▲武甲山(二百名山:石灰石と信仰と人情と〜)


- GPS
- 05:30
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 947m
- 下り
- 1,207m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:27
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
・池袋駅(特急レッドアロー号) 6:50 ⇒ 8:07 横瀬駅(タクシー)⇒ 8:35 一の鳥居駐車場(1900円) (復路) ・浦山口駅 15:10 ⇒ 15:16 お花畑駅 ⇒ 西武秩父駅(特急レッドアロー号) 15:25 ⇒ 16:48 池袋駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道は良く整備されていて、危険なところはありません。 ・一の鳥居から「一丁目」⇒「五十一丁目」まで石柱があります。 歴史を感じさせられます。 |
その他周辺情報 | (温泉) ・浦山口駅から少しダム側に行ったところに「浦山山荘」があります。 700円。駅からだと徒歩15分くらいでしょうか? 帰りは駅まで車で送っていただきました。 入浴しただけなのにありがたいことです。 |
写真
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-547098.html
感想
日本二百名山の「武甲山」に登ることにした。
横瀬駅で特急レッドアロー号を降り、タクシーを呼んで登山口に向かう。山肌を削り取られた武甲山が眼前に迫る。タクシーは秩父セメントの工場の横を通って行く。
(石灰石)
運転手さんの話では、武甲山は石灰石の大鉱床があり、あと100年は採掘が可能とか。(80年とも言われているようだが…)
日本のインフラ整備に無くてはならない山ということか?
現在の秩父太平洋セメント蠅料或箸蓮崔疉礇札瓮鵐函廖⊇詑栄一も設立にかかわっていたようだ。
同社の他に 武甲鉱業株式会社、菱光石灰工業株式会社の三社で共同して採掘してるらしい。
日本の産業史を目の当たりにするようだ。
ちなみに、石灰石は武甲山の北側に鉱床があり、武甲山の直下には石灰石は無いので、武甲山が無くなることはないようです。
なお、秩父鉄道は、てっきり石灰石運搬のために作られたと思いきや、浦山口駅の駅長さんの話では、石灰石が大々的に採掘される前に開通しており、設立に関しては鉱山とは関係がないとのこと。
(信仰)
一の鳥居でタクシーを降り、山道に入ると「一丁目」から「五十一丁目」まで石柱がある。中には相当古いものもある。
日本武尊が、自らの甲(かぶと)をこの山の岩室に奉納したという伝説があり、山名の由来になっているらしい。
頂上には武甲山御嶽神社があり、信仰の山でもある。
(出会い)
・頂上で、お母さんからリンゴをいただいた。美味しかった。地元の人らしく、頂上から見える景色と地元の行事などを教えていただいた。
1月には宝登山の蝋梅が綺麗だとか、4月中旬〜5月上旬にかけて芝桜が綺麗とか… ごちそうさまでした〜
・浦山山荘のおかみさんには、入浴だけなのに帰りに駅まで車で送っていただきました。 ありがとうございました〜
・浦山口駅の駅長?さんは75歳で、駅に掲示している武甲山の写真は、駅長さんが50歳の時のものだそうです。 これからも頑張って働いてください〜
・都会であくせくした生活をするより、大変かもしれないが、ある意味人間らしく生活できるかもしれないなぁ〜(勝手言ってますが…)
山はいいなぁ〜 勉強にもなるよ〜 歴史と宗教と人情の〜
自分が初めて武甲山に登ったのは1987年だと思いますが、もうちょい山頂付近は削れていたので写真は86年とかくらいかと思います。
今は覗き込まないと採掘面が見えませんけど、以前は山頂からすぐ下で掘ってましたからずいぶん削られたものです。
発破退避の施設はその頃必要だった名残で、今は必要なくなりました。
将来の武甲山はこうなるという絵を見たことがありますが、秩父側からは横縞の段々が上から下まで続く白い壁みたいな感じです。
こんにちは はじめまして
武甲山は、毎年少しずつ形態が変化していく。
それは、昔の自分が見た武甲山と今の姿が変化していることを通じて、自分も長い年月の間に変化したことを実感し、何か感慨深くなるのかもしれません…
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