記録ID: 1726741
全員に公開
アルパインクライミング
大雪山
凌雲岳北尾根
2018年12月31日(月) ~
2019年01月05日(土)
nrtk7
その他1人
- GPS
- 128:00
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,643m
- 下り
- 1,642m
コースタイム
12/31 曇時々晴 国道(9:30)Co720(13:30)=C1
国道脇の駐車場に駐車し、入山しようとしたら鍋茶食器忘れが発覚。上川まで戻りスーパーで鍋を買う。気を取り直して国道から林道を歩く。Co530二股で漬物袋渡渉し、右股に入る。しばらく行くと登攀意欲をくすぐる見事な氷瀑。右の沢型から右岸の尾根に乗る。急でステップも決まりづらく苦戦。佐藤はトータル一時間以上遅れる。Co720の平坦地で佐藤を待つが一向に来ず、このままのペースではCo800〜900辺りの急登の途中で日が暮れそうなのでここでC1。焚き火するもなんか薪が湿っててぱっとしない。そんな感じで2018年終了。
1/1 曇時々晴 C1(630)・1559(1100)=Ω2
元旦だが特に何も変わらない。ラッセルは脛あたり。Co800〜900の急登はブル道入っており結構楽に登れた。その後も割と快適な尾根。Co1050で帰りに西の尾根に入り込まないようにピンクテープ3つ打った。あとはどんどんコンタ上げ・1559でイグルー作りΩ2。制作1.5h。
1/2 曇 Ω2(6:20)上川岳(9:45)Ω2(11:15)=Ω3
酸欠によるDF不調で出発遅れる。スノーシューでラテルネ付けて出発。上は風が強そう。視界はP1のちょっと先が見えるぐらい。Co1560の登りでスノーシューデポEP。しかしズボズボハイマツがかなりうざい。P1手前に岩稜、東側に雪庇1〜2m。上を行ったり西側巻いたり。P1は西側トラバース気味に登って巻く。結構急だがブッシュボーボー。その後も所々岩と雪庇。落ちたらやばいがそこまで細くはないので問題ない。このあたりから視界2〜300、気にならない風、気温-25℃。上川岳手前のP3は基部から西側巻き。ここも大体ブッシュ生えている。ちょっとした岩登りで稜上に戻る。上川岳で視界100。気温、風もシビアなので引き返し。Lは風邪気味。
1/3 曇Ω3=Ω4
昨日と天気変わらなさそうなことに加えLの体調も芳しくないので停滞。寝たり本読んだり。天井が低い。ポタポタもやばい。
1/4 晴 Ω4(5:30)上川岳(7:30)P3(8:00)凌雲岳(10:45-11:00)Ω4(14:15-14:30)Co1150(15:30)
ラテルネ付けて出発。快晴無風。薄明かりに大雪の山々が浮かんで見える。P1手前岩稜までスノーシュー。上川岳まではトレースが残っていたので楽に行けた。上川岳に上がると軍艦のようなP3が見えた。P3まで岩稜。上を行ったり左右を巻いたり。P3は正面左からアックス×3、ナッツで支点作って取り付き、ザイル2psで抜ける。リードはL。
1p目 45m 正面左のでかい積み木状の岩を越えた後、左の雪壁へ回り込む。その後顕著な3m程のチムニーを抜け、雪壁〜積み木状の岩登りをして岩塔基部の残置ハーケン×2とキャメ#2でビレー。核心はチムニーで、中チムみたいな感じ。
2p目 25m 岩塔基部から東側の急な雪壁をトラバース気味に登る。ステップはやや決まりづらい。稜上のハイマツで支点とり、腰がらみでビレー。
Mがザイル引っ張って次の岩の上まで行き、そこでザイルを仕舞う。岩からは少し急なcd。後はちょっとした岩稜を上を行ったり左右に巻いたりしながら通過し、次のポコを東側から回り込んで登ると、目の前にでかい凌雲がどっしりと構えている。遠い…。岩の出たクラストした斜面をアイゼン効かせながらシコシコ登るとピーク。スカッパ。全部見えた。ピークは気にならない風強。それでもしばらく居たくなる程にいい景色。ピークを満喫した後来た道を戻る。P3は2p目はMのみ腰がらみで確保、1p目は残置ハーケンでab。段々風が出て来て寒い。トレース辿ってサッとイグルーまで戻る。イグルーは天井低いしポタポタもやばいので今日テンバを下ろして適当なところで泊まることにする。Co1150でC5。風強し、穴だらけのテントに凍える。
