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Yamareco

記録ID: 570298
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越

[過去レコ] 高倉山

2007年02月26日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.2km
登り
867m
下り
865m

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
1:35
合計
6:45
8:55
35
芸術村入口
9:30
35
尾根取り付き
10:05
105
五合目
11:50
11:55
15
12:10
13:40
20
阿寺山側の平坦地
14:00
75
トラバース終了
15:15
25
尾根取り付き
15:40
芸術村入口
この日の第一候補は阿寺山だったのだが、三国川ダムから先、十字峡まで工事中で通行止め。また、調査不足もあり今回は見送り、その隣の高倉山に登ることにした。
☆芸術村入口 8:55出発
この山は急登の山として有名であり、頂上部は切り立った岩稜でもあるので、ピッケルを持って行く。
別荘が建つ中を歩いて行くと、やがて尾根に挟まれた平坦で広い谷になる。これを詰めて行くと、中之峰新道がつけられている小さな尾根に取り付く。
☆尾根取り付き
ここでアイゼン装着。尾根は細く、尾根の頂稜を外さないように進む。
日はだいぶ昇っているが、まだ雪面はかたく締まっており快適な登高である。
☆五合目
急登でだいぶ汗をかいた頃、五合目の札が木にかかっていた。ここで小休止。
五合目を過ぎると日光が当たっている雪がドブるようになってきた。アイゼンの下にカンジキ(竹製)を装着。
この先さらに傾斜はキツくなり、時々立ち止まって息を整えつつ登る。
☆八合目
この頃から再び雪が締まってきたのでカンジキを外す。ピッケルで確保しながら急斜面を登り、馬の背状の岩稜に出る。
ここから3回ほどアップダウンして山頂に至るのだが、幅は人一人分で両側は切れ落ちており、慎重に進む。
☆山頂
山頂は狭いが展望は360度で最高だ。特に裏巻機と八海山に前後を挟まれている 感じがスゴい!
ここでビールを飲むとキケンな気がしたので、阿寺山側の斜面を下り、肩のような地形の場所に出たところでお昼にした。
☆阿寺山側の肩
周りの景色はブナの樹間から八海山、国境稜線の山々、巻機山と、ぐるりと囲まれている。この展望の中での昼食は至福のひと時である。しかも私以外に誰もいない。野生動物の足跡があるだけだ。
☆リスタート
この平坦地から頂稜部の岩峰を巻くようにトラバースして中之峰新道の尾根に戻る。途中、沢を3つほど横切るが、カンジキなしでよくドブる。スパッツの上の膝まで潜り、ズボンは濡れるし結構疲れる。尾根に戻ったところで小休止。
ここからはカンジキを着けてひたすら尾根を下る。
取り付き点まで来てようやく急な尾根は終わり、歩きやすくなる。しばらく行くとブルドーザの音が聞こえてきた。ブルドーザが登山口までの車道を除雪していたのだ。ブルドーザの運転手に会釈して先に行かせてもらう。
車まで戻り、静かな山旅が終わった。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2007年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旧六日町小川集落のはずれ、別荘地がある上越芸術村の先に中之峰新道の登山口があるのだが、この日はまだ除雪されておらず、車は芸術村の入口の道路脇に駐車して支度。(除雪の邪魔になってはいけないと思ったのでしょう。記録は当時のままです)
コース状況/
危険箇所等
何といっても頂上部は切り立った岩稜。一部は歩幅ギリギリに痩せており、雪の足場をよく作りながら、通過した記憶があります。
その他周辺情報 五十沢温泉のほか、周辺は温泉や旅館などは多い。
芸術村の入口を出発してしばらく行くと、別荘がポツポツと建っている。振り返ると金城山から割引岳に続く稜線に眼が釘付けになる。
2007年02月26日 09:13撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 9:13
芸術村の入口を出発してしばらく行くと、別荘がポツポツと建っている。振り返ると金城山から割引岳に続く稜線に眼が釘付けになる。
やがて中之峰新道の石碑の脇を通過。目指すは雪で白く見える真ん中の尾根。
2007年02月26日 09:14撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 9:14
やがて中之峰新道の石碑の脇を通過。目指すは雪で白く見える真ん中の尾根。
急登にあえぎながらも、周囲の展望は利くので景色を楽しみながら登る。これはたぶんネコブ山。
2007年02月26日 09:14撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 9:14
急登にあえぎながらも、周囲の展望は利くので景色を楽しみながら登る。これはたぶんネコブ山。
金城山
2007年02月26日 09:15撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 9:15
金城山
この稜線はかっこいい。
2007年02月26日 09:31撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 9:31
この稜線はかっこいい。
八合目あたりから仰ぐ頂上部。
2007年02月26日 11:29撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 11:29
八合目あたりから仰ぐ頂上部。
岩稜の上、馬の背から妙高火打、白馬、高妻、黒姫など。
手前左の山頂は当間山。
2007年02月26日 11:29撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 11:29
岩稜の上、馬の背から妙高火打、白馬、高妻、黒姫など。
手前左の山頂は当間山。
山頂からは評判通りの展望。左からパンします。
間近に八海山。
2007年02月26日 11:55撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 11:55
山頂からは評判通りの展望。左からパンします。
間近に八海山。
阿寺山。奥は中ノ岳、兎岳。
2007年02月26日 11:54撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 11:54
阿寺山。奥は中ノ岳、兎岳。
大水上山、丹後山、越後沢山、本谷山。
2007年02月26日 11:54撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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大水上山、丹後山、越後沢山、本谷山。
手前にネコブ山、少しだけ見えてる小沢岳。
2007年02月26日 11:54撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 11:54
手前にネコブ山、少しだけ見えてる小沢岳。
堂々たる巻機山(裏巻)。
2007年02月26日 11:54撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/26 11:54
堂々たる巻機山(裏巻)。
金城山、遠くに苗場山、鳥甲山。
大満足です。
2007年02月26日 11:54撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 11:54
金城山、遠くに苗場山、鳥甲山。
大満足です。
山頂はとても狭いので、阿寺山側の比較的緩い斜面を少し下った肩のような場所でお昼に。
2007年02月26日 12:21撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 12:21
山頂はとても狭いので、阿寺山側の比較的緩い斜面を少し下った肩のような場所でお昼に。
ここからも八海山がよく見えた。
2007年02月26日 12:21撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 12:21
ここからも八海山がよく見えた。
尾根続きの阿寺山。
2007年02月26日 13:13撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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尾根続きの阿寺山。
上越国境の稜線。
2007年02月26日 13:15撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 13:15
上越国境の稜線。
巻機山。
2007年02月26日 12:22撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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巻機山。
巻機山。
2007年02月26日 13:12撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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巻機山。
リスタート後は、頂上部の岩稜を水平に巻いて中之峰新道の尾根に戻り、下山した。
2007年02月26日 14:02撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 14:02
リスタート後は、頂上部の岩稜を水平に巻いて中之峰新道の尾根に戻り、下山した。
車で帰る途中、高倉山の全景がよく見えていた。
2007年02月26日 16:01撮影 by  SP500UZ, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/26 16:01
車で帰る途中、高倉山の全景がよく見えていた。
撮影機器:

感想

2015年が明け、どこの山に行こうかと過去に集めた二万五千分の一の地図などを漁っていたところ、この山行記録が出てきました。
自分で今見ても、こんな文章書いてたんだなーと他人の文章を読んでいるような錯覚を覚えます。写真は結構展望のよいところを撮っており、今更ですが公開してみたくなった次第です。
かなりキツイ山だったようで、再び行こうかどうしようか迷っています(^ω^)。

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