春の福島・日本百低山巡り◆蓬田岳(ジュピアランド平田より探検コース→尾根コース周回)
- GPS
- 01:59
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 428m
- 下り
- 418m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:58
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・往路登った「探検コース」は山頂までほぼ切れ目なく木段の急登が連続。ジュピアランド側登り口に森林管理局の通行制限の看板あり(山頂側には注意書き等なし;遊歩道を忠実に辿れば問題なく通行可、下り利用をお勧め) ・下山に使った尾根コースの方が木段少なめで登降しやすく、上部の展望も良い上、途中程良いポイントに休憩打ってつけの水場もあり、オススメ度大 ・来週半ばから開催の芝桜祭期間、ジュピアランド駐車場やハイキングコースは週末・連休中心に相当の混雑予想…(入園協力金要;今年は5/14まで) https://www.vill.hirata.fukushima.jp/site/jupialand/1519.html |
写真
感想
初日1座目・鎌倉岳から当初予定より1時間余り早く下山、天気も上々のため、急遽計画変更し、2日目午後に目指すつもりだった阿武隈山地西方の百低山・蓬田岳に向かうことに。磐越道からあぶくま高原道路(無料区間)をひた走り、登山口のジュピアランド平田に午後3時20分過ぎ到着。ちょうど翌週からの芝桜祭り会場の準備が進み、濃いピンクの芝桜もピーク時の6−7割の鮮やかな色付きにて、気の早い平日観光客に交じって、夕刻のお替わりハイクにダッシュで出発します。祭り会場をグルリと回り込むように登っていくと、山頂に通ずる「探検コース」入口。ここからは緩やかな遊歩道風の小路が伸びてますが、途中の路傍に建つ森林管理署の「この先道が荒れており注意」の注意看板と ”探検” のコース名に幻惑され、ルート上方のヤブ道に突っ込みます。程なく道を失い、進むも退くも至難の「雪隠詰め」状態となって、ヤマレコ・みんなの足跡を頼りにヤブの薄いところを強引に下っていくと、元の幅広の遊歩道に逆戻り…。時間的には10分弱のロスでしたが、日もだいぶ傾き、暗くなる前に下山できるか…という焦りもあったことに加え、登山地図や分県ガイドなど必要な情報を十分頭に入れて置かなかった自らの準備不足も大いに反省です。
気を取り直し、果てしなく続く試練の木段を黙々と登っていくうち、勾配が少し緩み、やがて標高1,000m弱の蓬田岳山頂に到着。日本百低山の他、東北百名山にも列せられる阿武隈の名峰にて、相変わらずの春霞状態ながら、阿武隈山地の盟主・大滝根山をはじめ、頂上広場末端の岩場からの展望はバツグンです。そそくさと証拠写真を撮り、帰路は頂稜の反対側から素直に尾根コースを下ります。往路の探検・難渋ぶりとは裏腹に、こちらは木段地獄もなく歩きやすいルートが続き、適度に疲れが溜まったあたりでは、岩間から冷たくて美味しい清水が沁み出す水場も出現。活力を取り戻し、登山口の駐車場には何とか明るいうちに帰り着きました。取急ぎこの日のお宿にチェックインが遅れる旨連絡、「7時過ぎに到着できれば、お風呂に入った上で夕食を取れます」との有難い返事を頂き、勇躍あぶくま道から磐越道〜常磐道経由で約80km強の道のりを疾駆し、何とか夜7時過ぎに南相馬のビジネスホテルへチェックイン。名峰2座分の山の汗を流し、ボリュームたっぷりの夕食+ご褒美ビールを疲れた身体に流し込んで、初日の行程を終えました。
これにて当初計画のターゲット3座のうち初日に首尾良く2座を踏破、翌日も午後まで好天予報のため、現地で福島県内の百低山をヤマレコ検索し「ウィンドウショッピング」、急遽会津エリアの小野岳へのツアーを検討することに。登山口間の移動距離も140km強と相当に長く、行程的には日没までに下山できるかギリギリで、明日も結構なチャレンジとなります。おまけに雪深い会津エリアのお山ということで残雪の状況も気になる上、明日午前のターゲット、伊達エリアの名峰・霊山をどれくらいのタイムで攻略できるか次第ですが、まずは睡眠をしっかり取って気力・体力を回復し、明日は早起きして出来るだけ朝食を手早く済ませることにします。還暦オヤジの名山巡礼、冒険の旅はまだまだ続く…。
[※2023年4月15日、satonao1記す]
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