三頭山から月夜見山

2023年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 08:02
• 距離: 20.5km
• 登り: 1,443m
• 下り: 1,448m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:56

距離 20.5km 登り 1,454m 下り 1,456m

7:08 峰谷橋バス停
7:14 小河内神社バス停
7:50 7:51 山のふるさと村ビジターセンター
9:21 9:24 鞘口峠
9:52 9:55 見晴し小屋
10:16 10:21 三頭山東峰展望台
10:23 10:24 三頭山東峰
10:25 三頭山
10:36 10:58 三頭山西峰
11:00 11:01 御堂峠
11:21 11:22 見晴し小屋
11:41 11:47 鞘口峠
12:05 栂ノ尾
12:13 12:14 砥山
12:22 戸沢峯
12:30 風張峠駐車場
12:56 月夜見山
13:03 13:12 月夜見第二駐車場
15:03 麦山浮橋
15:07 小河内神社バス停
15:10 ゴール地点

天候

晴れ
午後から次第に雲が空を覆うが、下山まで青空アリ

気温　朝14℃ 山頂9℃ 下山時17℃
風が貫抜ける場所はかなり冷たく防寒着を要した。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

峰谷橋無料駐車場を利用
※トイレあり。5台駐車可（少し奥に更に4台スペースがあるらしい）

コース状況／危険箇所等

峰谷橋から車道歩きで麦山浮橋へ向かう。
麦山浮橋は通行止めの場合もあるので事前確認要。
麦草浮橋を渡ると直ぐ階段がありその先は湖岸を進むハイキングコースになっている。
途中分岐があり奥多摩周遊道路へ上がるルートと湖岸をそのまま進むルートに分かれる。
どちらを利用しても山のふるさと村へ辿り着ける。

・山のふるさと村〜鞘口（さいぐち）峠
山のふるさと村キャンプ場の奥に鞘口峠への登山口がある。（キャンプ場にはトイレ多数あり）
鞘口峠への道はヌカザス尾根などに比べ利用者が少ないのか、荒れ気味。
車道を跨ぐと「台風の増水により道肩無し」と通行止めのロープが張られているが普通に通行可能
（踏み跡が怪しいところは何箇所かある）
沢に沿って只管登るとやがて鞘口峠へと至る。
コースタイムは登山口から1時間弱

・鞘口峠から三頭山
ここからは都民の森として整備された区間。
登山道と「ブナの道」（ハイキングコース）が交錯しながら進むが、どちらから行っても大差はない。
非常に歩き易く気持ち良い。
中間地点には見晴小屋がある。
コースタイムは約1時間

・鞘口峠〜風張峠〜月夜見山
鞘口峠からは都民の森「里山の道」の区間となり、グッと歩く人が少なくなるが道は歩き易い。砥山手前の分岐辺りで都民の森から離れる。
風張峠から先は奥多摩周遊道路と並行して山道が進むが、道路上を歩かねばならない区間もある。
そこ以外は特に難所は無し。
近くの月夜見第二駐車場から御前山への道が伸びている。
コースタイムは1時間15分

・月夜見山から山のふるさと村
月夜見山手前の分岐から山のふるさと村へ降る事ができる。
特に難所は無いがやはり車道を跨ぐ区間があり注意が必要。
山のふるさと村キャンプ場に合流してからは車道歩きとなる。

その他周辺情報

数馬の湯　大人980円

写真

10/14 7:08

峰谷橋無料駐車場に朝7時前に到着。
予報通り晴れ。
気温は14℃、登山日和だ。

今日は奥多摩三山を繋げる旅の第一弾。
大岳山、御前山、三頭山はそれぞれ単独では登ってあかるが、縦走するには距離がありその間を繋げる登山道は未踏だった。
それを何回かに分けて歩こうというわけだ。

