高尾を歩く 南高尾〜大垂水峠〜一丁平〜日影沢

2023年04月29日(土) [日帰り]

• GPS: 08:34
• 距離: 19.9km
• 登り: 867m
• 下り: 875m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:57
• 合計: 8:27

距離 19.9km 登り 875m 下り 883m

6:51 高尾山薬王院祈祷殿駐車場
7:08 7:11 四辻
8:07 8:09 拓殖大西尾根分岐
8:20 8:21 草戸峠
8:30 8:31 境川源流
8:35 草戸山
8:54 8:55 榎窪山
9:00 9:02 三沢峠
9:18 泰光寺山
9:22 西山峠
9:27 9:28 東山
9:32 入沢山
9:38 9:39 見晴台
9:45 中沢山
9:54 9:55 コンピラ山
9:58 尾上峰
10:02 赤馬分岐
10:11 大垂水バス停
10:27 10:50 大平林道大垂水分岐
11:17 11:18 大垂水峠(学習の歩道)分岐
11:26 11:27 荻原作業道口（上部）
11:31 一丁平
11:42 一丁平展望台
11:58 五十丁峠
12:12 一丁平展望台
12:18 12:21 一丁平
12:26 12:27 荻原作業道口（上部）
12:39 12:41 荻原作業道口（下部）
12:55 逆沢作業道口（下部）
13:36 日影沢キャンプ場
13:41 13:50 日影林道口駐車スペース
13:57 13:58 日影バス停
14:04 裏高尾バス停
14:10 摺差バス停
14:16 14:17 高尾梅の郷まち広場
14:24 高尾天満宮
14:30 14:31 荒井バス停
14:55 高尾駒木野庭園
15:00 高尾山ちか道入口
15:09 Mt.TAKAO BASE CAMP
15:16 15:17 TAKAO 599 MUSEUM
15:18 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高尾山祈祷所駐車場を利用（￥500/一日）

コース状況／危険箇所等

危険個所なし

その他周辺情報

所要により直帰

写真

4/29 6:39

約一か月振りの高尾。最近、距離の短い山行が続いていたので距離を長めに、そしてこれまた久しぶりの南高尾を歩くことにする。もちろん、花も愛でながら。

4/29 8:31

南高尾はアップダウンがあるものの歩き易い道が続く「関東ふれあいの道」のため、スニーカーでも歩ける。
山の神が祭られているので、ケガの無いように祈願。

途中、唯一と言っても良い展望個所。休憩用の椅子完備でゆっくり寛げる。
登録サイズの制限で、その他の紹介はカット。南高尾を廻り大垂水峠、一丁平に出て日影沢に下った。

ここから今日の花の紹介。50種ほどの草花を撮ったが、これまた登録サイズの制限があり、いくつかご紹介するに留める。
まずはクマガイソウ（熊谷草）。
平家物語の熊谷次郎直実が背負った母衣（ほろ）が、袋状の唇弁に似ているのが名前の由来らしい。環境庁の絶滅危惧�粁燹�

ツクバネウツギ（衝羽根空木）。
種子に追羽根に似た羽根がつくことが名前の由来らしい。

タツナミソウ

オウギカズラ（扇葛）
葉の形が扇に似ていることが名前の由来らしい。

ホウノキ。周りが甘酸っぱい良い香りに包まれている。
朴葉味噌や、豚肉などを包んで焼く朴葉焼きなど食べ物でおなじみだと思うが、実家では子供のころ良くホウバママ（きな粉ご飯をホウバで包んだ保存食）を作ってもらった。
樹皮はコウボク（厚朴）という漢方薬の原料にもなるらしく、全体が人間に役立ってくれる木だ。

キンラン
残念ながらギンランには会えなかった。

ハンショウヅル（半鐘蔓）
火事を知らせる時に叩く半鐘に形が似ていることが名前の由来らしい。白や黄色の花が多いこの時期、貴重な赤色の花だ。

ラショウモンカズラ（羅生門蔓）
羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に例えた名前らしいが、見た目となかなか繋がらない。

オドリコソウ
ヒメの方は春先に彼方此方で見られるが、こちらはなかなかお目にかかれない。

ちなみに今、ヒメの方はこんな感じになっている。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

よし

　ここしばらく、春の花を追って群馬・新潟方面に出かけ歩く距離も短った。ちょっと足腰が弱くなってきた感じがして、ちょっと長い距離を歩こうと高尾に来た。雲取も距離を歩けるのだが花が少ない。長距離歩けて花もある高尾にしたという訳だ。
　クマガイソウという花も見たかった。ラン科らしいが葉の形、花の形どれをとっても雅なランの花とはとうてい思えない形をしている。なぜこのような形になる必要があったのか、本当に不思議な花である。
　沢山の花を愛でながらの久し振りの長距離歩き、心地よい疲れが残るハイキングになった。