八幡平 山スキー&トレッキング 蒸の湯温泉から
- GPS
- 04:00
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 498m
- 下り
- 467m
コースタイム
天候 | 5日 曇り 6日 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
春休み期間中最後の山岳部の山行として八幡平に行ってきた。本来は白神山地の向白神岳を目指す予定だったが、4/1〜4/2で偵察に行ってきた時の雪の状態と、6日以降の天気が悪天であることから、急遽計画を変更した。向白神岳の偵察山行の記録のURLは以下に添付する。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5326967.html
沿海州を北東方向に低気圧が移動してくることから、その影響を受けにくく、かつ多少の荒天でも行動できる地形とその他条件(竹竿など)が整っており、弘前からそんなに遠くない場所として八幡平を選んだ。急な変更にも関わらず、全学山岳部のH先生と医学部山岳部のK先生は快く変更後の計画書を承認してくれた。ありがたい。
山スキー3人とツボ足2人のハイブリッド編成で臨んだ。記録の山行ジャンルの項の選定は迷ったが、5人中3人が山スキーを使用したことから、「山滑走」とした。
さて、当初の計画よりもだいぶ楽な行程になってしまった今回の山行は、大きな余裕があるからこそできたことがたくさんあった。
例えば読図。だだっ広い八幡平の斜面で、周りに見えるピークにコンパスを合わせて現在地を割り出す方法を伝授できたり、コンパスを合わせてまっすぐ歩く方法の確認もできた。
スキー組の滑走練習もできた。八幡沼の畔の斜面で緩傾斜から強傾斜まで、様々な種類の斜面で練習させることができた。
それでも余った時間は陵雲荘で潰した。小屋の中では、行ってみたい計画や、これから始まる新歓についてなどの話が弾んだ。貴重な機会だった。
天気は思ったほど悪くはなく、特に初日は八幡平の山頂から裏岩手の山々や岩手山、秋田駒ケ岳や森吉山などを眺望することができた。私以外の4人は八幡平に初登頂であった。車で山頂のすぐ側まで登れる時期よりも、アスピーテラインや樹海ラインが閉鎖している時期の登頂の方が達成感に包まれるのはいうまでもない。その点からしても、とても満足だったことだろう。
行動時間こそ短い山行だったが、今年度最初の山岳部の山行としては内容が充実した山行になったと思う。今年度も山岳部の活動が楽しく盛んなものであってほしいと願うばかりだ。どんな新人が入ってきてくれるだろうか。楽しみである。
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