記録ID: 572611
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ハイキング
伊豆・愛鷹
伊豆の瞳八丁池ハイキング
2015年01月10日(土) [日帰り]
静岡県
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 744m
- 下り
- 742m
コースタイム
08:10 水生地白橋⇒ 08:30 藤ヶ沢歩道⇒
09:15 天城縦走路に合流⇒ 10:45 オオルリ歩道に合流⇒
11:10 八丁池⇒ 12:00 白田峠 12:20⇒ 13:00 八丁池⇒
13:55岩尾林道分岐⇒ 下り八丁池歩道分岐⇒ 14:50 林道⇒
15:10 水生地白橋
天候 | 快晴 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ダートの車道を進み大きく右カーブの頂点白橋を渡り左折した所にある駐車スペースに車を置きました。 トイレはありませんので国道414号線沿いの道の駅「天城越え」などを利用して済ませた方が賢明です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
松本清張さんの小説「天城越え」に出てくる氷室、昭和初期頃まで天然氷を作っていた製氷地跡を散策してナマコ岩手前から藤ヶ沢歩道に向かいました。 藤ヶ沢歩道は通行止の看板がさがっていました。 どんな状況になっているか危険を承知で登って行きました。 崩壊が進み所々道は無くなった箇所もあり、上から崩れた土砂で道がふさがり手入れもされず荒れ放題でした。 以前は作業道として使われていたのかコンクリート舗装された箇所もあり軽トラックで山葵沢付近まで通行可能だったようです。 後数年経てば人も通行不可能になりそうでした。 落石に注意して気を引き締めて通過して縦走路に合流しました。 日陰の路面は乾燥して凍っていましたが滑る事は無く歩きやすい状態でした。 八丁池は全面氷結していましたが日の当たる東屋付近の氷は薄く壊れそうでした。 白田峠まで足を延ばした後八丁池まで再び戻り下り下り八丁池歩道に入りました。 以前は目印のテープを頼りに進みましたが道標が設置され細いロープが張られ導いていたので道は以前より解りやすくなりました。 下り御幸歩道に合流して下がり途中から舗装された林道に出て水生地白橋に戻りました。 |
写真
感想
何時もと違ったルートで八丁池に向かいたくなり、藤ヶ沢歩道から登ることを選択しました。
通行止の看板を無視して進みましたがかなり危険な個所があり無理をしてしまいました。
葉を落した冬枯れの天然林には日が差し込み林床の落ち葉に木影が伸び森の奥深くまで透かすように見える冬枯れの森をあじわってきました。
厳しい天城の自然に耐え数百年と年輪をを刻んできた大木が倒れ朽ち果てて行く様を見るのは寂しい気持ちになります。
待ってましたと苔やキノコが生えてきます。
彼らも生きるために残された木の養分を吸い命を繋いでいるようです。 何回となく訪れると森が生きているのが感じられ年間を通して変化し動いているようです。
八丁池は何時来てもほぼ変わらない水量を保って水面に春は新緑やミツバツツジのピンクの花びら秋は紅葉を映し私たちの目を喜ばしてくれます。
冬は天然のスケート場になり娯楽が乏しかった昭和時代は子供や家族連れで賑わいましたが、地球温暖化の影響でしょうか近年はそれほど氷らなくなりました。
今はスケートを楽しむ人の姿はなく静かに訪れる登山者を迎えていました。
エリア内の道標や案内板などの設置が進み道迷いなどの不安から解放され安心して天城の自然を満喫出来ると思いました。
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