10/14 7:12

久しぶりに浮橋に来た。
ちゃんと事前に渡れる事は確認済み。
6月に来た時は通行止めだったからな

10/14 7:14

揺れる浮橋を慎重に渡る

10/14 7:18

対岸に到着。
ここまではヌカザス尾根で三頭山に登った時歩いている。

10/14 7:22

ここを右に行くと奥多摩周遊道路に出るが、今回は左の湖畔を歩く遊歩道へ

10/14 7:26

これって熊さんの爪痕かな〜…

10/14 7:33

直ぐ先の藪からカモシカの親子が道を横切って来てビビる。
カモシカは直ぐ逃げないから撮影出来た。

10/14 7:47

浮橋から30分ほどで山のふるさと村へ着いた（右奥の階段を登ると山のふるさと村）

10/14 7:52

山のふるさと村は様々なアウトドア施設が集まった様な施設で、宿泊やキャンプも出来るらしい

10/14 8:05

登山口を目指すともろにキャンプ場を突っ切る事になる。
結構キャンプしている人居たな。

トイレがあるのはキャンプ場までなので注意

10/14 8:11

山のふるさと村ビジターセンターから15分ほどでキャンプ場奥にある登山口に着いた。
ここからやっと登山開始だ。

10/14 8:13

途中にあった立派なお堂。
昔は付近に集落があったのか？

10/14 8:15

なんか荒れ気味な登山道

10/14 8:17

まあまあ整備されてるかな…？

10/14 8:27

15分ほどで車道と交差。
まだ奥多摩周遊道路のゲートは開いてないから車の姿はない

10/14 8:29

通行止め〜！？
と思ったら2019年の台風被害か。
じゃあ多分今は歩ける状態だな（←丹沢と奥多摩で同じ様な状況を死ぬほど見た）

10/14 8:35

入口は荒れまくってたけど暫く進むとピンクテープと明瞭な踏み跡が出て来た

10/14 8:39

橋も入口以外は流されて無さそうだな

10/14 8:53

とは言えやはりマイナールート、人影は無いし道も苔だらけ。
でも定期的に標識はあるので前はもっと歩かれていたんだろうなあ

10/14 9:04

上部は結構荒れてた

10/14 9:16

お、稜線出たか？

10/14 9:17

鞘口峠到着。
こちらにも通行止めのロープがあった。
どうは風が吹き抜け非常に寒い。
慌てて一枚羽織る

10/14 9:21

左に別の道があるがとりあえず行きは稜線沿いに行くかな

10/14 9:23

暫く曇り空だったが、予報通り太陽が射してきた。
少し寒いがハイキング日和！

油断してポールを峠に忘れそうになり取りに戻る

10/14 9:29

これは気持ち良いなぁ〜

今まで誰ともすれ違わなかったのに稜線に出たら何人もの登山者を見かけた。
もうここは檜原都民の森エリアの様だ。

10/14 9:36

分岐が幾つもあるが三頭山方面を適当に選ぶ

10/14 9:41

登山道を選んだら特に面白みの無い道だった。
帰りはブナの道にするか…

10/14 9:48

ブナの路と合流。
ここからはブナの路を行こう

10/14 9:50

またまた分岐。
右が登山道、左がブナの路。
今回は左を選ぶ

10/14 9:54

見晴小屋に着いた

10/14 9:55

見晴小屋からは大岳山が見えた

10/14 9:55

気温は11℃〜12℃か

10/14 9:58

見晴小屋周辺は道が少し分かりにくいな…

10/14 9:58

ここが鞘口峠から三頭山のだいたい中間地点だ

10/14 9:59

風と木漏れ日の道

10/14 10:18

やがて三頭山東峰への分岐に出た。
ここを右に登る

10/14 10:20

お、展望台だ。

10/14 10:20

この三頭山東峰の展望台には5年前にも一度来ている。
懐かしいな…

10/14 10:21

奥多摩三山の御前山と大岳山！
三頭山も含めたこの三つの山を繋げる旅第一弾として今日の山行を企画した。
あんな遠いと一気に歩くのは無理なので何回かに分けるつもり。

10/14 10:22

特徴的な大岳山の右側に双耳峰っぽく見えてるのか馬頭刈山らしい。
彼方も近々歩く予定

10/14 10:24

軽く休憩した後三頭山東峰に来た。
どんどん行こう

10/14 10:25

