大ナメラ
- GPS
- 03:35
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 730m
- 下り
- 753m
コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:36
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
締まった雪で歩きやすかった。擬宝珠肩の先から五五郎のコルまでの急下り、大ナメラ山頂直下の急斜面はかなりの斜度。 |
その他周辺情報 | なぜか鏡ヶ成ではワイモバの電波が無く、スタート地点が少しズレてしまいました。しかし擬宝珠肩〜大ナメラまではしっかり4Gの電波が入ってました。不思議。 |
写真
感想
念願の大ナメラ、ようやく登頂が叶いました。
今回は下見というか、気温も上昇していて半ば諦め気味で、とりあえず擬宝珠の肩まで行きました。ところが予想外に雪の状態が良く、アイゼンを着けていればほとんど地面を歩いているような締まった雪質。ノートレースでしたが、これは行くしかないと思い、思い切って歩みを進めました。
擬宝珠肩の先、いきなり核心部①草木の少ない急斜面の一枚バーンがあります。スキーなら最高の斜面ですが、斜度と雪崩の不安から、ここに飛び込むのは勇気がいります。降りるのはいいが、果たして帰りに登ってこれるのか…。今日の雪質なら…、そう信じて、真っ直ぐに直降。ここさえクリアすれば、大ナメラ直下までは大した事はありません。
五五郎のコルの先から登り返しになりますが、前の急斜面と比べれば常識的な登り。時々眺めの良い平坦地もあり、しばらくは最高の雪山歩きが楽しめます。
大ナメラへの登り、ここが核心部②です。ここの記録にも多くの指摘がある通り、見た目よりもかなりの斜度があり直登は厳しいです。北斜面をトラバースすると、若干斜度の緩い尾根状の地形があるのでそこからアタックします。トラバース時も、北斜面でかなり固めの雪面でしたので慎重に進みました。
山頂は直下の急登が嘘のような別天地!まるで雪のお庭のような、平らで広い山頂部でした。過去の写真を拝見すると枯木のオベリスクが数本あったようですが、朽ちてしまったのか、今は黄色いテープが巻いてある1本のみになってました。なお、最高地点はオベリスクよりもう少し山頂台地の中ほどのようです。
景色を堪能し、帰路へ。五五郎のコルまでは大山や矢筈三兄弟などの景色を見ながらのルンルン歩き。さて、核心部①の登り返しはどうか。。後ろを見ぬように、行きに自分が付けた足跡のみを見て真っ直ぐ直登。南斜面で雪が少し緩み、適度に足が埋まるので滑落の恐怖は無かったです。
無事に擬宝珠肩へ帰還。今回は山の神様のプレゼントで雪質に恵まれました。山行タイムも少し早いようですが、雪質次第ではもっとかかると思いますので、あまりあてにしないで下さい。
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