雲取山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,802m
天候 | 21日 晴れ ほぼ無風 22日 くもり南西の風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三峰ルート: 霧藻峯から白岩岳まではアップダウン多く、はしごが凍っていてスリップしやすい。チェーンスパイク、軽アイゼン以上の装備が必要。 白岩岳~オオダワの補北面のながいトラバースは雪が柔らかく足をとられやすい。転倒、スリップに注意。オオオダワ〜雲取小屋までは吹き溜まりあり。道迷い注意。(トレースは直登せずトラバースしながら登るルートについていた。) 鴨沢ルート:積雪は少ないが、雪が解けて氷となっている箇所が多数ある。スリップ注意。 |
その他周辺情報 | 鴨沢バス停となりに食堂あり、ラーメン、カレー、各種つまみ、生ビールあり。 |
写真
感想
Girl's meeting at Mt.Kumotori with deep & nice character member.
-雲取山にて女子会- 濃いメンバーとともに・・・
近場で自力でいける比較的手軽な雪山、ということで、今年は雲取山に行こうと思っていた。
きみちゃんとずみおが一緒にいってくれることになり、濃いいメンバーでの女子会が成立。
小屋でこたつに入ってぬくぬくしながら女子会しよう、というノリで、泊まりは一度泊まってみたいとおもっていた雲取山荘、
ルートは長いが気楽な鴨沢往復のつもりだった。
しかし雪を狙ってせっかく二月に日程を設定したのに、どうやら鴨沢ルートはあんまり雪がない模様。
それじゃあちょっとつまらない、ということで三つ峰ルートにいってみたくなった。
鴨沢よりもくコースタイムは短めだけど、アップダウンが多く、ぶっちゃけきつそう。この時期は入山者もまばらで雪の量も多いので単なるお気楽山行にはならないかんじ。
。しかし、雪山らしさを味わうならやっぱりこっち。
相談したら二人ともいってみたいということなので計画変更。
交通機関の都合でスタートが10時半、と、遅くなってしまうこと、メンバー全員夏道経験がないことが不安要素だったけれど、トレースがついているということが確認できたし、好天予報の一日目に三峰から登ってみることにした。
三峯ルートから登る雲取はけっこう立派な雪山だった。
ピッケルいらずのハイキングルートではあるが、急登や長いトラバースなどもあり、場合によっちゃ滑落したり道に迷ったりする可能性もある適度な緊張感もあり、雪山をはじめて間もない人が歩きの練習をするには十分かつほどよいレベルだと感じた。
気楽なだけではなく、トレーニングとしても充実した山歩きができたと思います。
雪山初級者のひよこ組で、知らない道をだれかに頼ることなくあるいてみたことはとってもよい経験。みんなで雪の状態を気にしたり地形図をみたり、時間を気にしたり・・、個人的にゆるハイや人にくっついていく山がつづいていたので、楽しいだけではない充実感をひさびさに感じたよき山行でした。
奥多摩のきれいな雪景色、夕日を見れたことも良し。人気もほとんどなかったので、山奥感をあじわえたのも良し。
もちろん夜の爆笑トークも良し。
テン場に設置された居酒屋レオにちらっとお邪魔するつもりだったけど、小屋は居心地がよすぎて外には出れなくなった。
雲取山荘はログハウス的な造りの8畳位の部屋に3人の個室、こたつがあり、ふとん3枚重ねでもまだ余る、というかなりの豪華版。
きみちゃんがボッカしてくれたワインを飲みほし、イカでできた一億円札のつまみを食らう。
なにしろ濃いメンバーなので、とりあえずトークも飲食もなんにも遠慮しなくていい(笑)。大変ありがたい存在だなあ、と改めて感じた。
二日目は天候がいまいちだったけどとりあえず雨に降られることもなく景色をみながらサクサク下山。一日目からずーと先頭だったので、途中で結構自分が気づかれしていることに気づき、先頭をきみちゃんにかわってもらいあとはお気楽下山。
鴨沢ルートは七つ石の分岐をすぎるとあとはひたすら単調で、あんまりよくおぼえていない。あ、途中でレオ組に遭遇、颯爽と下山していく姿はなかなかかっこよかったです。
最後は鴨沢バス停近くの新しくできた店でラーメンをすすり山行終了。
この店、鴨沢でのバス待ちのときに一杯やるのにいーかんじ。つまみもおいしそうだった。
ガチな雪山にいくのは、なかなかむずかしいけれど、自分にあった山、いける山はたくさんあるなとあらためて感じました。
ゆっくりと楽しみながら経験を重ねていきたいとおもいます。
きみちゃん ずみお、一緒にいってくれてありがとう!!!ジェームズ事件は長くなりそうなので割愛します。日本の山をなめるなよ!濃いメンバーでまた濃い山行きたいぜ。
飲むぞ!飲むぞ!!!飲むぞ〜!!!!とうれしくて仕方なかった雲取山〜!!!
