武庫川渓谷福知山線廃線敷〜大峰山
- GPS
- 05:08
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 499m
- 下り
- 550m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:10
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
奈良近辺8:00頃〜(JR近鉄線等)〜大阪駅9:08〜(東海道線)〜尼崎駅9:18〜(JR宝塚線)〜武田尾駅9:48 復路 生瀬駅15:22〜(JR宝塚線)〜尼崎駅15:45〜(スーパー銭湯入浴・宴会)〜尼崎駅19:20頃〜(JR近鉄線等)〜奈良近辺概ね21時頃 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備状況はよかった。但し降雨時は鉄橋に敷かれた鉄板で滑って落ちないよう注意が必要なのと、長尾第1トンネル(鉄橋のすぐ北側のトンネル)の足元が悪いので注意が必要。必ずライトが必要 |
その他周辺情報 | JR尼崎駅下車し(1時間に1本の送迎バスに乗り)スーパー銭湯極楽湯で入浴(440円(石鹸等別)、土曜のためか入浴客多く、薬湯に入れず。 JR尼崎駅南口前魚鮮水産で宴会 |
写真
感想
今回は、所属の山の会のハイキングで
福知山線の廃線敷ウォークに参加した
平地歩きだし、若干物足りないかな、とも思ったが
旧鉄道敷を歩くということが
子供のころ、電車好きだったこともあり
懐かしい興味を誘ったので参加することにした
10時ごろ、武田尾駅を出発
武田尾といえば
昔、テレビの一枚絵の旅館のコマーシャルで
見たような記憶-‐果たして、温泉はありました
駅を出てすぐに「廃線敷ウォーキング」の看板
「JR廃線敷」との宝塚市の標識もある
JRは廃線敷をハイキングコースとして
正式には認めていないと聞いていたが
地元では観光資源として推進しているようだ
トンネルの壁が老朽化で崩落したり
鉄橋からの転落事故が起こったりしたときの
責任を考えてのJRの処置なのだろうと思う
廃線敷に入ると枕木が撤去せず延々と残されている
レンガと石積みのトンネルを抜けると親水公園
このまま廃線敷を進んでも2時間で生瀬に着いてしまうし
山の会としてピークも踏んでおくべきということで
ここから1時間程度、大峰山(552m)に登ることにする
山頂は森の中で展望はなかったが
道中、武庫川渓谷を見下ろす展望は得られた
親水公園まで戻り昼食
私はカップラーメンにモチで質素な食事のつもりだったが
女性会員のリュックからは出てくる出てくる
おやつに飴ちゃん、果物、赤飯、ワイン
平地歩きの多い今回のコースでは明らかにカロリー過多
山に来て太る、を実践したハイキングになりそうだ
3つ目のトンネル(長尾第1トンネル)は
長い上に足元も悪い。線路敷は枕木も撤去され
えぐれた所に水がたまっているので端の水路の蓋の上を歩くが
そこにもところどころコンクリートの塊があり
ヘッ電を付けていても何度も転びそうになる。
このトンネルを抜けるとすぐ大きな鉄橋
線路敷には入れない
枕木と枕木の間には何もなく危険だから
線路脇の1m足らずの鉄板敷管理道を行く
コースには若者のグループや子供たちの団体
おじさんおばさんたち(うちもそうだ)など
何百人も歩いている、桜の季節はもっとすごいらしい
あの鉄橋や暗いトンネルを怖がる子供もいそうなものだが
泣き声などは聞こえなかった、みんな結構楽しんでる。
岩山が両側に迫る狭い渓谷を歩きながら
明治時代にここに発破をかけながら
トンネルを掘り、荷物棚のような狭い線路敷をつくって
はたまた鉄橋を渡して
舞鶴の港まで(昔は阪鶴鉄道といったらしい)
鉄路をつないだ苦労を思った
最後のトンネル(北山第1トンネル)を抜けると
線路敷の幅が広がっている
トンネルの川側にはさらに線路敷跡のような岩棚
当初はこの岩棚で開通したものが
おそらく落石防止のため
後でトンネルを掘ったのだろうとのこと
さらにさらにトンネル口付近に掘りかけの横穴
そして対岸岩場には鉄骨の足場が残っている
後で調べたら、
どうもここにダムをつくる計画があったらしく
おそらく調査坑の跡だろうと思われる
渓谷の幅も広がり
進む先に中国自動車道の高架橋梁が見えると
生瀬駅が近づいてくる
ちょうど数日前に高熱隧道を読んだばかりで
かつての土木工事に興味が湧いていたからか
とても印象に残った廃線敷ウォークでした
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