1/5 雪 C5(7:00)国道(9:30)
来た道戻って下山。リクマンベツ川の渡渉は倒木でできた。
国道脇の駐車場に駐車し、入山しようとしたら鍋茶食器忘れが発覚。上川まで戻りスーパーで鍋を買う。気を取り直して国道から林道を歩く。Co530二股で漬物袋渡渉し、右股に入る。しばらく行くと登攀意欲をくすぐる見事な氷瀑。右の沢型から右岸の尾根に乗る。急でステップも決まりづらく苦戦。佐藤はトータル一時間以上遅れる。Co720の平坦地で佐藤を待つが一向に来ず、このままのペースではCo800〜900辺りの急登の途中で日が暮れそうなのでここでC1。焚き火するもなんか薪が湿っててぱっとしない。そんな感じで2018年終了。
1/1 曇時々晴 C1(630)・1559(1100)=Ω2
元旦だが特に何も変わらない。ラッセルは脛あたり。Co800〜900の急登はブル道入っており結構楽に登れた。その後も割と快適な尾根。Co1050で帰りに西の尾根に入り込まないようにピンクテープ3つ打った。あとはどんどんコンタ上げ・1559でイグルー作りΩ2。制作1.5h。
1/2 曇 Ω2(6:20)上川岳(9:45)Ω2(11:15)=Ω3
酸欠によるDF不調で出発遅れる。スノーシューでラテルネ付けて出発。上は風が強そう。視界はP1のちょっと先が見えるぐらい。Co1560の登りでスノーシューデポEP。しかしズボズボハイマツがかなりうざい。P1手前に岩稜、東側に雪庇1〜2m。上を行ったり西側巻いたり。P1は西側トラバース気味に登って巻く。結構急だがブッシュボーボー。その後も所々岩と雪庇。落ちたらやばいがそこまで細くはないので問題ない。このあたりから視界2〜300、気にならない風、気温-25℃。上川岳手前のP3は基部から西側巻き。ここも大体ブッシュ生えている。ちょっとした岩登りで稜上に戻る。上川岳で視界100。気温、風もシビアなので引き返し。Lは風邪気味。
1/3 曇Ω3=Ω4
昨日と天気変わらなさそうなことに加えLの体調も芳しくないので停滞。寝たり本読んだり。天井が低い。ポタポタもやばい。
1/4 晴 Ω4(5:30)上川岳(7:30)P3(8:00)凌雲岳(10:45-11:00)Ω4(14:15-14:30)Co1150(15:30)
ラテルネ付けて出発。快晴無風。薄明かりに大雪の山々が浮かんで見える。P1手前岩稜までスノーシュー。上川岳まではトレースが残っていたので楽に行けた。上川岳に上がると軍艦のようなP3が見えた。P3まで岩稜。上を行ったり左右を巻いたり。P3は正面左からアックス×3、ナッツで支点作って取り付き、ザイル2psで抜ける。リードはL。
1p目 45m 正面左のでかい積み木状の岩を越えた後、左の雪壁へ回り込む。その後顕著な3m程のチムニーを抜け、雪壁〜積み木状の岩登りをして岩塔基部の残置ハーケン×2とキャメ#2でビレー。核心はチムニーで、中チムみたいな感じ。
2p目 25m 岩塔基部から東側の急な雪壁をトラバース気味に登る。ステップはやや決まりづらい。稜上のハイマツで支点とり、腰がらみでビレー。
Mがザイル引っ張って次の岩の上まで行き、そこでザイルを仕舞う。岩からは少し急なcd。後はちょっとした岩稜を上を行ったり左右に巻いたりしながら通過し、次のポコを東側から回り込んで登ると、目の前にでかい凌雲がどっしりと構えている。遠い…。岩の出たクラストした斜面をアイゼン効かせながらシコシコ登るとピーク。スカッパ。全部見えた。ピークは気にならない風強。それでもしばらく居たくなる程にいい景色。ピークを満喫した後来た道を戻る。P3は2p目はMのみ腰がらみで確保、1p目は残置ハーケンでab。段々風が出て来て寒い。トレース辿ってサッとイグルーまで戻る。イグルーは天井低いしポタポタもやばいので今日テンバを下ろして適当なところで泊まることにする。Co1150でC5。風強し、穴だらけのテントに凍える。
1/5 雪 C5(7:00)国道(9:30)
来た道戻って下山。リクマンベツ川の渡渉は倒木でできた。
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