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記録ID: 5911266
全員に公開
沢登り
大雪山

上川岳〜凌雲岳〜黒岳

2023年09月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:03
距離
14.6km
登り
1,829m
下り
928m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:38
休憩
0:33
合計
9:11
距離 14.6km 登り 1,829m 下り 937m
4:25
7
層雲峡
4:32
0:00
294
白水橋
9:26
9:50
95
11:25
11:34
79
12:53
0:00
43
13:36
黒岳リフト七合目乗り場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
層雲峡から自転車で国道を2.5km下り、白水橋にデポして出発。
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層雲峡から自転車で国道を2.5km下り、白水橋にデポして出発。
白水川沿い林道は入って1kmくらいで崩落。
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白水川沿い林道は入って1kmくらいで崩落。
右岸に渡ってからも部分的に崩れていたが、歩くには問題なし。
右岸に渡ってからも部分的に崩れていたが、歩くには問題なし。
白水川3号橋を渡る。この辺りから温泉臭がしてくる。
白水川3号橋を渡る。この辺りから温泉臭がしてくる。
白水川4号橋を渡ると右手に見える通称「メロンの滝」?
水流の縦筋が模様だとすると、メロンというよりカボチャっぽい気がする。
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白水川4号橋を渡ると右手に見える通称「メロンの滝」?
水流の縦筋が模様だとすると、メロンというよりカボチャっぽい気がする。
900mの砂防ダムで林道が途切れたので入渓。
900mの砂防ダムで林道が途切れたので入渓。
水量はそこそこあり、朝方はまだ涼しいので水に浸かると足が冷たい。
水量はそこそこあり、朝方はまだ涼しいので水に浸かると足が冷たい。
温泉マークのある・1002にて。上川岳〜1973峰の稜線が見えてきた。
温泉マークのある・1002にて。上川岳〜1973峰の稜線が見えてきた。
いたるところに温泉が湧いていて、沢靴のまま浸かって足湯したら最高に気持ち良かった。
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いたるところに温泉が湧いていて、沢靴のまま浸かって足湯したら最高に気持ち良かった。
屏風のように立ちはだかる稜線と沢の景観が良い感じ。
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屏風のように立ちはだかる稜線と沢の景観が良い感じ。
1130m二股を右へ。
1130m二股を右へ。
すぐに20mの垂直な滝が出てきた。
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すぐに20mの垂直な滝が出てきた。
ここは右の急なルンゼを登り、小尾根を乗越して沢に下りる。巻きのルートは意外と明瞭だった。
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ここは右の急なルンゼを登り、小尾根を乗越して沢に下りる。巻きのルートは意外と明瞭だった。
垂直な滝を巻いた後は小滝の連続。
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垂直な滝を巻いた後は小滝の連続。
岩はあまり滑らないので、ほとんど直登するかすぐ脇を巻くかで順調に登って行けた。
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岩はあまり滑らないので、ほとんど直登するかすぐ脇を巻くかで順調に登って行けた。
2段の滝を登り切ると次第に水量は減ってきた。
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2段の滝を登り切ると次第に水量は減ってきた。
振り返ると、快晴のニセカウが美しい。
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振り返ると、快晴のニセカウが美しい。
1500mあたりで水は切れ、源頭のガレを詰めて行く。
1500mあたりで水は切れ、源頭のガレを詰めて行く。
1700〜1800mあたりでちょっとだけ深い笹藪にハマる。
この辺は沢形をうまく繋ぐと回避できたらしい。
1700〜1800mあたりでちょっとだけ深い笹藪にハマる。
この辺は沢形をうまく繋ぐと回避できたらしい。
上川岳(1884m)到着。360°の大展望!
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上川岳(1884m)到着。360°の大展望!
愛別岳〜比布岳〜鋸岳。
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愛別岳〜比布岳〜鋸岳。
沢靴から登山靴に換装し、凌雲岳に続く稜線を進む。
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沢靴から登山靴に換装し、凌雲岳に続く稜線を進む。
鋭い1973峰が目前に。
岩場は上を行ったり基部を巻いたりしながら進む。
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鋭い1973峰が目前に。
岩場は上を行ったり基部を巻いたりしながら進む。
上川岳を振り返る。緑と岩のコントラストが何となく日高主稜線のシュンベツ岳〜1917峰辺りを思い出させる。
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上川岳を振り返る。緑と岩のコントラストが何となく日高主稜線のシュンベツ岳〜1917峰辺りを思い出させる。
余市のローソク岩みたいだ。
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余市のローソク岩みたいだ。
1973峰手前はかなり高度感のある岩場だったが、意外と困難な所は無かった。
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1973峰手前はかなり高度感のある岩場だったが、意外と困難な所は無かった。
1973峰から歩いてきた稜線を振り返る。
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1973峰から歩いてきた稜線を振り返る。
ガレ斜面を200mほど登り返して凌雲岳へ。
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ガレ斜面を200mほど登り返して凌雲岳へ。
凌雲岳(2125m)到着。
頂上には過去に看板でも立っていたのか?柱が1本だけ立っていた。
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凌雲岳(2125m)到着。
頂上には過去に看板でも立っていたのか?柱が1本だけ立っていた。
桂月岳、石室、黒岳を見下ろす。
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桂月岳、石室、黒岳を見下ろす。
凌雲岳から直接石室に下りるのはよろしくないようなので・・・南寄りに藪を漕いで下り、適当な沢形を歩いて・1905あたりで縦走路に出た。
凌雲岳から直接石室に下りるのはよろしくないようなので・・・南寄りに藪を漕いで下り、適当な沢形を歩いて・1905あたりで縦走路に出た。
縦走路の歩きやすさに感動。
普段辺鄙な所ばかり歩いているせいか、ここが山なのか下界なのか一瞬分からなくなった。
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縦走路の歩きやすさに感動。
普段辺鄙な所ばかり歩いているせいか、ここが山なのか下界なのか一瞬分からなくなった。
黒岳に来るのは6年ぶりくらいか?
黒岳に来るのは6年ぶりくらいか?
黒岳から見る上川岳〜凌雲岳。あんな所を歩いてきたのか。
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黒岳から見る上川岳〜凌雲岳。あんな所を歩いてきたのか。
リフトとロープウェイで楽して下山。
リフトとロープウェイで楽して下山。

感想

表大雪の山で未踏だった上川岳と凌雲岳。どちらも夏道はついていないので登るなら積雪期か沢からになる。今回は白水川から上川岳へ、さらに稜線を歩いて凌雲岳〜黒岳へ周回してみた。

白水川の沢は1130m二股を右に入って大滝を巻く所からが核心部という感じ。その先に連続する小滝はそこまで難儀する所はなく、程よい緊張感で登れた。源頭からの藪漕ぎも短め。沢を登り詰めて大展望のピークに立つのはとても達成感があった。

上川岳から南に続く稜線は細い岩稜で、日高で例えるとシュンベツ岳〜1917峰やコイカクの北側に似ている気がした。ここに雪が付いたら断然難しくなるのだろうけど、無雪期に歩く分には岩も安定しているし、決定的にヤバい所が無かったのは幸いだった。

この日は好天に恵まれ、沢〜藪〜岩稜〜夏道と変化に富んだルートを楽しめた。

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