筑波山@筑紫湖登山口
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 926m
- 下り
- 920m
コースタイム
天候 | 1日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
●登山
筑紫湖から薬王院までハイキングコース
薬王院から林道横断までもなだらかな道である。気温は0度から−3度ぐらいで、雪道になると寒くなる。衣服は丁度良いくらい。手袋は指先が少し寒いが問題なし、カメラ操作も問題なし。
林道横断以降は勾配がきつくなり、ほとんどが階段になる。運動量が増える分暑くなる。これまでの登山道は始終林の中で、景色はほとんど無い。
太郎山を巻くあたりまで階段の急登が続き、巻き道の先は明るい尾根に飛出す。正面には男体山が座っている。積雪は深くて20cmぐらい。
地図によると、尾根の途中研究路合流の少し手前右手に下山口が読める。その気で探すと大きな岩の横に踏み跡があった。しかし、かなりマイナーな道である。(後で検討すると、そこが下山口で合っているようだ)
男体山の自然研究路に到着し、左回りで食事をする展望台を目指す。研究路の方が積雪は深かった。
程なく、最初の冴えない展望台らしき場所に出会い、よく見るとそこが探していた尾根沿いの登山道下降口であった。
確認した後、前回富士山が見えた展望台に到着。今回は遠景はほとんど駄目である。日光の男体山が薄っすら見え、富士山は何となく陽炎のように見える程度である。
その先の道で筑波山の常連と思われる伯父さんと雑談した。どうやら表の神社脇の駐車場が2月から有料になるらしい。普通車500円(大型2000円)でゲートの設置工事を行なっていたとの事である。
TXが通ってからは、筑波山が人気になったらしく、観光客が激増しているらしい・・(TXと駐車場は関係ないかと思うが、つくばが話題になった便乗人気らしい)
とにかく、御幸ヶ原の茶店等はもう少し控えめにして欲しいものだ。
研究路の始点辺りの展望台を陣取り、食事カップメンとなった。jetboilの燃料がどれぐらい持つのかそろそろ不安になる。いつ消えても良いように継ぎ足し継ぎ足し湯を沸かす。
気温は0度ぐらい、風が弱いので助かるが、手袋を脱いだ手がかじかむ。
山頂での暖かい麺は至福の時間である。
丁度ケーブルカーの始発が動き出した時に、一面積雪の御幸ヶ原を通り一路下山に入る。
往路にチェックした下山口まで研究路を左回りした。このほうがUPDOWNが少ないし、往路をピストンする選択も可能だ。
尾根沿いの下山道は、筑波山神社非公認であり、最初はかなりの急降下をすること、マーク等の整備具合の不安、があり使うかかなり迷ったが、往路の階段を降りて行くのも味気ないので、様子を見つつ決行した。
研究路の案内には「展望台」と書いてあるが、これは密かな下山口である。案内などは何もない。踏み跡と僅かなマークが入口である事を示していて、知っている人のみ使える入口である。チョット、冒険的でワクワク・ドキドキである。(段々この様に調子にのってマニアな世界に入って行くのかな・・・)
最初から急降下が始まる。踏み跡とマークがシッカリあるので思ったより安心できるが、勾配はかなりきつい。45度かな。ストックが邪魔なぐらいである。アイゼンは必須、無しではとても降りることは出来ない。
大きな岩の間を腕力で降りる難所も数箇所あり、遅々として降りてゆく。
さすがに30回以上も登山をしてくると、自然に登山道のノウハウが身についているようで、道の確認や推測、マークへの目配り、それと地図での確認(今回はコンパス登場!)など能動的な登山が出来るようになったきた。
しかし、根本的には筑波山が関東平野の中の低山独立峰で、とにかく下降すれば2時間以内に林道にでるのが安心の源である。
急降下が終わりだした頃に予想通り右手から登山道の合流も確認でき、ここで道の不安は皆無となった。
不安が無くなると、この下山道は大正解である。筑波山もなかなかやるではないか!などと見直し喜んでいる。
勾配の緩んだ尾根を歩いて行くと、これも予定通り舗装林道に飛出した。振り返り出てきた登山口を見ると、「知る人ぞ、判る」である。赤いそれらしいリボンのみが特異点であることを示している。
想像するに、ガイドブックに無い道を精力的にトレースする事に生きがいを見出している登山者もかなり居るかと思われる。奥が深いと同時に危ない危ない!
以降は舗装林道を歩いて行けば薬王院上部のT字路に着き登った道を戻る事になるはずであったが・・・、行き着いた所は、薬王院登山口(薬王院下部)であった。
予想外で困ったが、どうもカシミールの地図が古くて新しい林道ができたと読んだ・・。(違うな、地図通り歩いたと考えるべきだ。薬王院内の登山道が表示されてないと考える)
以降はふるさとの森ハイキングコースを下り。PAに着いた。
結局今回は、登りも下りも誰にも遭わなかった。マイナーな道になると利用者が激減するか。
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