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記録ID: 5809133
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ハイキング
東北

(ハイキング放浪記 東北編4) 230810の(2) 陸中高田を巡る 箱根山と震災遺構

2023年08月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
00:12
距離
0.5km
登り
39m
下り
33m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:01
休憩
0:00
合計
0:01
距離 0.5km 登り 41m 下り 41m
12:41
1
12:51
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
箱根山駐車場
道の駅「陸中高田」
コース状況/
危険箇所等
ログは箱根山のみです。
今思うと歩いたログを取っておけばよかった。
その他周辺情報 道の駅「さんりく」
道の駅「陸中高田」
奇跡の一本松(震災遺構)
旧高田松原ユースホステル(震災遺構)
旧気仙中学校(震災遺構)
東日本大震災津波伝承館
タビック45(旧道の駅「陸中高田」)(震災遺構)
下宿定住促進住宅(震災遺構)
夏虫のお湯っこ(温泉)
 道の駅「さんりく」にて朝食兼昼食。潮ラーメンにミニマグロ丼になります。
2023年08月10日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 11:28
 道の駅「さんりく」にて朝食兼昼食。潮ラーメンにミニマグロ丼になります。
 その後、陸前高田にやってきました。箱根山山頂、最寄りの駐車場になります。ここから箱根山ピストンしましょう。
2023年08月10日 12:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/10 12:39
 その後、陸前高田にやってきました。箱根山山頂、最寄りの駐車場になります。ここから箱根山ピストンしましょう。
 無線中継所があるので、この道を通ることはできません。山頂に行くなら、違う道を通ってください。
2023年08月10日 12:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/10 12:39
 無線中継所があるので、この道を通ることはできません。山頂に行くなら、違う道を通ってください。
 ということで、こんな道を歩いて行きます。
2023年08月10日 12:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 12:39
 ということで、こんな道を歩いて行きます。
 ここは、最終の駐車場になるのでしょうか。でもここまで車を入れる勇気はありませんでした。
2023年08月10日 12:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/10 12:40
 ここは、最終の駐車場になるのでしょうか。でもここまで車を入れる勇気はありませんでした。
 ここからはこの狭いの道になります。とにかく道を探しながら上に登っていきましょう。
2023年08月10日 12:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/10 12:40
 ここからはこの狭いの道になります。とにかく道を探しながら上に登っていきましょう。
 イトトンボなんでしょうけど、具体的な種類が分かりません。これについては、昆虫マニアの方が教えてくれるといいなぁ。
2023年08月10日 12:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 12:43
 イトトンボなんでしょうけど、具体的な種類が分かりません。これについては、昆虫マニアの方が教えてくれるといいなぁ。
 で、あっという間に山頂です。駐車場から6分で到着しました。三角点は、三等三角点になります
2023年08月10日 12:45撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/10 12:45
 で、あっという間に山頂です。駐車場から6分で到着しました。三角点は、三等三角点になります
 そしてまた6分で、駐車場に戻ってきました。ここでGPSを切ってしまったのが残念です。この後の方が歩いた距離は長かった。
2023年08月10日 12:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 12:51
 そしてまた6分で、駐車場に戻ってきました。ここでGPSを切ってしまったのが残念です。この後の方が歩いた距離は長かった。
 道の駅「高田松原」になります。ここから震災遺構を巡りながら少々歩こうと思っています。
2023年08月10日 13:16撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:16
 道の駅「高田松原」になります。ここから震災遺構を巡りながら少々歩こうと思っています。
 とりあえずこんな道を歩いて行きます。
2023年08月10日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:18
 とりあえずこんな道を歩いて行きます。
 あそこに見えるのは水門ですね。普段は川が流れていますが、津波警報が出たら一気に水門をを閉じるのでしょう。
2023年08月10日 13:19撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:19
 あそこに見えるのは水門ですね。普段は川が流れていますが、津波警報が出たら一気に水門をを閉じるのでしょう。
 工事現場にて、初めて見たゆるキャラ。「そばっち」と「わんこきょうだい」。
2023年08月10日 13:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:21
 工事現場にて、初めて見たゆるキャラ。「そばっち」と「わんこきょうだい」。
 水門をメインに、左に「奇跡の一本松」、そして震災遺構である「旧陸前高田ユースホステル」。
2023年08月10日 13:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:22
 水門をメインに、左に「奇跡の一本松」、そして震災遺構である「旧陸前高田ユースホステル」。
 昆布は、北海道の昆布と似ているような気がしました。
2023年08月10日 13:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/10 13:22
 昆布は、北海道の昆布と似ているような気がしました。
 奇跡の一本松、私は震災の次の夏にここを訪れています。その時にはまだ一本松は生きていました。今は、茂木メントとなっています。
2023年08月10日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:23
 奇跡の一本松、私は震災の次の夏にここを訪れています。その時にはまだ一本松は生きていました。今は、茂木メントとなっています。
