日本百名山 残雪の羅臼岳［ホテル地の涯から冬季ルートピストン］大変でした

2023年05月03日(水) [日帰り]

• GPS: 08:55
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,525m
• 下り: 1,519m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:54

距離 13.7km 登り 1,530m 下り 1,523m

5:01 ホテル地の涯
5:06 5:08 木下小屋
7:13 弥三吉水 天場
7:25 7:26 極楽平
9:51 9:55 羅臼岳直下の岩場
10:04 10:31 羅臼岳
10:32 11:17 羅臼岳直下の岩場
12:36 極楽平
12:46 12:47 弥三吉水 天場
13:50 13:51 木下小屋
13:55 ホテル地の涯
13:55 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ホテル地の涯の駐車場に車を停めました（無料）
※ホテルは設備工事のため休業中でした

コース状況／危険箇所等

積雪期のルートで登りました

弥三吉水、極楽平付近は木の枝が出ていて非常に歩きにくかったです
極楽平を越えた後の斜面がかなり急でした
ルートを間違えると崖っぽい所もあるので注意しました

岩清水から山頂までは登りはじめと最後がかなり急でした
登りの時は雪がまだ固くピッケルのシャフトがしっかり刺さりませんでした
そのためヘッドのピックを刺して支点にして登りました

極楽平とそこから山頂に向かっての斜面で熊の足跡がたくさんありました
行きはなかったけど帰りにはたくさんあったので登っている間に通ったようです
熊はそこら中にいると思います
こちらの存在を知らせるための鈴などの音のなるものは必須だと思いました

その他周辺情報

羅臼　ホテル峰の湯
http://www.rausu-minenoyu.com/
日帰り13時〜21時　500円
露天風呂は湯の花がたくさん沈んでいて硫黄の香りもありとてもいいお湯でした

写真

5/3 4:59

おはよーございます！
AM5時に出発

5/3 5:02

すぐに木下小屋に到着
登山者名簿が置いてあるので記入してから登りました
当日は自分たちが一番乗り
前日は一人だけ登山者の名前が書いてありました

5/3 5:22

初めは樹林帯歩き

5/3 5:41

あと5.9キロ地点

5/3 5:57

しばらく登ると残雪が出てきました

5/3 6:17

ずっと向こうに山頂がちょこっと見えます

5/3 6:21

山頂まであと5キロ地点

5/3 6:32

この辺りから枝に行く手を阻まれます

5/3 6:40

展望が開けたところに出ました
いい景色(*´▽｀*)

