本仁田山・川苔山は熊の唸り声で断念
- GPS
- 08:11
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,295m
- 下り
- 1,328m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:07
天候 | 小雨・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは奥多摩駅にあり |
写真
感想
お天気イマイチだけど、比較的予報が良かった本仁田山から川苔山を目指しました。
本仁田山は、奥多摩三大急登と知りいつか歩いてみたいと思っていたルート
急登の前半は比較的水はけが良く、雨でも歩きやすいと感じましたが、標高が上がるにつれ、岩や粘土質の泥路があり、慎重に登って行きました。
途中、下山中の登山者の方に、声をかけていただきました。
「この先、小熊か、なにかいるようです。
熊鈴は持っていますか?
気をつけて行ってくださいね」
え、えええー?小熊!?
それなら母熊も近くに居るかも?
熊鈴はつけていましたが、用心のため、そこからスマホの音楽をかけながら登り始めました。
順調に進んでいましたが、しばらくするとかすかに聞こえる低い重低音の唸り声
「グルルルル、、、」
獣が牙を剥き威嚇するかのような、、、?
気のせいかな?
辺りを見渡しても姿は見えません。
少し歩みを進めて、でもやっぱり聞こえる。
怖さの余り、音楽の音量を上げました。
どうか、この道を通して貰えないかと、
音量を上げたのに呼応して
山に響き渡る重低音が更に増大
「グルルルルルルル!!!!!」
うわーーーー!!!
確実に私達に怒ってる、お前ら来るなと。
ダメだ、川苔山は諦めよう。
元来た道に戻り瘤高山から鳩ノ巣駅へ下山するルートに変更。
GPSの履歴で、唸り声を聞いた場所は、大ダワを超え地図上等高線が小さなピーク「鋸山」の手前。
熊は鋸山の向こうに居たように思います。
登山者の方のアドバイスで音楽を鳴らし、熊に唸り声で存在を知らせてもらうことが出来て、突然の衝突、未然に事故が防げたこと、心から有難いと思いました。
改めて熊の生息地域にお邪魔させて貰ってる身であることを認識し、学んでいかなければいけないと思いました。
大好きな自然豊かな奥多摩。
こんな事でビビって登山辞めたくないです。
きっと今日の出来事は一生忘れないでしょう。
熊の生息地域となっている地域をしっかり理解し今後も登山計画を考えて行こうと心に誓いました。
皆様も不要な事故に遭わないよう出来うる対策をオススメしたいです。
いろんな意味で学びがあった山行でした。
ありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する