皇海山…銀山平から庚申山、鋸山を経て

2014年10月25日(土) [日帰り]

• GPS: 11:40
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,366m
• 下り: 2,356m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:17
• 休憩: 0:24
• 合計: 11:41

距離 25.3km 登り 2,367m 下り 2,368m

5:29 銀山平
6:22 一の鳥居
7:12 庚申山荘
8:14 8:15 庚申山
8:48 駒掛山
9:19 薬師岳
9:59 10:00 鋸山
10:35 不動沢のコル
11:08 11:13 皇海山
11:39 不動沢のコル
12:18 12:19 鋸山
13:08 13:16 六林班峠
15:22 15:30 庚申山荘
16:19 一の鳥居
17:10 銀山平

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝5時過ぎに駐車場着、まだまだ空きありました。

コース状況／危険箇所等

庚申山の先は破線ルート。
鋸山までところどころ笹薮の中を行きます。
薬師岳〜鋸山の間の鎖場は、ちょっと緊張感を強いられます。
鋸山〜六林班峠までの笹薮はうんざりするくらいひどいです。
その他、詳しくは感想の欄で。

写真

10/25 5:53

林道脇、良く色づいています。

10/25 6:06

こちらも林道から。朝日に染まる山。

10/25 6:28

一ノ鳥居から庚申山荘までの間は、特に紅葉が綺麗でした。

10/25 7:29

山荘付近から。紅葉最盛期は素晴らしいでしょう。

10/25 8:01

庚申山手前で富士山が。

10/25 8:15

山頂到着。展望なし。

10/25 8:23

山頂のちょっと先で、大展望が開けます。白根山や男体山が見えます。

10/25 8:24

同じ場所から皇海山と鋸山。

10/25 8:32

鋸山11峰のひとつ。11峰もあった感じはしませんでしたが…

10/25 8:41

こんな笹薮をかき分けていきます。

10/25 8:51

藪こぎをしている時に、この目印が見つかるとうれしい！！

10/25 9:19

薬師岳。展望はなし。

10/25 9:29

ちょっと先の白山。ここは展望が開けます。

10/25 9:27

その白山から�　’鮑�山や男体山。眼下の紅葉が素晴らしい。

10/25 9:27

白山から�◆�皇海山アップで。

10/25 9:35

鎖場出現。結構急です。白山から鋸山まで鎖や梯子が多いです。

10/25 9:36

鋸山。正面のむき出しの岩肌を登っていきます。

10/25 9:49

庚申山方面。歩いてきた11峰。

10/25 10:00

鋸山につきました。

10/25 10:10

鋸山山頂から。遠く、武尊山や谷川岳などを望みます。この日は、槍穂など北アルプスまで見えました。

10/25 10:10

山頂から皇海山です。ここを下って、鞍部からまた登り返します。

10/25 10:45

存在感のある立ち枯れした木。

10/25 11:08

ようやく山頂。ここまで5時間半！

10/25 11:25

鋸山。ここから見ると確かにギザギザです。

10/25 11:49

別角度から鋸山。

10/25 12:19

再び鋸山山頂から。これから行く六林班峠方向。

10/25 12:26

振り返ってこれも鋸山。いろんな表情があります。

10/25 12:49

この笹の下に道があります。登山道と言っていいのかどうか…

10/25 13:05

この下にも登山道が。木々はもう落葉しています。

10/25 13:17

笹薮をかき分けやっと分岐点。ここが六林班峠のようです。

10/25 13:42

峠から山荘までの間、こんな沢を10回近くは渡ったでしょうか。

10/25 14:08

時折、色づいた木々が癒してくれます。

10/25 14:22

赤や、

10/25 14:24

黄色も。

10/25 14:34

突然、白樺の群生。

10/25 15:15

峠からここまでも、断続的に笹薮がありました。しかし、“ふれいあいの道”というなら、もっと整備してほしいです。

10/25 16:01

山荘から鳥居までの間。
その写真��

10/25 16:03

��

10/25 16:29

やっと林道です。行きはそうでもなかったですが、帰りは、長く感じました。

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

hiroshiki

皇海橋からのピストンでは、物足りなさそうだし、アクセスも大変そうだし、
かといって、銀山平からのルートはちょっとハードそうだし……
などの理由からなかなか行けずにいた皇海山。
今回、意を決して、銀座平からのロングルートを踏破してきました。

朝5時半出発、まずは林道でしたが、徐々に明けていく夜の中、朝日を浴びる紅葉がことのほか美しく、あっという間に一ノ鳥居につきます。
鳥居からも山荘までも、すばらしい紅葉が続き、勾配もゆるやかで、快適な散歩道といった感じです。この間は歴史的な奇岩、怪石も沢山あり飽きさせません。

庚申山荘を過ぎると本格的な登りが始まります。
岩肌を縫うように登山道があり、かなりの急登で梯子なども出てきます。
山荘から1時間ほどで庚申山に登頂。山頂に展望はありませんが、
少し先に行くと突然！といった感じで、素晴らしい大展望が開けます。
目的地の皇海山や日光連山を一望に収めることができます。

庚申山から先は、破線ルートです。
薬師岳までは、部分的に笹薮の深いところがあるものの、
注意していれば、ルート見失うほではないと思います。
薬師岳から鋸山の先までは、鎖や梯子が多く、かなり急峻で滑りやすいところもあり、要注意です。

鋸山からの展望も素晴らしいです。
皇海山や日光連山に加え、谷川や武尊、さらには南北アルプスまで見渡すことができきました。
鋸山から一旦下って、しばらく登るとようやく皇海山です。
ここは展望もなく、帰りも長いので一息入れて下山開始です。
鋸山へ登り返してしばし休憩、帰りは六林班峠峠経由で巻道を行くことにします。

この鋸山と六林班峠の間が最悪でした。鋸山の少し先からほとんど笹薮の中を行きます。時には背丈以上の笹が生い茂り、ルートも分かりにくく、何度かロストしそうになりました。
おまけに笹の下に倒木や木の根などが隠れており、それらに何度もぶつけたり、つまづいたり、こけたり…思わず悪態が出てきます。

そして、やっとの思いで六林班峠の分岐です。
この先も山荘まで、多少はましですが、断続的に笹薮が続きます。
もううんざり！というくらい続きます。
加えて、基本的に山腹をトラバースしていくため、谷側は切れ込んで崖になっているところが多く、歩きづらくペースが上がりません。
しかしながら、時折色づいた木々が目を和ませてくれます。
新緑や紅葉の最盛期は、綺麗だと思います。

長い長い巻道でしたが、どうにか山荘にたどり着きます。
ここからは、来た道を引き返すだけですが、
最後の林道は、来る時と違い思いのほか長く感じました。

長々と書きましたが、特に鋸山から山荘までの巻道ルートは、
ちょっと整備不足の感は否めず、万人向けではないです。
とはいえ、全体的には充実感と達成感を味わえる好ルートでした。
今度は新緑の頃に再訪してみたいですね。また違った表情を見せてくれそうです。