「旧陸前高田ユースホステル」、今は震災遺構になっています。
2023年08月10日 13:24撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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「旧陸前高田ユースホステル」、今は震災遺構になっています。
 横から見たところ、見事に津波に破壊されています。
2023年08月10日 13:24撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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 横から見たところ、見事に津波に破壊されています。
 新しく松原を作ろうとしています。そしてその後には先ほど登った箱根山が見えています。
2023年08月10日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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 新しく松原を作ろうとしています。そしてその後には先ほど登った箱根山が見えています。
 海水浴場がありますね、私は海で泳ぐにはなりませんか。
2023年08月10日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:27
 海水浴場がありますね、私は海で泳ぐにはなりませんか。
 ここも震災遺構です。旧気仙中学校です。震災当日は、卒業式の合唱の練習をしていた時だったそうです。
2023年08月10日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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 ここも震災遺構です。旧気仙中学校です。震災当日は、卒業式の合唱の練習をしていた時だったそうです。
 陸前高田を守るように作られた新しい防潮堤と、今育てようとしている松林になります。
2023年08月10日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:28
 陸前高田を守るように作られた新しい防潮堤と、今育てようとしている松林になります。
 防潮堤にある献花台になります。誰かが手向けたのでしょう。花束が添えられていました。
2023年08月10日 13:32撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:32
 防潮堤にある献花台になります。誰かが手向けたのでしょう。花束が添えられていました。
 その時点から振り返ってみると、道の駅と神祭に関する博物館が見えます。
2023年08月10日 13:32撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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 その時点から振り返ってみると、道の駅と神祭に関する博物館が見えます。
 ある程度下ってきました、ここにも献花台が用意されていました。
2023年08月10日 13:35撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:35
 ある程度下ってきました、ここにも献花台が用意されていました。
 暑すぎて休憩、道の駅にある「すなば珈琲」にて、ジェラードダブル、「濃い抹茶」「クリスピーチョコ」。
2023年08月10日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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 暑すぎて休憩、道の駅にある「すなば珈琲」にて、ジェラードダブル、「濃い抹茶」「クリスピーチョコ」。
 東日本大震災津波伝承館に出没します。
2023年08月10日 13:50撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 13:50
 東日本大震災津波伝承館に出没します。
 津波で流された、当時の消防自動車。記念館の中で一応撮影可能なものです。
2023年08月10日 14:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 14:12
 津波で流された、当時の消防自動車。記念館の中で一応撮影可能なものです。
 tapic45、旧道の駅です。赤い線のところまで津波が来たそうです。その上に登って、3名の命が助かっています。
2023年08月10日 14:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 14:40
 tapic45、旧道の駅です。赤い線のところまで津波が来たそうです。その上に登って、3名の命が助かっています。
 ここまで津波が来ました、と言う表示があります。
2023年08月10日 14:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 14:41
 ここまで津波が来ました、と言う表示があります。
 その横にある鉄骨、津波で壊れたのでしょう。
2023年08月10日 14:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 14:40
 その横にある鉄骨、津波で壊れたのでしょう。
 下宿定住促進住宅、一体何階まで津波が来たのでしょうか?
2023年08月10日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 14:48
 下宿定住促進住宅、一体何階まで津波が来たのでしょうか?
 4階のところにこんな表示があります。そうです。、3階までは木っ端微塵に破壊されていますが、4階まで津波は来なかったようです。
2023年08月10日 14:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 14:49
 4階のところにこんな表示があります。そうです。、3階までは木っ端微塵に破壊されていますが、4階まで津波は来なかったようです。
 この写真を見ると、一目瞭然ですね。
2023年08月10日 14:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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 この写真を見ると、一目瞭然ですね。
 その後、温泉に入りに行きます。入った温泉は「夏虫のお湯っこ」。お風呂に虫は浮いておりませんでした。きれいな温泉でしたが、露天風呂がなかったのが残念です。
2023年08月10日 15:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/10 15:51
 その後、温泉に入りに行きます。入った温泉は「夏虫のお湯っこ」。お風呂に虫は浮いておりませんでした。きれいな温泉でしたが、露天風呂がなかったのが残念です。

