回復を期待して赤坂山、曇天稜線を勢いで南下


- GPS
- 06:49
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 992m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:49
天候 | 曇りのち時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下りでは濡れた木の根に注意、2人とも尻餅を突きました。 登山道は綺麗に刈り払いされている |
写真
感想
体力を確かめるため少しロングに挑戦。
最初に道を間違えてしまい、ついでに滝へ寄り道。
最後に心臓に問題が発生したが、概ね歩けることを確認。
お付き合いありがとうございました。
昨日、ふらっとさんからお声がけがあった。最近は体調が悪いので同行者があるのは心強い。マキノの登山口駐車場に到着すると赤坂山の稜線は中層から上に雲が覆っている。晴れ山派の私は止めようかと思っていたが、後から来られたふらっとさんは登る気満々だ。
マキノ高原のキャンプ場では昨夜からの雨にもかかわらずテントが20張りぐらいある。知らずに調子ヶ滝のアプローチ林道に入り込んでしまったので滝見をして行きましょう。調子ヶ滝は初めてだったが綺麗な直瀑で見ごたえがあった。カエデが色付く頃には雰囲気も増すことだろう。
尾根に続く粟柄古道に復帰して緩やかな勾配で高度を上げて行く。ブナの木平に着いたら稜線は雲の中だった。ちょうどご夫婦と思しきカップルも後から到着された。京都から武奈ヶ岳に登ろうとしたら麓は雨だったのでこちらに来たと言われる。更に進むとブナ林がしとどに濡れて妖艶な雰囲気を醸し出している。
稜線に登り上げると、心配したガスは上がっていたがどんよりとしたままだ。赤坂山の山頂では二組が休憩中だった。若狭湾も琵琶湖も靄って灰色の世界だ。隣の三国山もガスが邪魔をする。汗冷えして寒い。福岡から来たというソロの男性が周りの山名を尋ねて来られる。長期遠征中らしく近江北陸の山名にはお詳しい。雨模様だけど明王ノ禿は是非にとお勧めしておく。
小雨が降り出したのでカッパを着て粟柄越えまで下る。もう勢いで寒風を目指しましょうと稜線を南下していく。そのうち雨も止んだ。アップダウンをいくつか凌いで寒風まで1時間ちょっとで到着する。相変わらず今にも降り出しそうなどんよりとした空模様だ。寒風から下って行くと折しもブナ林の所で陽が射し込む。振り返ると濡れたブナが艶やかな光沢を放って何とも美しい、今日一番の光景だ。マキノ高原に降り立つと又しても小雨が降り出してくるのだった。
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