蓼科山 女ノ神↑竜源橋↓槍・八ヶ岳 頭のみ


- GPS
- 06:20
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 894m
- 下り
- 895m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:20
4:10 安曇野穂高発 三城 扉峠経由
6:20 スズラン峠園地駐車場
<復路>
13:00 スズラン峠園地駐車場発
15:00 自宅着
天候 | 晴れ 北アルプスなどには雲かかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ないが 笹の濃いところがある(雨・露でびしょ濡れ)岩場も注意 |
その他周辺情報 | 白樺湖 すずらんの湯など温泉多数 |
写真
感想
2023年(令和5年)8月29日(火)
蓼科山 女ノ神↑竜源橋↓槍・八ヶ岳 頭のみ
7年ぶりの蓼科山。
40年前には大滝キャンプ場で泊まり、竜源橋へ車を止め、車道を歩き女ノ神登山口から登り、同じコースを歩いている。
女ノ神(めのかみ)茶屋登山口から登り始める。
足下の笹が前日か朝方まで降っていたのだろう水分たっぷり、先行する方もいるが濡れる。
笹が覆い被さる登山道もあり、あっという間に太腿辺りまでずぶ濡れ。
泥濘も多く、ローカットは失敗だった。
平坦地から登り平坦地へ、3回ほど繰り返し本格的な登りになる。
笹原と苔むす岩の境目が明確になっていた。
苔むす岩を見ながら、滑りやすい岩を急登する。
大きな石を一つずつ越えながらのきつい登りが連続する。
見上げると青空と岩また岩のゴツゴツした風景が目に入る。
木々がなくなり開けた別世界に飛び出る。
頭だけ見える八ヶ岳、そして遠くにも雲間に槍ヶ岳が見られた。
山頂小屋まで矢印に従い進み、折り返すように一等三角点の山頂へ。
山頂は岩ばかり、大きな岩が広い山頂を埋める。
残念ながら、周りの山々はすでに雲に覆われてしまっていた。
「下界」という言葉に違和感を持っている若者がいた。
若者「山を登る人は、直ぐに下界という言葉を使うのですね。」
と私と若者で言葉を交わしたとき言われた。何気なく言っていたのかも知れないが。
「下」が何か卑下するのかと思い調べてみた。
「1 仏語。天上界に対して、この世。人間界。2 高所から見た低い地帯。「頂上に立ち下界を見下ろす …」」と例も。(goo.ne.jpより)
他の解説も同様だった。
仏語であり、一般的に使われているようで問題なかった。
若者に応えられれば良かったと思っている。
山頂から急下降、将軍平・蓼科山荘を経ての長い下りを天祥寺平へ。
石のゴロゴロする沢状の道を下る。
途中苔の美しい所があり立ち止まり一息ついた。
天祥寺平からは正面に横岳がそそり立ち、振り向くと優美な蓼科山が見られた。
諏訪富士とも言われ、登り下りのハードさとは対照的な美しさだった。
天祥寺平では栃木から登りに来たという80歳の方と一緒になった。
夜中1時に出発、一人車で大河原峠までやってきて下山途中とのこと。
夜中に出て険しい登り下りをして、これから帰るという。
山に登り、動くことが好きな山登りを続けられることだと当たり前のように話していた。
正にその通りだと思い、「今動けるとき動き、動けるだけ動く」。
「山へ」を続けていく勇気をもらった一時だった。
竜源橋へ淡々と下る。
蓼科山の眺めの良い場所、苔が輝く河原の石が印象的だった。
竜源橋からはビーナスラインを歩く、正に下界の暑さを味わうが無事下山した。
ふるちゃん
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