羅臼岳
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- GPS
- 05:54
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,458m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:53
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
雌阿寒岳からウトロへ移動し羅臼岳へ。単独だしこのエリア特有の人に慣れたヒグマが心配なので明るくなるまで待ってから出発することにする。昼頃から天候は悪化するらしいので素早い行動が必要だ。
4時半すぎに岩尾別温泉の登山口に行くとトイレの前にりっぱな角を持ったエゾジカが鎮座していた。私がトイレに入ろうとするとのっそのっそと歩いて去っていった。
木下小屋の前で登山者名簿に記帳するが今日はまだ誰も入山していないらしい。
ヘッドランプを点けて登山道に入るが見込みどおり10分ほどで明るくなり照明は不要になる。ただ空は曇っているようだ。
歩きやすい登山道を順調に登り大沢に入ると強い風が谷に吹き込んでいた。風も予想通りなのでどんどん登っていく。振り返るとオホーツク海が見える。羅臼平に上がると青空も見えだしてきた。風は強かったが急登に入ると山に遮られて風が少しおさまった。山頂に近づくと岩場になるがマーキングは豊富で見落としさえしなければ問題なく登れる。さすが百名山だ。根室海峡越しに国後島もうっすらと見ることができた。
山頂に上がるとまた爆風になった。たまに晴れ間が見えているが待っていると寒くなるので写真を撮ったらすぐ下山することにする。慎重に岩場を降りて一息ついたところで後続の登山者に初めて出会う。
その少し先でヒグマにもバッタリ出会ってしまった。にらめっこになる。私が笛を数回吹くと不満そうに向きを変えて歩き出したが、去り際にちょっとだけ振り返ってガンを飛ばしてきたのでその瞬間を激写した。
その後はもうヒグマを見ることもなく降りていく。後続の登山者は十数名いた。大谷を過ぎれば難所もなくかっ飛ばして10時半に下山。木下小屋の手前で数頭のエゾシカが登山道を通せんぼしていたのが唯一の障害だった。連休中の岩尾別温泉は路駐が凄かったらしいが今日は駐車場も空いている。ウトロの道の駅まで戻って休憩していたら大粒の雨が降り出した。明日もがんばろう。
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