雲竜渓谷 〜渡渉を繰り返して辿りついた場所で見たものとは!〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 724m
- 下り
- 724m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:46
そこを頑張れば絶景が楽しめる。
天候 | 日光市内…晴れ 山中…晴れ時々曇り時々雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場ではなくて駐車スペース。5台ほどしか停められない。停められない場合は林道の広いスペースか、もっと下の駐車スペースへ。 【アクセス】 1.日光市内から神橋を渡り右折 2.橋の手前を左折 3.道なりに15分ぐらい進む |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ゲート→洞門岩】 登山ポストあり。 ゲートから長い林道歩き。積雪量は数センチ程度だが凍結箇所あり。 一般車両はゲート前までだが、警察車両や遭対協関係の車が走ることあり。 【洞門岩→雲竜渓谷入口(沢ルート)】 渡渉数回、補助ロープ1ヵ所。 短い渡渉と長い渡渉がある。トレースは複数あるので「む?」となることがある。 【雲竜渓谷入口→雲竜瀑】 渡渉数回。 雲竜瀑の滝壺までは、氷壁を登るか、右側の斜面を巻くか。 氷壁…遭対協の方々はロープを使用していた 巻く…前爪のあるクランポン+ピッケルがおすすめ |
写真
装備
個人装備 |
(登山靴)スカルパ モンブラン
(ゲイター)ノースフェイス アルパインGTXロング
(クランポン)グリベル エアーテックニューマチック
(ピッケル)ブラックダイヤモンド ベノムアッズウィズリーシュ
(ストック)ブラックダイヤモンド エクスペディション
(ヘルメット)ペツル エリオス
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感想
頂上を目指すのではなく、氷の芸術を鑑賞する登山の楽しみ方がここにあった。
去年から興味を持っていた雲竜渓谷に、日光市のKさんのお誘いで同行させてもらった。日光市内の無料駐車場で待ち合わせて登山口まで乗せてもらった。
混むと思っていたゲート前スペースは先着2台と肩透かしを食らう。
先行者2名はクランポンを装備していて、我々は自己判断で、tanyaさんだけ装備。早朝の林道は凍結箇所がほとんどなくクランポンなしが正解だった(と思う)。それにしても長い林道だ。冬季登山靴で林道を歩くと膝への負担が大きい。
洞門岩から沢ルートに向かうと登山っぽくなる。渡渉に次ぐ渡渉。足を滑らせて沢に落ちれば撤退確実&風邪確実。慎重かつ勇気ある行動が求められる。
しばらく進むと林道ルートに合流し、そこから階段(雪の下だが)を下れば雲竜渓谷だ。そこも渡渉の連続。何度か沢を渡ると氷柱の壁が姿を現す。雪山は何度か登っているが、これほど大きくて長い氷柱は初めて見た。
先の尖った氷柱は長く鋭い。まるで騎士の槍のようだ。槍の隣にはくらげが縦に並んだような氷柱。それらが並んでいる様は氷のカーテンと呼ぶにふさわしい。
さらに進むと雲竜瀑が見えてくる。
滝壺までは氷壁を登らず、右側斜面を登った。こちらの斜面も気を抜けない傾斜があるので滑落に注意せねばならない。
初めて見る雲竜瀑。今年は成長が遅いと聞いていたが、初見の我々には充分な大きさだ。まだ完全に固まっていないので、もっと大きくなるのだろう。もう一回南岸低気圧が通過したら見頃かもしれない。目標とした雲竜瀑を間近で見ることが出来て、大満足の山行となった。
☆☆下山時の雲竜渓谷☆☆
【コーヒーの作り方を変えてみた】
ドリップコーヒーを山で飲むのを楽しみにしている方は多いでしょう。みなさんはどのように持っていきますか?
・水筒に入れていく
・粉を挽いて現地でドリップ
私はいままで「粉を持って行って現地でドリップ」でした。今回は現地での時間短縮(停滞は寒い)のため、以下のように変更。
1.家で濃いめにドリップ(粉1割増しで抽出量を半分)して冷ましたものを水筒に入れて持っていく (例)2人分の場合は豆23gで抽出量は120ml
2.現地で1に熱湯を注ぐ(コーヒー:熱湯=1:1.5)
この作り方だと、コーヒーの雑味がなくて美味しいと言われていますので、試してみてください。
【次回の山行予定】
月曜日に休暇を取得したけど天気がいまいち。天気の良さそうな場所を捜索中。
氷柱が大きくて迫力がありますね!
3人での記念撮影のバックは滝が凍ってそのようになったのですか?
その裏は少し水が流れているのでしょうね。
tanyaさん、川に落ちなくて何よりです!
ところで、風は強くなかったですか?
なかなか貴重な雪山ハイクを見せて頂き、ありがとうございました♪
ayamoekanoさん、こんにちは♪
氷瀑は上部で解けた水が滴っていました。それが徐々に固まって大きくなるんでしょうね。
風は稜線に出ないルートなので弱かったです。
ハラハラする渡渉でしたが、復路は慣れてきたようです。
こんにちわ。
先行していた二人組です。
当日は山々の景色は残念でしたが、凍った滝は迫力ありましたね!
林道からアイゼン装着したのは、昨年スケートリンクになった林道でしりもちを2回もついた反省からでした(笑)
今回は圧雪だったのでなくて問題ありませんでしたね。
コーヒーの作り方、ありがとうございます!
さっそく次回取り入れてみます。
これからも安全登山で楽しみましょう!
AndyRoddickさん、こんにちは。コメントありがとうございます♪
土曜日の稜線は強風でしたから、景色は仕方ありませんね。その意味では渓谷歩きは正解でした。
アスファルトの上は登山道より滑りますよね。tanyaさんもよく滑ります(笑)
コーヒーの濃さは好みで調整してください!
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