北穂高岳 GWは1番高い山小屋に泊まりたい♪
- GPS
- 13:55
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,704m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:39
天候 | 3日間とも超快晴!!(^^)v |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
●沢渡→上高地バスターミルナルTAX代、一律4,600円也 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆残雪の状況は日々変化しますので、その時々の天候等で判断する必要があります。残雪期は総じて事故の起きやすい雪質ですので、春山ハイキングのような気持ちで安易に入らないことが大切です☆ 【注意点、ポイント、危険箇所等】 ●5月5日現在、本谷橋から残雪が出現します。少なくとも軽アイゼンやチェーンスパイク以上の携行があると安心です。本谷橋はまだ架かっておりませんでした。 ●涸沢小屋⇄北穂沢⇄北穂高岳山頂:時間帯により大きく雪質が変化します。登りはかなり遅めの時間帯でのスタートでしたが、午前8時以降は日差しが強くなり、かなりアイゼンの噛みにくいズルズル滑る雪質に一気に変化していきました。その影響で少なくとも登山者が『落っ!』と声を掛け合う落石が10個ほどは頻発し、そのうち1つは少し前を歩く登山者に当たりました。赤ん坊の頭サイズの落石が左右から多く落ちてきますので、常に落石には気を配って歩く方が無難です。 北穂沢の中腹、夏道への南陵が見えてくる辺りは斜度もキツくなり、また狭いエリアとなります。下降してくる登山者と登ってくる登山者のスライドにも注意する必要があります。下山する登山者が1名、目の前で滑落しました。幸い怪我なく、斜度がキツくなる直前で止まり安心しましたが、人が滑落することで下の人を巻き込みやすい場所だと感じます。 下山は6時台にはスタートしましたが、昨日の緩んだザラメ雪が低温でしまってアイゼンのよく噛む雪質で歩きやすかったです。しかし、急斜面には前日までの登山者の階段状の段差が永遠と続いていますので、アイゼンを引っ掛けて転落しないように注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉&昼食】 ●白骨温泉 煤香庵 蕎麦メインの食事処と日帰り露天風呂の施設。温泉はまさに白骨温泉特有の石灰色で温泉のいい香りのするお湯です。お風呂はこじんまりしていますが、受付で混み合っているとお風呂の入場人数も制限される様子で、内部はある程度ゆったり入れると思います。 石鹸はありますが、シャンプーリンスは設置がありません。 大人800円なり 食事は蕎麦メニューでした。GWで混み合っていたため、食事提供までかなり時間がかかりました。急いでいる方はお風呂だけの方が良さそうです。 http://www.baikoan.net/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
GWは場所の選定に色々と迷いましたが、泊まってみたい山小屋シリーズを優先して行き先を決定。昨年は涸沢ヒュッテに泊まって奥穂に登ったので、今年は北穂高にしよう♬そして北穂に行くなら北穂小屋にもぜひ泊まりたい!と。
実は私は20年前に北穂小屋に宿泊したことがありますが、満点の星空と生姜焼きくらいしか記憶に残っていなかったので、今回久々に北穂小屋に泊まれるのが楽しみでした(^^)
悩ましいのは北穂までの行程〜。上高地から一気に1日で北穂小屋まで上がれるとは思うけど、GWの時間もたっぷりある時にせかせか登るのも勿体無いね、、、しかも相棒は夜勤明けの徹夜ときた!体力的に北穂までキツイかも知れないし、それなら今回は滅多にやらない超贅沢登山で涸沢小屋でも刻もうか(^^)と、2泊の超ゆるゆる山行となりました。
