裏妙義 丁須の頭登ったど〜
- GPS
- 06:15
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 620m
- 下り
- 614m
コースタイム
自宅発4:00→松井田妙義IC→国民宿舎裏妙義6:30→登山口6:50→8:40丁須の頭9:40→20mのチムニー9:50→赤岩10:05→烏帽子10:50→11:10三方境11:30→12:45国民宿舎裏妙義
天候 | 晴れ 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩っぽい山登りを経験していれば、それほど危険と感じられる箇所は無かったです。 丁須の頭は3段の鎖で登れるようになっており動物が座っているイメージに例えると以下のようになる。 1段目:ちょうど動物が座っている足の辺りで簡単に登れる。木々に囲まれているのでそれほど怖くない。 2段目:動物の背に登る感じで4m程度の登り。ホールドスタンス豊富なので特に怖くない。が、この背の部分に来ると思った以上に幅がない。首辺りでも2mはないし、途中は細くなっていて40センチもないんじゃないかと思う。立っているのも結構怖いかも。 3段目:動物の頭に登る感じで5m程度の登り。ほぼ垂直で下が切れていて高度感抜群…って言うかかなりの恐怖感。 下山後の温泉は碓氷峠の峠の湯に入りました。妙義山の景色が素晴らしいです。 あとここに来たら横川の釜飯は必須。 |
写真
感想
先週の大ナゲシで楽しみにしていた岩っぽい登りが見事に裏切られたので今回の裏妙義はとても楽しみにして自宅を出ます。今月に入って3度目の上州と群馬づいてます。松井田妙義から国民宿舎へは結構広くて比較的安心して走れる道でした。
国民宿舎で一声かけて駐車場をお借りして、宿舎脇の道から登山道に入り登り始める。丁須の頭までは沢沿いを登る。大きな岩を巻いたり、登り上げたりしながらペンキで記してあるルートを辿って進む。沢筋の木々は葉が落ちていて、もみじだけは真っ赤に染まりメリハリのある景色になっている。
登り上げの最後はルンゼ状の鎖場だが、斜度はそれほどでもないため鎖を使わなくても登れる程度、御岳への稜線を左に巻くように登っていくと丁須の頭が上方に見えてくる。下から見ると縦に見えるのでイメージとは全く違うが、反対側の岩を登ると有名な丁須の頭のハンマー型がはっきりとわかった。特徴的な岩の姿は動物が座っているようでもあり愛くるしい。
丁須の頭は3段の鎖で登れるようになっており動物が座っているイメージに例えると以下のようになる。
1段目はちょうど動物が座っている足の辺りで簡単に登れる。木々に囲まれているのでそれほど怖くない。
2段目は動物の背に登る感じで4m程度の登り。ホールドスタンス豊富なので特に怖くない。が、この背の部分に来ると思った以上に幅がない。首辺りでも2mはないし、途中は細くなっていて40センチもないんじゃないかと思う。立っているのも結構怖いかも。
3段目は動物の頭に登る感じで5m程度の登り。ほぼ垂直で下が切れていて高度感抜群…って言うかかなりの恐怖感。まー落ちたら死の可能性が見え隠れする。鎖を離さなければ落ちることはないが、それでも登る決心をするにはかなりの勇気が要った。意を決して登ると以外にスタンスがしっかりしていることに気づく。ただ垂直な登りで鎖は手放せないので、腕力で登り、足は登りを安定させるために置くといった感じ。今年は鳳凰三山のオベリスクにも登ったが今回のほうが怖かった気がする。ただ丁須の頭は登り上げる場所まで鎖が繋がっているので、最後に体を引き上げる所は助かった。
登り上げると頂上は広くないが360度の大展望。先々週登った浅間隠山に特徴的な形をしている鼻曲山、そして浅間山。反対側は表妙義のギザギザ稜線が一風変わった景観である。
心臓の鼓動は高鳴り、アドレナリンが体中を駆け巡り、達成感は抜群。降りる時もかなり緊張し足が地面に着いた時には本当にホッとした。
十分楽しんで三方境に向かう。振り返ると後続のパーティーが来てザイルを使って背に登ろうとしていた。やっぱり危険な箇所だったのか。
丁須の頭から10分も歩くと今度は20m程度のチムニー上の鎖場を降りる。こんな長いチムニーを降りるのは初めての経験でなかなか面白い。きっと登り上げるのは大変だろうが、いつかやってみたいものである。
赤岩は頂上へのルートもなく脇をトラバースする。そのトラバースがまた面白い。鎖場で足場は切れ落ちている箇所もあり、補強している箇所もあり。それほど危険な箇所ではないものアスレチック的な楽しさを味わえ満足。赤岩、烏帽子を通り過ぎて振り返ると、突起物のように隆起したその姿が勇ましく見える。こんなのは道もないのでさすがに登れないだろう。
三方境からは谷急山にも登れるが、時間はあるものの強風が止まないのでそのまま下山することにした。国民宿舎への下山道はハイキングのような道で、途中紅葉が素晴らしいポイントがたくさんあった。表妙義をバックにもみじは見事な色に染まっていて見ていて飽きない。
沢まで降りてくると飛び石で渡り、遊歩道に上がって国民宿舎まで戻ってきた。今回は紅葉を期待していなかっただけに思いがけない幸運に恵まれ、期待していた以上に楽しい山行となった。帰りは、横川で釜飯をお土産にして碓氷峠の峠の湯にて汗を流した。ここから見る裏妙技がまた絶景。小さいながらも丁須の頭も見えた。来年は横川からの裏妙義楽しみたい。
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