【下山はまさかのバリルートへ...】金毘羅山→日の出山→御岳山
- GPS
- 05:13
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,075m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:43
天候 | 晴れ。若干曇ってはいた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
数日前まで雨が降っていたため、泥濘んでいた箇所があった |
写真
感想
花粉シーズンの真っ只中、今日も無理のないハイキングコースを選ぶようにした。
ということで、既に登ったことのある日の出山を、武蔵五日市駅から金毘羅山を通って行くルートにした。
帰りは御岳山を通り、ケーブルカーで下りる予定だったが、後述のとおり御嶽駅まで歩いて行くことになった。
【金毘羅山】
お馴染みの武蔵五日市駅から出発。今回はバスは使わず街中を歩く。ちょうど中高生たちが通学していた。
東町のあたりで住宅街に入り、さらに歩くとようやく登山口が現れる。
この辺はもう桜が咲いていて綺麗だった。
金毘羅(こんぴらさん)が全国各地にあるのはご存知だろう。
本家は香川県琴平町にあり、以前四国に行ったときに立ち寄って、非常に長い階段を登った記憶がある。
名前からしてこの山もこんぴらさんを祀っている山の一つなのだろう。
山道は急な傾斜も無く、初心者には優しいコースだった。
登山口から三十分ほどで見晴台に着いた。どうやらここが金毘羅公園らしい。
ベンチやトイレ、展望台が設置されてあり、ここから五日市の町が一望できる。
山頂はすぐそこのようだが、気づけば通り過ぎていた。
よく探せばあるらしいが、見えにくい場所にあるようだった。
ここが目的地ではないので、そのまま日の出山に向かった。
【日の出山】
金毘羅山から日の出山までは結構長い距離を歩いた。
しかしその分急な傾斜もなく平坦な道が多かった。
以前は白岩滝ハイキングコースから日の出山まで歩いたが、あそこと比べると楽な印象を受けた。
平日にも関わらずすれ違う人が多く、人気のコースなのだとわかる。御岳山から歩いてきたのだろう。
山頂に着くと、やはり登山客で賑わっていた。
ベンチに座り、ここで昼食(コンビニで購入したサンドイッチ)を取る。
ベンチが満席になり、どんどん人が来たので食べ終わるとすぐに山頂を出発した。
山頂の付近には山荘があった。営業しているのかはわからなかった。
【御岳山】
日の出山から御岳山は割と近い。
目立つようなアップダウンもなく、平和な道だった。ただ落石がいくつかあるのでそこは注意が必要だ。
すれ違う客も結構いて、犬を連れている者も多かった。
御岳山エリアに近づくにつれ山荘がポツポツ見えてくる。
古い家屋が連なる煩雑とした細道に着くと、もう御岳山なのだなとわかる。
このまま下山してもよかったが、せっかくなので御嶽神社まで寄ることにした。
神社周辺は観光客でごった返していた。
春休み期間なのか学生らしき若い人が多かったように思う。
やはりここも犬を連れている人も多く、犬同士が威嚇し合う場面も見られた。
神社を後にし、このまま下山に移る。
ケーブルカーで下りる予定ではあったが、まだ体力も時間も残っているため、御岳駅まで歩いて行くことにした。
【下山】
御岳山からケーブルカーの駅までの途中、下山ルートへの分岐路がある。
今回はこの下山ルートへ入った。
このルートは舗装されており、業者用の車も通っている。傾斜はそれほどない分、クネクネした道を長時間歩くことになる。
ケーブルカーの下を通る辺りで、分岐路があった。
舗装道路をそのまま下るか、登山道のような道へ進むかの分かれ道だ。
迷う隙もなく、気づけば後者の道を選んでいた。
ヤマレコ上では人が歩いた形跡もあり(点線もない)、地面の硬い舗装道路よりもこっちのほうが歩きやすいと思ったからかもしれない。
初めは地面の柔らかい樹林帯の中を歩いていたが、次第に様子が変わっていく。
どこが山道なのかわかりづらい林へと突入し、傾斜もキツくなってくる。
幸い、木の枝ににテープが巻かれてあったため、それを頼りに歩くことで道を逸れずに済んだ。
しかし、進めば進むほど道は荒れていき、藪の中を掻き分けるように進んだ。
ここでようやくこの道がバリルート(一般的ではない登山道)であることに気づいた。
この時点でだいぶ進んでしまったため引き返すわけにもいかなかった。
今度は荒れた道に加えて傾斜がよりキツくなってきた。土も泥濘んでおり転ばないよう細心の注意を払った。
前方を見れば、御岳駅付近の集落が見えてきたので不安は少し減ったものの、滑落のリスクは依然付きまとう。
急な傾斜を長時間慎重に下った後、ようやく麓まで着いた。
枯葉が重なっていて道らしき道も無くよくわからない場所だった。木々も生えていて汚い庭園といった感じだ。
車の音のする方へ向かって歩くと一般道に出た。
やはり登山口の案内板はない。
ちゃんとしたルートではなかったようだ。
もう二度とこの道は使うことはないだろう...
花粉症のため、なるべく軽めのハイキングコースを想定していたが、思いもよらぬ結果になった。
下山時は「冒険をしない」というマイルールに反する行為とも言える選択をしてしまったのは反省点である。
しかしメガネとマスクを装着した甲斐あってか、花粉アレルギーが発症することなくハイキングができたのは嬉しい。
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