感想

 海岸の方に出てきました。とりあえずご飯を食べよう、そう思い、道の駅「さんりく」にて潮ラーメンを食べました。具にムール貝やホタテ貝、わかめとめかぶなどが入っています。特にめかぶから出るぬるぬるがスープに一味足すようで、はじめての味で、おいしいと思いました。
 その後どこに行こうか迷い、海岸沿いを南下することにしました。

 2013年夏、私は北海道旅行の帰りに国道45号線を南下していきました。たくさんの震災遺構なを見て、写真を撮影しながらの旅でした。車中泊横尾なのですが、道の駅が使えるところが限られており、なかなか苦労した旅でした。
 その中で心に大きな衝撃を与えたのが、陸前高田の街でした。カーナビゲーションには、たくさんのお店や建物があるはずなのですが、周りにはただただ更地でした。4階まで津波が侵入し、5階のみ壁などが残ってるような住宅、ボロボロになった道の駅、ただただ絶望しかない風景でした。高田松原に行ってみると、奇跡の一本松がまだ生きていました。そしてそこで、松の木の絵馬を500円で売る若者が降りました。倒れてしまった松木から作った絵馬だそうです。この絵馬は今でも私の職場に置いてあります。何かを書こうかと思ったのですが、結局何も書けませんでした。

 そんな思い出が残っている陸前高田に向かいます。まずは、簡単に登れるという「箱根山」に登ってから向かうことにしました。多分、震災遺構を巡るときにまたあの時のことを思い出してしまうと思うので、その前に1つ山に登っておこう。そう思えたのでした。
 最終の駐車場から、箱根山まではほんとに5分位で言ってくれる感じでした。私はイトトンボを発見しましたが、具体的な同定は出来ませんでした。

 そして、いよいよ道の駅「陸前高田」に行きました。ここを起点として見て回るのです。まずは奇跡の一本杉、もう枯れてしまったため保存してモニュメントとなっています。結構たくさんの人がここを訪れており写真を撮影しておりました。家族、みんなでにっこりポーズ、恋人同士で、なんて人たちも多かったのですが、私はとてもそんな気分にはなれませんでした。ただただ記念写真として1枚撮影しました。
 ここには、10メーターくらいの防潮堤ができていました。次の津波こそ、これらの防潮堤が街を守ってくれると思いたいです。近くのユースホステルの跡、中学校の跡を撮影してきました。
 防潮堤の外側、海水浴場になっており、結構たくさんの人が海と触れ合っているようでした。私はそんな中、献花台の前で手を合わせ、道の駅に降りてきたのでした。

 道の駅には、東日本大震災の博物館が併置されています。これは見ないわけにはいきません。じっくりと50分ほど見学します。撮影できるものが撮影し、撮影禁止となっているのはただただ両目で見てきました。
 この地域でほぼ定期的に地震が起こり、津波の被害があるのは仕方がないことです。しかしながら、それにどう立ち向かい被害にあった人たちが思いを未来に伝えていくのか、それが大事なのだと思われます。
 三陸地域には、震災に関する博物館が続々とてきています、昨年は相馬市にある博物館を見学しました、陸前高田市の北にある大船渡市にもあるようです、遠野市には物品の補充基地として努力したことが展示されている博物館もあるそうです。
 これらの博物館は、それぞれの地域での被害や対応策、そういうことをじっくり読むのには適していますが、それぞれの県単位での教育施設、博物館や、全てを総括する国が設立運営する博物館などが今後求められていくのではないかなと感じています。

 その後、以前も見学した住宅を見て、私はまた北に向かいました。道の駅「さんりく」で車中泊、次の日には「あの山」に登れるかどうか、天気を見ながら一喜一憂していました。

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