子持山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 588m
- 下り
- 575m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は登山口にポストと用紙、マップとともに置いてあります。コースは展望岩から先は傾斜が増してきます。しし岩への直登ルートは手足を使います。しし岩は怖いです。そこから先は特に危険箇所ありません。 |
その他周辺情報 | 伊香保温泉が近いです。今回は温泉は寄りませんでしたが、水沢うどんは食べました。コシがあっておいしいです。 |
写真
感想
群馬県の「子持山」。何年か前に計画を立てたことがあったのですが、当時高い所が苦手だった私にはちょっと・・・という気がして敬遠した、ある意味思い出の山です。今回私が群馬県の他の山を候補に挙げたところ、ツレ(家内)が「なら子持山に行こう」と言い出して、私も「以前の私ではない!」と奮い立ち、今回の山行が決定しました。
当日、まだ暗い中、車で子持神社への道を進みます。ところどころ、待避スペースはありますが、対向車があると厄介な道です。ただ朝の6時ごろだったので、対向車は全くありませんでした。途中、子持神社のトイレで用を済まし、進みます。5号橋、6号橋と駐車場はありますが、1台も停まっていません。7号橋駐車場に1台いるだけです。思ったよりも空いています。車中で朝食を済ませ、「奥の院」で無事を祈って出発です。
登山口からすぐに「屏風岩」がそびえています。こちらに行くコースもありますが、写真だけ撮って先に進みます。「展望岩」という展望台のような場所に出ると、ここから傾斜が増して来ます。特に「しし岩」「子持山」という分岐があり、よく分からずに「しし岩」の方を進んだら、かなりの急登。というか、両手両足を駆使して登ります。私の場合、ほぼ四つん這いで進みます。するとやっとの思いで「しし岩」の所に到着です。もう充分の私でしたが、どうやらツレは「しし岩」を登る気のようです。ここは男気の見せ所です。先に梯子に取り付き岩を越えます。もう充分でしょう、という目でツレを見るとなんとまだ先に行く気のようです。私が露骨に「無理、お願いします、子持山に行きましょう」という合図を青ざめた顔で訴えても許してもらえません。というかさっさとクサリを手にして上に登ってしまいました。私も仕方なく上に登ったのですが・・・。「怖っ!」しかも風が強い。岩はツルツルで滑りそうだし、風に飛ばされそうだし、無理無理。もう一歩も動けません。だのにツレは「こっちに来て写真撮って」だの、「眺めがいい」だのあーだこーだ言いながら歩き回っております。「早く降りたい」という私の気持ちなど全く気にかけてもいないようです。そんな永遠に続くのかと思われた恐怖の時間もやがて終わり、やっと子持山に向かう気になってくれたようです。しし岩を降りて、子持山に向かう登山道。こういう風に整備された登山道って素晴らしいことだなあと改めて感ぜずにはいられませんでした。さて、そうしてしし岩の余韻(恐怖)に浸りながら歩くと「子持山」山頂です。赤城に榛名、浅間に武尊といった群馬県の名峰が視界に飛び込んで参ります。さらに日光の山並みも・・・。いやあ、怖い思いをしただけのことはあります。あまり寒くもなく気持ちの良い山頂です。長居しても良さそうな山頂でしたが、あまりお腹も減っていないので、バナナだけ食し下山することにしました。下山路は柳木ヶ峯から大タルミを経由して8号橋に至るルートです。この道はなだらかな沢沿いの樹林帯を下るルートです。登りとは全く違った面を見せてくれる山ですね。
やがて「奥の院」で無事に下山出来たことの御礼をして駐車場に。なんと満車です。さらにタクシーで来られた方もこれから出発のようです。やはり人気の山ですね。
予定では伊香保温泉でゆっくりするつもりでしたが、早く下山出来たので、水沢うどんを食し帰ることに。おかげで渋滞に巻き込まれることもなく帰宅出来ました。
水沢うどんは美味しかったけど、怖い思いが残った山行でした。結局、以前の私と全く変わっていなかった・・・。(ツレは全く怖くなかったようで、ビビっている私を見ているのが楽しかったそうです。)
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