噂どおり、涸沢小屋も北穂小屋も食事も美味しくてスタッフさんの対応も素晴らしくて、絶景を眼下にまったりのんびりぼーっとして過ごすことが出来ます。お酒好きなら空き時間はずっとビールやワイン片手に最高なんだろうなぁ♡と、お酒を飲まない我々はその楽しそうな宴会風景を眺めて、皆さんの宴会談義に時々耳を傾けて一緒にニヤニヤしたり、うんうんと頷いたりしながら、ずーっと周囲の山々を眺めていました。
大キレットを超えてきたペアの方もいて、拍手で出迎えて武勇伝で盛り上がったりしたのも、宿泊者ならではの楽しみだな〜と、本当にどっぷり山に浸れる良い時間になりました(^^)
でも今年は雪が少なくてまたコロナ明けということもあって、かつての夏山並みの涸沢の様子だったのには驚きました。今までなら穂高界隈では決して見ないような、冬山始めて登ります!の全身ピカピカ新品ギアの人々や冬装備持ってる?と聞きたくなる人々が沢山来ていたのもちょっとビックリ。だれか残雪期の方が怖いんだよ〜って教えてあげて欲しいけど、もうそういう社会じゃないのよね(・・;)とか思いながら色々と考えさせられました。
気温が高かった今回は周囲で事故も多く、ヒヤリハットも目撃。目の前で下山中のお父さんが転倒して滑落、20mくらい滑って何とか下まで落ちずに止まって事なきを得てましたが、あのまま止まらなければ、、、もう100-200は落ちてたと思います。良かった止まってくれて、、、(;´д`)
また北穂沢には落石が頻発していて、少し先を歩く若者に当たりました。四肢に当たったらしく、でも動けていたので大丈夫だったのかな?そのまま登るのかな?という雰囲気でもありましたが、その後どうやら下山して病院へ行かれたようでした。
3日目早朝の日の出前、ご来光の様子はどうかな?と北穂小屋の売店脇から涸沢カールを覗き込んだ時、前穂5.6のコル方面と、ザイテングラートの真横にそれぞれ2-3個ずつのヘッドランプを見ました。
まだ4時過ぎなのに張り切って登ってるなぁ〜!あれなら奥穂の山荘前でご来光見れるね♪♪ なーんて思っていましたが、今考えるとザイテングラートの灯りは登りじゃなくて降りの灯りだったのだと思います。もうあとちょっとだけでも遅ければアイゼンの刺さりも少し違っただろうに、、、と、とても悲しいニュースを耳にしました。心よりご冥福をお祈りいたします。
今回はまったり山小屋山行の結果、2日目のわずかな距離の北穂沢をあまり早く登っても仕方ないよね、と私たちものんびり出発しましたが、落石や滑落を目撃して、あー、この時間帯の登りを選択した私たち自身も既にヒヤリハットしてるわ〜(・・;)とちょっと反省しました。涸沢小屋の朝ごはんの誘惑に勝てなかったのがいけなかったと思います。
どんなに朝ごはんが美味しそうでも、やっぱり登るなら鉄則で行かないとですね!
素晴らしい絶景に3日間浸れてサイコーの北穂高岳でしたが、景色と山小屋に絆され過ぎてはいけないわ(^^;;と少しピリッとして帰宅いたしました。そろそろ雪山はお終いかな? もう1回くらい楽しめると良いなと思ってます♪♪
北穂高小屋、いいですよね〜(^^) 5年前に初めて泊まった山小屋で、私も印象深いトコロです。お料理もスタッフのホスピタリティーもとってもよく、そして何よりテラスからの眺望が素晴らしい!!アーベントもモルゲンも山泊りならではの贅沢な時間、まさに「どっぷり山に浸れる良い時間」でしたね!
お疲れさまでした
贅沢な時間でした〜♪
ruhasamanさん
こんにちは^ ^
北穂高登山お疲れ様です!!
天気良く最高な山行きになってますね😊
北穂小屋良いですね^ ^
景色も素晴らしい
ここもいつか泊まりに行きたいなって思ってます😅
夏か来年か登りに行きたいと思います
GWはお天気微妙かなって思ってましたが、大当たりの3日間を引き当てられました!
