野上駅〜いろは橋〜横隈山〜更木BS〜野上駅


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 691m
- 下り
- 687m
コースタイム
天候 | 快晴。気温≒15℃〜18℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】野上駅⇒HOME |
コース状況/ 危険箇所等 |
この横隈山のハイキングコース自体は誰でも不安なく歩ける、安全なハイキングコースだと思います。横隈山登山口からは、分岐ごとに案内道標などが設置されて、地元の方々によってしっかりと保全されていると思います。 しかし、残念ながらほとんど人気が無い山域だけに、多少マニアックなハイカー好みの山域と言えるかも知れません。起点となる秩父鉄道の野上駅周辺を含めて、一般ハイカーの役に立つような、飲食および物品販売施設はほとんど有りません。 又、下山時には大型ダンプがかなり多く行き交う道を歩きますが、ところどころで歩道が無い場所があります。交通事故防止のために右側通行の励行と、出来るだけ目立つ服装をしておいた方が良いと思います。 トイレは野上駅、長瀞アルプス登山口の萬福蜜寺だけだと思います。往路での自販機の有る場所は野上駅から離れてしまうと、出牛集落の中間付近にある藤屋酒店さんだけです。写真のコメントでも記述しましたが、いろは橋を渡った先の民家の自販機はすでに撤去されて無くなりました。復路で自販機のある場所は、更木バス停と出牛交差点の中間付近で操業している、採石事業所の(株)上武さんの事務所脇に数台あります。 ◆コース概況◆ 【野上駅〜長瀞ゴルフ倶楽部ゲート】 単純な舗装道路歩きです。事前に買い物がある場合は、国道140号線中野上交差点にあるセブンイレブン経由で行かないと、後々お店が有りません。 【長瀞ゴルフ倶楽部ゲート〜出牛集落】 長瀞高原ビレッヂ門までは林道ですが、それ以降は山道となります。出牛峠(舗装道路出合い)に出たら、舗装道路を横断して直ぐ真正面の山道を入ると、1〜2分で大正六年四月に建てられた古い石標があります。道なりに進めば出牛集落の西福寺南側に出ます。県道44号線に出たら北へ750mほど進めばいろは橋がありますので、橋を渡ったら左側へ入ります。 【出牛集落〜平沢登山口】 アスファルト舗装された緩やかな坂道をひらすら登るだけです。いろは橋から1,500mほど頑張って歩けば登山口に到着します。 【平沢登山口〜更木登山口】 地元本庄市のハイキングに関わっている、いろいろな団体の方々が設置した道標が頂上まで導いてくれます。途中の平沢峠には古い石標が建てられています。平沢峠から道を南に下り、2本目の鉄塔を過ぎればコンクリート舗装された林道に出ます。 【更木登山口〜出牛集落】 舗装道路歩きですが、更木バス停を過ぎて直ぐに採石事業所があり、大型ダンプカーが引っ切り無しに走っていますので、歩道が無い場所での歩行通過は十分な注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 野上駅から国道140号線を500mほど北側へ行った先の中野上交差点に、新しく出来たセブンイレブンがあります。又、長瀞アルプス登山口(萬福蜜寺)近くに新しい飲食店が出来たようです。参考のために野上駅前にあった広告の写真を掲載しておきます。 |
写真
諦めて歩き始めて5分もしないうちに、路線バスが私を追い抜いて走り去った。エッ!!ちょっと待てよ!そんなバカな!?ここは始発バス停の次のバス停なのに、こんな時間誤差は絶対に有り得ないでしょ!?
装備
個人装備 |
1/25,000地形図 1 鬼石
昭文社 山と高原地図 1 奥武蔵・秩父(2014年版)
シルバコンパス 1
トレッキングポール 1 収納袋共
雨具 1 折り畳み傘
緊急シート 1 寝袋タイプ
携帯電話 1
単眼鏡 1
カメラ 1
メモ帳 筆記用具共
携行食 カロリーメイト、飴等
救急セット カットバン等
健康保険証 運転免許証共
タオル
ゴミ袋
ペットボトル 飲料水
ツールナイフ 1
ヘッドライト 1
アマチュア無線機 1 144、430Mhz
予備電池 1
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感想
天気予報では11月8日から数日間は雨っぽくなると言っていたので、快晴の予報が出ている11月7日に山に行こうと急遽思い立った。それで、せっかくなので出来れば多少なりとも、紅葉もしくは黄葉を楽しめて、あまり人が居ない山を探し出して、「不遇の山」とか「寂峰」と揶揄されている横隈山を思いついた。
実は横隈山は20年以上前にハイキングしていた頃より、かなり気になっていた山であった。しかし自家用車やバイクを持たずに、公共交通機関しか使えない身にとっては、横隈山はアプローチが実に不便だし、これと言った惹きつける様な魅力や華も無く、どちらかと言えば野暮ったい山と言う印象しか受けなかった。しかし、このまま何時までも放置しておくわけにも行かず、今回、20年以上も懸案事項であった横隈山と初めてお手合わせ頂く事とした。
秩父鉄道の野上駅で降りたハイカーは、自分を含めて2人だけだった。もう1人のハイカーは萬福蜜寺より長瀞アルプス登山口へ向かって行ったので、一人で県道13号線を西へ向かう。途中の道沿いにある廃墟のようなモーテルのあたりで、ビンズイ、アオジ等を見かける。オッ!と慌てて単眼鏡を取り出すが、小鳥の動きは実に素早い。カメラとてコンデジなので撮影なんかとても無理。仕方なく囀りだけ楽しませてもらう。
しばらく歩いて長瀞ゴルフ倶楽部ゲートに到着。ここから舗装道路と分かれて林道歩きとなり、最初は薄暗い杉の植林の中の林道を、長瀞高原ビレッヂの門まで歩く。ここから以降は植林・雑木林・竹林が交互に現れる山道歩きで、直ぐに舗装道路と交差する出牛峠に出て、後はそのまま出牛集落までの山道歩き。出牛集落のいろは橋を渡った先に有るであろうと期待していた自販機で、清涼飲料を買おうと思っていたら、自販機がすべて撤去されておりチョットがっかりする。仕方ないと諦めて登山口までの緩やかな坂道をゆっくりと登り続ける。
登山口到着後に山靴の紐を締め直して、自分の気持ちも引き締める。山道はしっかり踏まれて整備されており、本庄市山岳協会や児玉山の会等と書かれた道標が、要所要所に設置されていた。横隈山は本当に安心して歩く事ができるので、大切に手入れしている地元の山好きの方々に感謝しなければならない。
到着した頂上から望む群馬県側の眺めは実に素晴らしい。空気が澄んでいたら更に遠くの山まで見渡す事が出来たと思うと、真冬の快晴日にもう一度来てみたいと思った。こんな素晴らしい眺望を持つ山なのに、20年以上も放置して来なかったのが実に悔まれた。
しかし頂上に到着したら、冷たい北風がかなり強くて休憩出来る状況では無かったので、写真だけ撮影して風が弱い場所まで引き返してから休憩する。
平沢峠からは来た山道と分かれて真っ直ぐ南に進んで、2本の送電線鉄塔を越えて住居野峠へ向かう。住居野峠からは舗装道路をしばらく歩いて、再び出牛集落より出牛峠を越えて野上駅に戻る。野上駅へ戻る途中で、駅前周辺ではビールが買えない事に気付いて、中野上交差点にあるセブンイレブンでビールを購入してから駅に向かい、電車を待ちながら一人打ち上げを行い帰路についた。
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