秣岳〜須川岳(栗駒山)周回
- GPS
- 06:24
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 792m
- 下り
- 789m
コースタイム
天候 | 終日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
秣岳登山口まで約3匚馥342号線を歩きます。 ビジターセンター開館時間前は須川高原温泉駐車場のトイレ利用可能ですが、須川湖の方がキレイです。昭和湖のトイレは使用可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特にありません。 泥濘箇所多数。スパッツ着用がおすすめ。 |
その他周辺情報 | 須川高原温泉、栗駒山荘など |
写真
装備
備考 | 冬用の帽子手袋はこの時期必携ですが、夏用の帽子を忘れてしまいました。 |
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感想
10月も下旬となれば岩手の山は雪も覚悟しなければなりません。
先週末は広く高気圧に覆われ、しかも南から暖かい空気が入り気温が上がるという絶好の天気予報に「どこに行こうか」と期待が高まります。
いろいろ検討した結果「裏岩手で小屋泊まり&一人すき焼き」に決めて金曜の夜帰宅すると、家内が風邪でゲホゲホと咳き込んでいました。
娘に明日の予定を尋ねると「何もない」と言います。
う〜ん。一人で出かけたいけれど、この状況で娘を置いていくと家内から確実に風邪をうつされるだろうと考えました。娘に「家にいると風邪うつるから、父ちゃんと山に行こうか」と言ったらあっさりOKになりました。
と、いう訳で愛娘の健康のため(笑)裏岩手は中止。代わりに以前から行ってみたかった秣岳に日帰りで娘と出かけました。
さて、翌25日(土) 6:30自宅出発。須川に向かう広域農道は濃霧につつまれていました。こういう日は快晴になるもんです。道中のラジオの天気予報も「晴れ!」の一言でした。
徐々に霧が晴れて、一関に入るあたりにはすっかり快晴となりました。
途中、「ぶなの恵み」で美味しいお水を汲んで8:30須川高原温泉到着。
1か月前の混雑は既にありません。
身支度をして国道342号線を約3卻發い乍続拇仍蓋へ向かいます。
すっかり葉を落とした木々から暖かい日差しが降り注ぎます。
登山口から1時間ほどで秣岳到着。先行していた方に写真を撮って頂きました。
山頂は無風で暖かく、このまま一日のんびりしたい位の快適さ。でも、暖かいせいか霞がかってあまり遠望は利きませんでした。鳥海山も裾野は見えましたがてっぺんは隠れていました。
まだ先は長いので進みます。
気持ちの良い尾根歩きが下りに差し掛かると風景が一変します。秋の日に輝く草紅葉の真ん中に木道が伸びています。そして、ヤマレコで最近話題の「栗駒のモンサンミシェル」。どこまでも歩いて行けそうな快適なトレイルを楽しみました。
と、思ったのもつかの間。御駒岳への登りでいわゆる「シャリバテ」でしょうか、急に足が上がらなくなりました。思えば、朝食は食パン一枚にスープだった。燃費の悪い私ですから、すでにガソリン切れ。後ろを歩く娘は「全然疲れてないよ〜♪」と
余裕綽々。結局、2度ほど「休ませてくれ〜!」と頼んで休憩。
なんとか急登を制して、御駒岳へ。
展望岩頭で、ストーブを出してさっそく昼飯です。今日も味噌ラーメン味玉・ソーセージのせ&おにぎりです。アツアツのラーメンをすすり、ようやく力が湧いてきました。
充電完了で、天狗平、須川山頂へはサクサク。
須川山頂はそれなりに賑わっていました。晩秋とは思えない陽気と快晴の下、ゆっくりとランチを楽しんでいる方が多かったです。
記念写真は、いわかがみ平から登ってきた若い男性2人組に撮って頂きましたが、その内一人は、素足にクロックス履いてました!なんでも、「山登りの予定ではなかったが、天気が良かったので登ってみた」とのこと。無事下山されますように。
折り返し下山です。今日は昭和湖でトイレ&ティータイム休憩しました。
みかんを食べつつ、私は名水コーヒーでくつろいでいると、一羽の白鳩が舞い降りてきました。さっそく娘がマイカメラを手に近づいて見ましたが、人馴れしているようでまったく逃げる気配はありません。よくよく見ると足環をはめています。レース鳩でしょう。レースの途中で迷ったか、脱落したと思われます。
ここは有毒ガス発生場所でもあるので、「早く飛び立てよ」と声をかけつつ昭和湖を後にしました。(水際には狸の死骸もありました)
名残が原で何度も振り返りながら、須川高原温泉に15時過ぎ無事下山しました。
およそ13劼旅堋でしたが、娘は「今日は全然疲れなかった」そうです。恥ずかしながら私は結構疲れました。娘に置いて行かれる日も近そうです(笑)
いつも子連れ登山、微笑ましいです。
栗駒のモンサンミッシェルを歩く姿、将来楽しみですね!
自分の子供は、大学生で、仙台で別々に暮らしています。
同じ時間を共有できる期間って短いものでした。
山で一緒に過ごすことが出来るって素敵です!
ytk340さんのレコのように、自分の子供を山に誘ってみようかな!
heikitiさん
こんばんは。コメントありがとうございました!
親バカネタで恐縮ですが、実は娘に嬉しい変化がありました。それは最近すれ違い時の挨拶の声が大きくなったことです。
父親に似て(笑)人見知りがちな娘。ちょっと前までは、恥ずかしいのか小声でした。
些細なことですが、山で出会う方々に励まされながら成長してきたと思います。
いずれ、父親と出歩くことも無くなるでしょうが、十年後にでも成人した娘と山小屋でビールを飲んでみたいですね
自分も今年の前半、原因が分からずに悩みました
山行の時はしっかり「ご飯」を食べないと持たないものだと実感してます。
娘さんも小屋泊・ご来光、縦走と様々経験され、すっかり山ガールですね。
自分はまだ小屋泊の経験がないので羨ましいかぎりです。
道路が冬季通行止めになる前に、どこかに登らねばとソワソワしています。
ginalteさん
こんばんは。コメントありがとうございました!
普段から十分すぎる体内備蓄(笑)をしているのですが
備蓄燃料の点火スイッチが入りませんでした。
きっともう少し頑張れば燃焼するのでしょうが、その前に倒れると思います
ytk340さん、こんにちは。
良いコースですよね、私も大好きです。
本当は須川温泉側から登ると楽なんでしょうが、
少しM気がある私は秣側から登ります
御駒岳への登りでは私も何度か休みました、きつい登りですよね
それが疲れないとは…娘さんに脱帽です。
山ガールの娘さんにすっかり負けていますね
rikyuさん こんばんは。
コメントありがとうございました!またしても後追いで行って参りました。
皆様のGPSログを拝見しても天狗平から秣岳に行った方が楽だろうと思ったのですが、須川温泉イン・アウトの場合国道歩きがあるので、「登る前に歩くか、降りてから歩くか」の二者択一で前者を選びました。
>御駒岳への登りでは私も何度か休みました、きつい登りですよね
きついと感じたのは私だけでなくホッとしました
>山ガールの娘さんにすっかり負けていますね
その通りです そろそろ娘におんぶしてもらおうと思っています
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