記録ID: 5858299
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
前穂高東壁 北壁ーAフェース
2023年08月20日(日) ~
2023年08月21日(月)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,925m
- 下り
- 2,109m
コースタイム
上高地BT(6:30)徳沢園(7:30)例の池(10:10)=C1
天気予報を見てもずっと午後は雨でらちが明かないのでとりあえず入山。中畠新道分岐からの急登はつらいが道ははっきりしている。えっちら歩いていたつもりが思ったより早く着いた。誰もいない某池でC1。午後からは断続的に大雨と雷だったが夕方には壁が姿を現し見惚れる。
C1(5:15)北壁取り付き(7:10-45)山頂(17:10)河童橋(20:20)釜トンネル(21:40)
前日の雨で大丈夫かと言う感じだが、思ったより濡れていなさそう。C沢までのアプローチの雪渓は小さく、ほぼガレ伝いで行けた。ちなみに草付きで引き連れた虫どもはピークまで共にすることとなる。C沢からはだんだんボロさがまして来てやはり悪い。C沢入ってすぐのチョックストーンは左岸を登ったが普通にボロいしむずいと思った。沢を上部まで詰め傾斜が緩くなったところで踏み跡のある踏みかえ点でB沢へ渡り、さらに奥まで詰めて取り付きへ。
グレードは体感。
1p目(25m):バンドのトラバースで取り付きまで。
2p目掘(15m):松高カミンがよくわからず、それっぽいチムニー目掛けて登るが被り気味のチムニー入り口を登ると薄被りのフェイスが現れたので一旦切る。
3p目検(30m):左へトラバースするとハングした凹角が現れる。これが松高カミンだろうか。ハング手前で残置シュリンゲのある右へトラバースして越える。前日の雨によりびちゃびちゃで怖い。ハングを超えた終了点残地のあるテラスまで。だんだんドツボにハマりだす。
4p目掘(45m):左は傾斜が強く登れなそうなので右に回り込んで短いチムニーを超えたあとテラスになりフェースを右にトラバース。おそらく左にあったチムニーが正規ルート3p目の部分だろう。雰囲気は三倉のノーマルチムニーのようで入る気がしなかったのだが。
5p目(45m):もうよくわからんので、とりあえず登れるところを登りつつ左に合流したい。右上気味に傾斜の強い段差を超え、凹角から右上して草付きのガレ帯へ合流。草付きへの合流は人生最恐のモロさだった。岩よりも草付きを握りしめて残置終了点のあるガリー状の基部まで。このあたりから雷が鳴りだし、雨もポツリと降り始める。天気予報は午後から雨だが、持ってくれるだろうか。
6p目(45m):ガリー内のフェースから左へトラバースするとボルトの終了点が現れ正規ルートへ合流。ようやく正規ルートに復帰して一安心。岩も硬くなり傾斜の強いフェース、クラックを快適に登る。ロープが足りず、ハング下でピッチを切る。
7p目(50m):左トラバースしてフェースに出たあと、左の段差を利用して一段上のフェースまで。正規ルートは左からフェースを超えチムニー上を超えると思うが、濡れてて滑りそうなので傾斜の緩い右の脆いガリーを目指す。それを越えるとハイマツが現れ山頂直下のボルトで終了点となる。
朝から一緒に行動した虫たちと記念写真をとり人のいない山頂でしばし落ち着いたあと、岳沢経由で帰宅開始。とたんに虫どもがうざくなり振り払いながら歩く。夏道は時折ガスが晴れて景色を楽しめたので虚無感はなかった。岳沢小屋につくころには完全に日が暮れ、上高地の麓の明かりを目指して歩く。建物の明かりを見ると安心するのに、実際ついてみると白々しく感じてしまうのはなぜだろうか。そんなことを思いながら、河童橋から車道をもう1p歩き釜トンネルで完。
天気予報を見てもずっと午後は雨でらちが明かないのでとりあえず入山。中畠新道分岐からの急登はつらいが道ははっきりしている。えっちら歩いていたつもりが思ったより早く着いた。誰もいない某池でC1。午後からは断続的に大雨と雷だったが夕方には壁が姿を現し見惚れる。
C1(5:15)北壁取り付き(7:10-45)山頂(17:10)河童橋(20:20)釜トンネル(21:40)
前日の雨で大丈夫かと言う感じだが、思ったより濡れていなさそう。C沢までのアプローチの雪渓は小さく、ほぼガレ伝いで行けた。ちなみに草付きで引き連れた虫どもはピークまで共にすることとなる。C沢からはだんだんボロさがまして来てやはり悪い。C沢入ってすぐのチョックストーンは左岸を登ったが普通にボロいしむずいと思った。沢を上部まで詰め傾斜が緩くなったところで踏み跡のある踏みかえ点でB沢へ渡り、さらに奥まで詰めて取り付きへ。
グレードは体感。
1p目(25m):バンドのトラバースで取り付きまで。
2p目掘(15m):松高カミンがよくわからず、それっぽいチムニー目掛けて登るが被り気味のチムニー入り口を登ると薄被りのフェイスが現れたので一旦切る。
3p目検(30m):左へトラバースするとハングした凹角が現れる。これが松高カミンだろうか。ハング手前で残置シュリンゲのある右へトラバースして越える。前日の雨によりびちゃびちゃで怖い。ハングを超えた終了点残地のあるテラスまで。だんだんドツボにハマりだす。
4p目掘(45m):左は傾斜が強く登れなそうなので右に回り込んで短いチムニーを超えたあとテラスになりフェースを右にトラバース。おそらく左にあったチムニーが正規ルート3p目の部分だろう。雰囲気は三倉のノーマルチムニーのようで入る気がしなかったのだが。
5p目(45m):もうよくわからんので、とりあえず登れるところを登りつつ左に合流したい。右上気味に傾斜の強い段差を超え、凹角から右上して草付きのガレ帯へ合流。草付きへの合流は人生最恐のモロさだった。岩よりも草付きを握りしめて残置終了点のあるガリー状の基部まで。このあたりから雷が鳴りだし、雨もポツリと降り始める。天気予報は午後から雨だが、持ってくれるだろうか。
6p目(45m):ガリー内のフェースから左へトラバースするとボルトの終了点が現れ正規ルートへ合流。ようやく正規ルートに復帰して一安心。岩も硬くなり傾斜の強いフェース、クラックを快適に登る。ロープが足りず、ハング下でピッチを切る。
7p目(50m):左トラバースしてフェースに出たあと、左の段差を利用して一段上のフェースまで。正規ルートは左からフェースを超えチムニー上を超えると思うが、濡れてて滑りそうなので傾斜の緩い右の脆いガリーを目指す。それを越えるとハイマツが現れ山頂直下のボルトで終了点となる。
朝から一緒に行動した虫たちと記念写真をとり人のいない山頂でしばし落ち着いたあと、岳沢経由で帰宅開始。とたんに虫どもがうざくなり振り払いながら歩く。夏道は時折ガスが晴れて景色を楽しめたので虚無感はなかった。岳沢小屋につくころには完全に日が暮れ、上高地の麓の明かりを目指して歩く。建物の明かりを見ると安心するのに、実際ついてみると白々しく感じてしまうのはなぜだろうか。そんなことを思いながら、河童橋から車道をもう1p歩き釜トンネルで完。
天候 | 雷ごろごろ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
観光客多し |
写真
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:367人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する