どんだけ酒を持っていこう!!ハイテンション!!!
だってだって小屋泊だもの!個室だもの!そしてこたつだもの!!
お布団だもの!畳だもの!ずみおだもの!酒が要る!
あーいつもの雪面寝袋とはわけが違うぜ。
楽しいなあ〜
と完全お気楽気分で行ってしまった三峰ルート。
全然気楽じゃない。
長いし。UPDOWN多いし。
でも初めての三峰ルートとってもとっても面白かった!!
面白いルートを提案してくれてありがとまこちゃん!!!
いつも堅実に考えつつも少しずつレベルアップする真子ちゃん。尊敬してます。
三峰神社からスタートするルート
ここで三峰神社のエピソードをひとつ。
私の母はとても埼玉の田舎育ち。昔の田舎って信心深いですよね。いろんなしきたりがある。
その中の一つに、13歳の厄年に赤い財布を目立つところに落としてこい。(赤い財布を厄に見立てている。厄を誰かに拾ってもらうため)というものがある。
そこでおばあちゃんから下された命が三峰神社にすててこいというもの。
ネット検索もできない時代に、13歳の母は電車とバスを乗り継ぎ、赤い財布を捨てに三峰神社に行ったのだとか。神社の階段に捨て、速攻帰ってきた。めちゃくちゃ遠かったことだけは覚えているとのこと。
13歳の女の子にはとんでもなく心細いであろう電車とバスの道。
ダムの横を1時間以上バスに揺られ山の奥の奥に三峰神社がある。
そんな母の話を思い出しながら、神社からの登山はスタートした。
道中快晴の景色を楽しみながら歩いていたら、
叫び声が聞こえて人が落ちてくる音がした!
歓声をあげながらどアホなアメリカ人が、階段を勢いよく滑って降りてきてそのまま勢いで谷に落ちたのだ!
木にひっかかって止まったもののなかなか上がれない。
その間にも次のアホな外人がキャーキャー言いながら滑り下りてくる。
コットンの迷彩柄のズボンはびしょびしょに濡れ、スニーカーで荷物は持っていない。
あまりに腹が立ち
『死にたいかてめえら!!!てめえら外人が遭難したら誰が助けるとおもってんだ!日本人だぞ!!!』と怒鳴ってしまった。
しかし冷えた口が良く開かず!頭の中で言いたいことが浮かぶスピードに口がついて行かず、ドスを最大限効かせたかったのに舌足らずの子供のような言い方になってしまった。
外人は木にひっかかりながらも『このメガネの女は何を言っているんだ?』(訳:ずみお)と言っていたようだ。
仲間に助けられなんとか這い上がった外人たちになおも腹が立ち、『ニッポンの山なめんなぁぁ!!!』
と怒鳴ってしまった。
スニーカーの変な外人がいるということはすれ違う人から聞いていた。ぶつかっていたらこちらも一緒に谷に落ちるとこだった。
アホな外人はジェームズと命名。夜の宴会でさんざん話題になった。
こたつは最高。個室も最高〜!!!
なんて素敵なの?小屋!ずみおにワインをこれでもかと飲ませ、幸せをかみしめた。
布団を10枚くらい使って、暑い暑いと言いながら就寝。
小屋万歳。
翌日は結構な寒さ。
吹雪いていたし。
デジャウばかりの針葉樹林の景色がいっぱい出てくる
アイゼンを脱ぐタイミングがいまいちわからない。アイスバーンが出てくるかと思えば土ばかりだったり。
鴨沢への下りは難しいね。
寝坊組のレオが颯爽と抜いていく中、のらりくらり降りて最後はバス停のキッチンでラーメンを食べた。
三峰ルートが遠い昔のよう。
充実感でいっぱいだった。サンダルに履き替えたら足さいこー!
水道あるし、靴もきれいになって
酔い止め飲んでバスに乗車。
バスを降りたころから酔い止めが聞き始め、副作用で電車は爆睡(笑)
充実感で最高でした。
まこちゃんずみお、いっしょに行ってくれてありがとう
計画一生懸命練ってくれてありがとう!
判断難しかったと思います。等身大の話がたくさんできてすっごくすっごく面白かった!!
山屋女子会たのしーね!!!またいこうや!
次は尾瀬でやろう!!!
どうもありがとう!
ビシっと叱ったきみちゃん、偉かった
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