安土山：日本百名城の安土城跡

2023年03月12日(日) [日帰り]

• GPS: 02:56
• 距離: 6.7km
• 登り: 122m
• 下り: 117m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:59
• 休憩: 0:49
• 合計: 2:48

9:31 JR安土駅
10:20 10:52 安土城（大手門跡）
11:09 11:23 安土山
11:55 11:56 安土城（大手門跡）
12:16 12:18 JR安土駅
12:19 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

JR安土駅からスタート、ゴール。

コース状況／危険箇所等

石段の一段一段が結構高く急ですので、上下する際には注意が必要です。

写真

3/12 9:24

スタートはJR安土駅。左に見えるのが、安土山です。

3/12 9:26

駅前には織田信長の銅像。

3/12 9:29

駅前の観光案内所でゲットしたマップ。
これによると、幾つか見どころがありそう。
したがい、安土山へ直行するのはやめて、幾つか寄り道することにしました。

3/12 9:32

安土楽市楽座館。
築100年以上の建物だそうです。

3/12 9:37

旧い建物が連なっています。

3/12 9:40

音堂川湧水。鯉が泳いでいます。

3/12 9:41

音堂川湧水。

3/12 9:44

北川湧水。

3/12 10:05

セミナリヨ跡伝承地。天正8年(1580年)に、織田信長が日本で最初の神学校を建設した場所。
天正12年(1582年)の本能寺の変の後、安土城炎上とともに消失し現在は史跡公園となっています。

3/12 10:07

安土山。

3/12 10:13

百々橋。かつてはここに番屋があって、城下町通行の者と�宛�寺参詣の者を調べたそうです。

3/12 10:16

南山裾帯郭の虎口。

3/12 10:16

田園地帯ですねー。

3/12 10:49

城なび館。歴史資料展示が200円で拝観可能です。入場者には無料で荷物預かりのロッカーが利用できるとのことで、ありがたく預かっていただきました。

3/12 10:27

安土城の動画を視聴。

3/12 10:27

かつての安土城天守の上部復元ミニチュア。

3/12 10:52

さぁ、いよいよ安土城へ。入山料700円です。
当時も城を有料(100文)で公開する日があったそうです。100文は、現在の1万円に相当するらしいので、700円の入山料は「安い！」と思うべし。

3/12 11:28

安土城跡の順路。まずは大手道を登り天守台跡へ。その後下りは�宛�寺を通ります。

3/12 10:54

大手道を登ります。
当時は、この正面の真上に天守が聳え立っていて、信長の偉大さを示していたとのこと。

3/12 10:54

前田利家邸跡。

3/12 10:55

羽柴秀吉邸跡。

3/12 10:57

大手道。

3/12 10:59

大手道の階段にはところどころに石仏が使われています。築城を急ぐために角ばった立派な石を、早急に入手するために石仏や墓石も利用したそうですが、その姿勢には賛否両論あり、織田信長の評価を微妙なものにしています。

3/12 11:00

大手道の石仏。

3/12 11:00

大手道の石仏。

3/12 11:00

大手道の石仏。

3/12 11:02

3/12 11:03

更に登ります。我々の様に、普段から山に登っている人は楽しく登れますが、そうでなく気軽に来ちゃった人には結構キツイと思います。

3/12 11:06

黒金門跡。

3/12 11:07

仏足石。この様なありがたい石も石垣に使われていたそうです。

3/12 11:08

二ノ丸跡。

3/12 11:09

織田信長のお墓。
高野山の奥の院にも織田信長のお墓あったよなぁ？と思いました。で、検索してみると織田信長のお墓は20か所以上にあるそうです。

3/12 11:11

本丸跡。

3/12 11:12

この上が天守台跡。

3/12 11:13

天守台へ。

3/12 11:14

天守台。ここに地上6層地下1階という当時としては空前きらびやかな天守が聳えていました。これ以降、全国に建てられる天守のモデルとなったそうです。

3/12 11:16

安土城の山頂から琵琶湖方面を眺めるYocchitorako。何を思うか？戦国の世に思いを馳せているのか？もしくは「お腹減ったなぁ」か？後者に一票。

3/12 11:16

天守台からは、織田信長のお墓も丸見え。

3/12 11:30

�宛�寺の本堂跡。西の湖の眺め。�宛�寺は、安土城築城に伴って、織田信長によって城郭内に建立されました。

3/12 11:32

�宛�寺の三重塔。享徳3年(1454年)建立され�宛�寺創建時に近江国甲賀郡長寿寺より移築されました。国指定の重要文化財です。

3/12 11:33

結構急な下り。

3/12 11:35

二王門。元亀2年(1571年)に建立され、�宛�寺創建時に近江国甲賀郡柏木神社より移築されました。国指定の重要文化財です。

3/12 11:39

この辺りは、花粉が飛びまくっていました。(by花粉症のYocchitorako)

3/12 11:46

出口の茶屋で、

3/12 11:47

お団子を購入。味噌だれと醤油だれ、2本で300円。

3/12 12:13

安土駅に戻りました。
12:21の米原行きに乗車し、18きっぷでのんびりと9本の列車を乗り継ぎ、自宅へ戻りました。自宅には22時前に到着。

撮影機器：

EXILIM EX-ZS180 カシオ

感想

hanken

この週末は、18きっぷで関西遠征です。
この日は、安土城跡のある安土山へ。安土駅から安土山へ直行する予定でした。が、安土駅の観光案内所で入手したマップによると、様々な寄り道スポットがあるとのこと。したがい、音堂川湧水、北川湧水、セミナリヨ跡伝承地などを経由し、安土山へ。
安土山は、ご存知の通り織田信長が天下統一を目指して、(岐阜城よりも)京都の近くの交通海運の要衝に築いた城です。安土山(198m)は標高差にしてわずか100m程度の低山ですが、城としては十分な土地と標高。わずか3年程度で巨城を築いたとは、書き物では知っていましたが、いざ現地に赴いて歩いてみるとその凄さに驚くばかりです。しかし、こちらもご存知のとおり、天下統一を目前にして明智光秀に討たれ、3,4年しか実稼働せず、廃城となってしまいました。まさに「一寸先は闇」の戦国時代に思いを馳せ、一歩一歩踏みしめながらのプチ山行でした。感慨深く楽しかったです。