございました。

というわけで、先頭を交代してリーダーが頑張った。

青空が見えてきてラッセル姿も映える。
しかし帰りにはこの右奥に雪崩の跡を目撃することに…

本日のピークその1（1,411m）。尾根はまだ続くけれど、細く藪が濃くなるこの先には進まないのが藤巻尾根のセオリーらしい。

北東方向へまずは今日の1本目。深雪すぎて、緩斜面ではスキーが全く走らない。

100m弱落としてみたけれど、あきらめて登り返す。

当会の別パーティと遭遇し、一緒にもう少し標高を上げる。右上の樹林帯（1,480m）が本日のピークその2となった。

このまま帰るつもりだったリーダーの気が変わり、少し斜度のある北側の沢地形を滑ってみることに。

よい斜面でした（滑ってる？潜ってる？転んでる？）。

今シーズン最後になりそうなパウダーを満喫したら、再度登り返してそろそろ帰りましょう。

最初は無木立の短い急斜面。リーダーがドロップ。

O橋さんも続く。

見上げてもなかなかの急斜面。

樹林帯入口まで下り、雪崩の跡を見上げる。先行パーティが滑ったタイミングで雪崩れたらしい（巻き込まれてはいない）。

この先はほどよい疎林、ほどよい斜度の斜面が続く。とはいえ深雪のため、ボブスレーや下りラッセルも交えながらでないとスキーが走らない場面も。

あっという間に下界が近くなり、比例するように雪も重くなってきた。

この辺までは何とか。一見気持ちよさそうで、でもなかなか大変なのだ。

厳冬期から春スキーへ。我慢の滑りで林道まで下りたら…

最後の登りはスキーを担いでツボ足で駐車場へ復帰。
お疲れさまでしたー

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ビンディング スキー板 シール

共同装備

わかん スノーソー

感想

madokau

会でよく行くルートの一つであるが、今回が初めての機会となった。この日は荒天予報だったからか、3人パーティ×3組、4人1組、単独1組のみで、静かな山行を楽しめた。
スキーツアーのコースとしてはまことに条件がよくいうことなし。ただピークを踏むことがなく、山に登った気がしない（実際登ってない）のが、個人的にはちょっと残念。
そして小規模ながら直前に起きた雪崩を至近距離で見て、改めて気を引き締めなければと感じた。