樽前山〜風不死岳
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:44
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:44
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
帰省中、まったく山に登っていなかったので、少し時間を確保して樽前山へ。朝早かったため、駐車場は十分な余裕あり。トイレを済ませて入山。歩き出すとすぐに樹林が無くなり、視界が開ける。今日は残念ながらガスが湧いている。東山ピークにはご来光待ち?の方々が多くいた。山頂写真だけ撮って先へ急ぐ。
まったく予習していなかったため、風不死岳も樽前山と同じような植生なのかと思っていた。が、実際は全く異なっていて、932m峰の巻き道からずっと樹林帯になる。支笏湖がカルデラ湖だとすると、風不死岳も当然火山活動でできた山だろうに、ここまで植生が違うとなると、風不死岳の方がだいぶ早くできた山なのだろうか。などと考えながら、急登をこなして山頂へ。ブロッケンが出たが視界はあまり無く、これならこっちは来なくてもよかったかな、などと思う。折り返す。
帰りは外輪を西山経由で。西山周辺だけなぜか虫がやたらと多かった。刺したり毒があったりはしないのだが、たまに汁を出してちょっと臭い。かなりの数がいて服やザックに付いたせいか、帰りの車中で3匹ほど見つけた(後にイタヤハムシと知る)。ただ、景色は西山周辺がとても良かった。樽前山はかなり活発な火山に見え、内側には入れず。ボルダーもいくつかありそうだったが、今のところアクセス不可能だろう。
駐車場を出てダート終わりのゲートから276/453号までの道はきれいな舗装道路だったので、自転車でも気持ちがいいだろう(次回は使いたい)。行きはばんけいを経由したが、帰りは定山渓、朝里を経由して帰った。札幌国際は夏季閉鎖のようだった。次の北海道はいつだろうか。
<追記>
地質図naviによると、樽前山の方が古かった。樹林の有無は、地層の古い新しいとは関係がなかったようだ…。
樽前山:新生代 第四紀 完新世
風不死岳:新生代 第四紀 後期更新世(12万6000年前〜1万1700年前)
さらに調べたら、国土交通省の資料に該当する記述を見つけた。
「なぜ樽前山では、山頂付近に樹木が生えていないのでしょうか。これは、1739年の火山活動の影置を受けて樹木が枯死したためと、それ以降の噴火の影響により生育環境が悪くなり、樹木が生育しにくい環境になっているためだと考えられます」
https://www.hkd.mlit.go.jp/mr/tomakomai_kasen_keikaku/tn6s9g0000001o6g-att/tarumae01_04.pdf
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する