山行記録: 上州／荒船山

コースタイム

練馬IC5:30--関越--8:00荒船不動8:30・・星尾峠・・トモ岩・・京塚山・・星尾峠・・
12:30荒船不動—初谷温泉

天候	晴
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感想

荒船不動への林道もそろそろ霜で白くなり始めた深秋１１月連休の最終日、群馬下仁田
の奥、荒船山麓に東京組８名、長野支部２名、群馬大学組３名が、にぎやかに集合し
た。
　今回このコースを案内してくれるのは、地元群馬大学ＷＶ部で馴らした三村・
安田・池島各氏３名である。落ち葉を踏みしめながら割合なだらかな登山道を
なかなかの早さで登っていく。（さすがに現役の大学生は早いぞ！）な
どと年寄り臭い言葉が後方からなんか聞こえてくるぞ。
　星尾峠まではあっという間で、そこから少し登り上がると、ここからは快適な笹原と
広葉樹林の約２㎞にわたる平らな稜線歩きだった。秋の陽光が暖かくよい気持ち、と楽
しんでいるのであったが、一番北端の「トモ岩」に来ると冬将軍がもろに直撃してく
る。（景色はいいけれど寒いのなんの）
　荒船山は群馬側から見るとその名の通り大きな軍艦のように、南北に長い台形の山容
をしていて、例えば八ヶ岳などからでもその形ははっきりと見て取れる山である。一番
北端は数百mの断崖絶壁となっており、下を覗くだけでも足が竦んでしまう。（クライマ
ーである荒井も中尾も越後谷もびびっていた）
　最高峰の京塚山（または経塚山とも書く）はそれほど展望も望めないので分岐点のポ
カポカ樹林帯で小宴会。今回は完全にピクニック気分の山行となったが、秋の日和見に
こんなのどかなハイキングも贅沢じゃ。
　下山後は群馬大学ご推薦の初谷温泉に行く。こじんまりとはしているが山間の静かな
気持ちよい温泉でよかったよ。そして下仁田方面へ下った茶屋とも土産物屋ともいえな
い田舎作りの食堂へ。味噌おでんが食べ放題で２００円！といってもこの味噌おでん一
個がでかい事。大の大人でも二個は食べられんでしょう。下仁田ねぎの天ぷらも一人前
を五人がかりでやっとというボリュームであった。
　荒船山はホーム・ハイキングには最適の山といえよう。