この冬初めてで最後の取立山で山スキー(原高山まで)
- GPS
- 04:35
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 881m
- 下り
- 881m
コースタイム
天候 | 晴れのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は午後から雨予報、かつWBCの準決勝があるので取立山は空いているはず〜と今シーズン初めて取立山で山スキーしました。オマケで原高山にも行きました。
もう雪がかなり減っており、林道のショートカットは難しく登りは林道をスキー歩行しました。登山道は思ったほど薮は出てなかったのは助かりました。
尾根筋を無理矢理登るトレースに沿って行きましたがスキーでは難しく、薮を掴みながら何とか登ります。それが済めばあとは楽勝です。
電波が繋がったので天気予報を見ると雨は15時前から、なので原高山まで行くことにしました。シールを剥がして滑り込みます。雪はやや締まったザラメで超快適です。
滑ったらウロコ板なのでそのまま登ります。原高山の方が風がマシでしたが、今日はまだ寒く、防寒装備は真冬並みです。お昼のカップ麺を食べたら、ウロコ板なのでそのまま滑り、取立山の登り返しもウロコで登りました。
ウロコ板は雪質によって登坂性能が大きく変わります。ズルッと滑る時はシールと違い一気にツルツルになりますから、ストックでのサポートが欠かせません。腕がムキムキになりそうです(笑)
取立山に戻ったらまたそのまま滑れます。シール歩行と違いウロコ歩行はとても軽快で、スイスイ進めるのでとても楽しいです。尾根筋から先の滑りはテクニカルで、一般的には難易度がかなり高いと思います。この時期これをストレスなく滑れたら相当なレベルにあるのではと思いますが、これはゲレンデスキーとは全く違う世界での練習が不可欠だと思います。かと言って山では常に危険と隣り合わせですから、自分のレベルに合わせつつ、かつ難易度の高いところは転倒しても大丈夫な場所を選ばないと、怪我に直結します。そう考えると山スキーと言うのは相当に難しいスポーツなのだと思います。
それはともかく、今回の尾根筋から何度かあるショートカットの滑りはとても楽しかったです。ザラメ雪とウロコ細板の軽快さはパウダー斜面をスーパーファットで滑るのに負けず劣らずだと感じたくらいです。
しかし調子に乗っていてはいけません。私のシーズンはある意味これからです(笑)。スキーとブーツ担いで登山靴で歩き、雪があれば少しだけ滑る。これの楽しさに根幹にはザラメ雪があるように思えてきました。
904m地点を通っていくルートは夏期駐車場を通らず、気付いたらいつの間にか登山道に入ってる♪というお得なコースですね。私が初めて雪の取立山に来たときに通ったのがここで(もちろん先行トレースを追っただけ)、以来二度と辿り着けず、憧れの幻ルートとなっていますのでよろしく。
> 気付いたらいつの間にか登山道に入ってる♪
ちゃんと登山道狙って入るもんよ〜うっかり変態トレースについていって気付いたらいつの間にか崖のような斜面に来てしまった!なーんてことないようにね(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する