湖西連峰.ラクダ岩〜行者さま

2023年03月29日(水) [日帰り]

• GPS: 01:01
• 距離: 2.4km
• 登り: 186m
• 下り: 105m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:04
• 休憩: 0:16
• 合計: 1:20

14:10 スタート地点
14:41 14:47 仏岩
15:04 15:14 ラクダ岩
15:30 ゴール地点

写真

3/29 14:21

行者様は愛知県最南東端にござった

3/29 14:21

3/29 14:21

背後の大岩に納まる

3/29 14:22

石段も立派　今でも信仰がある

3/29 14:33

ミカンもこのサイズ

3/29 14:37

伐採のためのテープだそう

3/29 14:40

3/29 14:41

ネコの土偶　小学生作？

3/29 14:42

ツツジ

3/29 14:43

仏岩

3/29 14:43

浜名大橋方面

3/29 14:45

3/29 14:47

このセンスに脱帽

3/29 14:53

3/29 14:53

これは紛れもなくトレンチ　この先にも本土決戦陣地がある

3/29 14:57

サルノコシカケが落ちていた

3/29 15:01

3/29 15:03

ラクダ岩　長いので命名？

3/29 15:04

奥浜名湖方面

3/29 15:24

廃ミカン農道へショートカット

3/29 15:30

あっけなくスタートに帰還

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

マツ

午後からスタート。桜満開なので近くをぶらぶらするか。
それより懸案の未確認行者さまを探そう。前回の頼りは『愛知の行者さま資料編』のみ。所在は行者山とあるが住居地図でもわからず、それらしい蜜柑山を随分放浪した。
今回は登山記事にこの行者様が画像とともに載っているのを頼りにする。どうも普門寺から梅田親水公園に至る山際にいらっしゃるらしい。普門寺から登山者が歩行可能な舗装道を探してみる。ひょんなことに急カーブ地点に神石山への登山ルートを発見。この近くと見当をつける。
春休みなので登山者もちらほら。親子連れに聴いてもそんな石仏は知らないという。とにかく公園まで降る。途中の八幡社辺りが怪しいので引き返しうろうろすると幸運なことに鉄塔下脇道で行者様を見つけることができた。登山者が知らないのも無理がない。
所在の雲谷町上ノ山はとても広いので登山記事が無ければとても確認はかなわなっかったろう。まずは数々の幸運に感謝しよう。行者様は大岩の窪みに祭られた一体像。像高は50�僂曚匹覇�部が大きく、穏やかな表情で可愛らしい。首、杖を持つはずの右手に欠損あり。数段ある石垣、結界も立派で当時の姿だろう。場所は静岡との県境すれすれで当然愛知県内最南東端だった。
多分仏岩のある山のことなのだろう。この行者様は里にあり、そこから修験道を案内する目印タイプと思われる。
良いものを見せていただいたので本日終了でもよいのだが少し時間が余ったので行ったことのいない仏岩とラクダ岩に登ろう。
降りてきた登山道を逆行し、まずは仏岩へ。立岩と同じ縦嶋チャート、弁天、浜名湖方面が広がる。
この登山道は古来ルートには違いないが巡視路でもあるらしく鉄塔を左に眺めながらラクダ岩へ。途中明確な戦争遺跡のトレンチを越える。やはりここでも敵を見下ろせる場所で活発に本土防衛をしていたことが分かる。
仏岩よりも高度感があるだけ広く見渡せる浜名湖を眺め、引き返す。携帯ルート画面を利用でミカン畑農道をショーカットするのが楽しい。あっけなく出発の合流地点に戻る。もう少し早出なら有名なパラダイスにもよれたのだが次回の楽しみにしておこう。