比良・釈迦岳1060m 初冬の北比良を登る


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 494m
- 下り
- 0m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最後の急坂は雪で滑りやすく、雪山ハイキングには不向きである。 |
その他周辺情報 | 温泉施設「比良トピア」:入口に登山ザック用の大きめのロッカーがあり、また、入浴前にJR比良駅への送迎バスを予約することができ、温泉、サービス共に良く、また利用したい施設です。(610円) |
写真
感想
JR三ノ宮駅出発時は晴天で初冬の絶好の登山日和であったが、湖西線に入った頃から曇り空になり、比良山系が近づくにつれてだんだん雪雲に覆われるようになってきた。JR比良駅に到着するも、12月よりバスが運休で、JR比良駅よりTaxiに分乗してIN谷口登山口に向かう。
寒波襲来で小雪の舞う中、登山口でストレッチをして出発しましたが、今年最初の雪山登山となりました。大津ワンゲル道は倒木も多く、積雪のある木の根道の稜線歩きは中々の難路でした。しかしながら、雪の間からイワウチワの葉っぱが顔を覗かせていたり、路側にはシャクナゲの群生地があったりで、春先にはきっと素晴らし花々が楽しめるのではと思いました。
急坂の手前でアイゼンを履き休憩を取りながら雪道を進むが、頂上手前で行く手を阻む、切り立った岩場(イチョウガレ)が現れました。SLが下見に行くといって登ってみましたが、頂上には行けないと途中で引返してきました。我々も当初は空身で登ってピークを極めることも考えてみましたが、午後より天気が崩れるとの予報もあったため、昼食後に来た道をピストン下山することにしました。
平時であれば何ということのないルートも、降雪で岩場に新雪が乗りアイゼンでも滑ることがあり、この状況でこれ以上進んでもリスクが大きいと判断してピークハントを諦め、下山することにしましたが、CLのこの判断は正しかったと思います。
もし、無理をして、計画書の通り、山越えをしての北比良峠~ダケ道~IN谷口への下山ルートをとった場合には下山時間が夕刻に迫り、山越え後の稜線で強風に曝される危険性もあったと思われます。
下山して山頂付近を遠望すると、やはり吹雪いていました。
下山後は麓の比良トピア温泉にて入浴し、身も心も暖まり安堵しました。この温泉は泉質が良く、また送迎バスで駅まで送ってくれるので大いに助かりました。
特に、建物入口にザックを収納する大きな専用ロッカーがあり、大きな荷物を脱衣場のロッカーまで持ち運ぶ必要がなく登山者にはやさしい配慮でした。今後は他所にもこのような専用ロッカーが普及して呉れればと感じました。(HI)
<コース状況>危険個所:積雪した切り立った岩場。登山道よりの琵琶湖方面の展望がよかった。
JR堅田駅付近から天気が晴れから曇り空にガラリと変わり、雪模様に変わった。イン谷口では降り積もり、全員雪山装備で登山を開始した。雪で登山道がわかりにくく、確認しながら慎重に登る。最後の急坂口で時間も押し迫っていたので登頂を諦め、やむなく下山した。この頃の雪質は水分を多く含み、ベトベト状態が多いが、冷え込んでいたせいもあり、サラサラの雪で登りやすく、快適な雪山ハイキングとなった。ルートとしては最後に急坂があり、雪山ハイキングには不向きである。
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