3000m超えてる山小屋にぜひ、夏に泊まりに行ってみてください(^^) 最高の景色が待ってますよ〜♪
少し安心しました。
私ももまったく同じ行程で歩いたことがあります。
北穂沢で小野健さんにお会いしたのでもうずいぶん前になると思います。
翌朝はまだ術前で右足が内側に向いていてアイゼンが巧く効かないかったので、尻セードで降りたら滑落と勘違いされてしまいました。
本谷まで一気に降りたらオーバーズボンのお尻が丸ごと無くなっていました。(笑)
シリセードで本谷までって、すごい速そうだけどお尻が心配ですね🤣ズボンが丸ごと無くなるのも頷けます!今回も何本かのシリセード跡があって、みなさん、快晴の涸沢で色んな楽しみ方をされていました〜☺️
こんばんは(^-^)
私達も同じ時間に出発だったんですよ〜
やっぱり徳澤園ではコーヒ好きだからコーヒーフロートだね♪私も食べたよ〜
野沢菜チャーハンとプリンが気になってるけど、なかなかみんなありつけないらしいわ。
帰ってきてから滑落や装備不足で救助とかあったって聞くから
お二人も無事で良かったですね。
今年のGWは29日も天気に恵まれたし、後半も良くて最高でしたよね♪
私は北穂は未踏なのでいつかチャレンジして山荘でコーヒーを飲みたいな〜
徳沢園のプリンは今回は食べなかったけど、2年前かな?蝶ヶ岳に登る前に食べてみたよ!甘さ控えめのお上品なしっかりプリンで美味しかったな〜♡オススメです!
北穂からは槍を見ながら、hapiraさんも今頃槍でご来光を見てるのかなー?とか思って眺めてました(^^)良い朝夕だったよね〜。
槍のレコもまた楽しみに覗きに行くねー(^^) お疲れさまでした♬
滝谷やってあそこ泊まれたらいいなぁと思いました。
赤石岳避難小屋並みのロケーションじゃないかと。
涸沢カール越しの前穂北尾根はほんとカッコいいです。
「残雪期の方が怖いんだよ〜」
これは同感、ここ数年GWは奥多摩、雪のないとこでいいやと思うようになりました。
ズボるわ、滑るわ、空霞んでるわ…寒いけど年末年始辺りの方がトレースあるしコンディションいいですもん。
ギア見ると危なっかしいか場数踏んでるかすぐ分かります…おっと老害っぽくなってきたな、いかんいかん(笑)
山の場数ある程度踏むと案外登山に対する心構え保守的になるもんです。
上り調子の頃は重太郎新道やら北穂南稜とか問題無いって強がりがちですけど危ない箇所はやっぱり危ない、客観的に、地に足をしっかりつけ山に対峙したいものですね。
滝谷からの北穂高小屋、ホントかっこいいと思います!あの立地なので、私達が宿泊した日もたくさんの方がジャラジャラ着けて東稜を登ってきてたり、大キレットを超えてきたりとしていました。場所的にもクライマーが集う良い宴会会場なんだなぁ〜♪と、登れない私も少し興味が湧いた雰囲気でした。
そう、残雪期〜。シャバで暮らしているともうすっかり春も終わり、夏日が続いている感じだったりするので、分からず山に入る人がいるんだなって思いましたよ〜。そりゃ、雪のないところで生活していればイメージつきませんよね(^^;; 逆に私は海の怖さが全く分かりませんし(・・;) でも6月までは気温や天候によって如何様にもガラッと変わってしまうのが残雪。麓でも昨日はTシャツ1枚で過ごしていましたが、今日の我が家は暖房炊いてます。山は極寒のはず!事故を起こさないために、tomhigさんの言葉を胸に地に足つけて着実に登りたいと思います。
老害‥🤣 私もだいぶ老害進んでます 汗。
天候も良くて羨ましい!
憧れのルートなんだ〜!
ってゆーか、
コロナ前に行く予定だったんだけどまた実現できてない夢のルート。
北穂小屋で働く友人が休日を終えて小屋に戻るついでに一緒に行く予定だったんだけど、友人のギックリ発症にて延期したまま。
雪の季節は私にはまだ難しそうだけど、夏なら3日間あればのんびり行けそう♪
ちなみに、5日は乗鞍にいたよ〜
近かったね♪
夏の北穂高岳も素敵だよー♪その友人は今も山小屋にいるのかしら?私達が訪れた時には3人しかスタッフさんは見なかったような気が。夏だけのお手伝いさんも沢山入るんだろうな(^^) ぜひ今年こそ北穂高狙ってみて〜!!
残念ながらその友人はもう働いてないんだ〜。
素敵な小屋みたいだから絶対行く〜♪
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