焼肉竹の親父の山歩記 繖山(滋賀県) 晴れた日に登ってごらん

2023年09月13日(水) [日帰り]

• GPS: 02:31
• 距離: 2.5km
• 登り: 305m
• 下り: 303m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:15
• 休憩: 0:17
• 合計: 2:32

距離 2.5km 登り 305m 下り 307m

13:57 スタート地点
14:58 15:09 繖山
16:11 16:17 地獄越
16:28 ゴール地点

写真

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撮影機器：

iPhone 14 Pro Max Apple

感想

鬼眞

秋晴れというにはまだ暑すぎたが、とても綺麗な景色が広がっていた繖山。

なんて綺麗なんだろ。

いつもそう思う。

今から22年前、この山が火事になった。
今もその残骸として、所々に炭化した木株が残る。
不謹慎だが、そのせいで登山道を覆っていた木々が消失し、景観が拡がった。
現在、年々再生して、少しずつまた見にくくなっていってるが。

この山で1番のビューポイントは、山頂から地獄越えに向かって少し行ったところにある大岩からの眺めだと個人的に思う。

そして時折そんな景色が表れる稜線を歩くのがことの他楽しい。

この日利用したダイレクトコースの登りはあまり人が歩いていないせいもあり、女郎蜘蛛の巣地獄、蜘蛛から見たら天国、100張り以上もポールで取っ払いながら突き進んで行った。

また、偶然の出会い、必然の共有をしたかなりの山好きの2人のお姉さんとの心の交流もあった。

登山口手前の林道で車を降り、獣避けゲートを開けていると後続の車。
「私たちも今行くので開けたままにしといてください」
で登山口の不動の滝駐車場であらためて挨拶を交わし、その後ほぼ同時間に別々のコースを取って出発。
山頂に着くとドンピシャで再会。
お互い笑い合った。

そこに猪子山から歩いて来られたおじさまも交えての山談義。

お姉さまに冷凍したゼリーをお裾分けしていただく。

そして先に出発した私が先ほど紹介した最高の景観でそよ吹く風を期待して休憩していたら、後から追いついて来たお姉さんたちの楽しそうな笑い声が。
大岩にも寄って、また二言、三言、言葉を交わし、今度は多分最後の挨拶を。

山では一期一会の出会いがあり、運命の不思議さえ感じる。