5/3 6:40

弥三吉水の少し手前です
ここで朝ごはんにしました

5/3 6:52

湿地帯の氷が解けてドラゴンアイみたいになってます

5/3 6:53

知床五湖がみえました

5/3 6:53

空が青い！

5/3 7:09

途中雪の無いところもありました

5/3 7:09

弥三吉水に着きました
山頂まであと4.3キロ地点

5/3 7:16

なかなか大変だ！

5/3 7:29

山頂をバックに記念撮影

5/3 7:40

枝で苦労した極楽平を抜けて斜面に取り掛かる

5/3 7:42

山頂が近づいてきました！

5/3 7:48

壁のように見える急斜面
どこを登るのかな？

5/3 7:56

トレースがあったので無事に登れました

5/3 8:04

ぐんぐん高度が上がります

5/3 8:18

5/3 8:37

山頂までかなり近づきました

5/3 8:39

この辺りから風がビュービュー吹いてきました

5/3 8:42

5/3 8:43

5/3 8:52

振り向いて
知床の山地とオホーツク海

5/3 8:58

どーんと山頂をバックに記念撮影

5/3 9:03

前日に登った方の踏み跡かな？
ここからだと急だしその先がどんなかわからないのでもう少し進んで正規ルートで行くことにしました

5/3 9:16

5/3 9:18

こっちが正規ルート
登り始めがかなり急でした

5/3 9:22

雪解けの水が氷瀑のようになってます
ここでストックをデポしてピッケルに持ち替えました

5/3 9:22

左には斜面越しに国後島が見えました

5/3 9:23

振り向いてサシルイ岳
立派な山容です

5/3 9:31

一歩一歩慎重に登る
なかなか怖かったです

5/3 9:38

急斜面を登り切りホッと一安心

5/3 9:46

5/3 9:47

しばらく登ると岩場に
つかみどころがあるだけ楽に感じました

5/3 9:49

5/3 9:51

山頂までの急斜面を見上げる
急に見えませんがかなり急でした

5/3 9:58

登ってる途中で横を見るとこんな感じ

5/3 9:58

5/3 10:05

5/3 10:08

最後は岩場と雪の急斜面

5/3 10:08

登り切って山頂手前
真っすぐ立っていられないほど風が強かったです

5/3 10:10

そして山頂に到着
ヤッター＼(^o^)／
がんばりました！

5/3 10:11

知床半島付け根側の景色
右がオホーツク海
左が根室海峡

5/3 10:11

アップ
遠くに見えるのが前回登った斜里岳かな

5/3 10:13

記念撮影
風が強くて写真撮るのも大変でした！

5/3 10:15

山頂からの景色
右側に知床五湖が見えます
中央付近が登ってきた尾根かな

5/3 10:15

山頂からの景色
はるか沖に国後島

5/3 10:28

山頂は風が強いので早々に下山
急斜面なのでバックステップで下りました

5/3 10:32

5/3 10:43

少し下ったところでお昼休憩

5/3 10:45

勝手がわからないので簡単にカップラーメン
山だから美味しい😋

5/3 11:07

休憩場所から知床岬方面の景色

5/3 11:10

休憩後下ります

5/3 11:25

なかなかの高感度

5/3 11:29

登りで大変だった急斜面
下りは雪が柔らかくなってて楽々行けました

5/3 11:31

5/3 11:37

5/3 12:05

極楽平を見下ろす

5/3 12:16

この辺りで熊の足跡がたくさんありました

5/3 12:22

振り向いて山頂

5/3 12:36

熊に注意しながら木々をかき分け進みます

5/3 12:55

朝ごはんを食べた場所まで降りてきました

5/3 12:56

綺麗だ！

5/3 13:07

熊に注意しながら下ります

5/3 13:50

木下小屋まで降りてゴール
今日もいい山行になりました！
ありがとうございました

5/3 14:50

温泉に向かう途中の知床峠から
立派な山容の羅臼岳

撮影機器：

Canon EOS Kiss X3 Canon

感想

ヤマメモ

5/3(水)は北海道の百名山
羅臼岳に登りに行ってきました

前日に知床五湖へ行きましたが
そこから見えた羅臼岳は
残雪たっぷりでかなりの急斜面

見た目に距離もかなり長く感じて
「ちゃんと登れるだろうか？」
と、少し不安に思いながらスタートしました

初めは樹林帯を歩き
しばらく行くと残雪が出てきました

その後は枝が行く手を阻み
前回の斜里岳と同様に真っすぐには進めず
枝をかわしながら登っていきます

極楽平を過ぎるとだいぶ開けてきて
枝からは開放されますが
今度は残雪の急斜面と強風で
なかなか楽には進めません

最後の岩清水から山頂までは
さらに急斜面が続きます

行きは雪が結構固く締まっていて
ピッケルがシャフトまで刺さりません

そのためピックをガッチリ刺して
四つん這いで必死に登りました

もし雪がガチガチだったら
ここで引き返していたと思います

そんなこんなで

大変な思いをして登った羅臼岳
山頂に着いたときの達成感は
いつも以上に感じることができました





山頂は強風だったので
写真を撮ってそそくさと下山

少し下ったところでゆっくりご飯を食べ
その後は景色を楽しみながら
行きに着けた踏み跡をたどって下山しました

下りでは単独の登山者1名と
2人〜4人の3グループとスライド

この日は結構登られてる方がいましたが
木下小屋の登山者名簿では
前日が1名と4/30に2名だったかな？
残雪期は登りにくる方が少ないようです

今回も無事に登って下山することができ
そしてとてもいい山行になりよかったです

ありがとうございました