こちらは最高峰、三頭山中央峰だ。

10/14 10:25

5年前にnameless7cと来た時昼飯食ったベンチ

10/14 10:27

ヌカザス尾根からだと右側からくる事になる。
三頭山西峰は正面の道だ

10/14 10:29

三頭山西峰到着。
ここが1番広くて眺めも良い為多数の登山者が休憩していた。

10/14 10:29

富士山こんにちわ

10/14 10:29

本日は鞘口峠から三頭山と月夜見山のWピストン予定だが、雲がかかる前にと先に眺めが良い三頭山に来たのは正解だったな

10/14 10:35

少し早いが昼飯タイム！
非常涼しいのでカップ麺が美味い

10/14 10:53

西峰には山梨百名山の標柱もある。
確か西峰が山梨県と東京都の境界なんだよな

10/14 10:58

鷹巣山とか方面
木が邪魔だな

10/14 10:58

休憩を終え最後に富士山をパシャリ

10/14 10:59

さて、月夜見山へ出発！
5.1キロか、結構距離あるな

10/14 11:00

非常に涼しく天気も快晴。
木漏れ日の道が気持ち良い

10/14 11:13

たくさんの登山者とすれ違う

10/14 11:18

ブナの路と登山道の分岐まで来た。
帰りは左側の登山道を歩いてみよう。
細くてすれ違い困難らしいが…

10/14 11:19

確かに細いかな。
ここだけだけど。

10/14 11:32

都民の森エリアはハイキングコースが複数交錯してて混乱するな

10/14 11:38

軽く色づいている葉も散見された

10/14 11:42

鞘口峠まで戻ってきた。
人が多いのはここまでだった。
月夜見山方面へ行く人は少ないのかな

10/14 11:46

右の道は都民の森の施設や駐車場へ降る道で其方へ進む人が多かった。
左は「里山の路」と表記アリ

10/14 11:48

秋が迫ってるなあ
今年は紅葉が遅れてるらしいが

10/14 11:56

左の登りが月夜見山へのルートだが、右にロープが張られた小道を発見。
標識が奥に見えたので侵入してみる

10/14 11:54

いまは整備されなくなったかつての都民の森のコースの様だ。
ひぐらしの路と言ったのか。

10/14 11:55

奥にあった展望台も朽ち始めていた

10/14 11:59

元の里山の路に戻るが、通行止めになった分岐が幾つもあった。
都民の森東側のエリアは縮小しちゃったのかね

10/14 12:02

誰もいない静かな道…と思ってたら右の茂みからガサガサ音が…
鹿かなんかか？と見てみるとシートを引いて休憩してる人がいて吃驚。

この後風張峠までこの人以外にはすれ違わなかった。

10/14 12:05

暫く進むと雲取山が見えると看板があったが、木が伸びたのか全然眺め無いぞ

10/14 12:06

一応ギリギリ雲取山見えた

10/14 12:11

風張峠方面と砥山方面の分岐。
ここは左へ

10/14 12:19

前方、道のど真ん中に石が直立しとる

10/14 12:21

数馬方面（右）と月夜見山方面（左）の分岐

10/14 12:28

ずっと気持ち良い道が続くなあ

10/14 12:29

ここら辺が風張峠付近か。
車道に降りる道があるが、多分風張峠の
駐車場へ行くはず。
ここは降りず前進。
月夜見山まではあと30分も無いはず

10/14 12:30

車やバイクの音がバンバンしてる中を進む

10/14 12:32

ここもハセツネのコースなのか。
先週あたりは混雑してたのかな

10/14 12:35

確かにトレランし易そうな道だな

10/14 12:38

山のふるさと村へ降る分岐に出た。
帰りはここを降りる予定。
月夜見山まであと1.1キロ！

10/14 12:41

車道に合流する手間にまだ新鮮な熊のフンがあった…

10/14 12:42

ここから少し車道を歩く事に。
車やバイクがスピードを出して通り過ぎて行くが歩道は無いのでちと怖い

10/14 12:44

なるべく山道を行きたいので車道を逸れた

10/14 12:49

久しぶりに登山者とすれ違う。
月夜見山方面から来たのだろうが、どこまで行くのだろうか

10/14 12:50

巨岩が出てきた

10/14 12:51

月夜見山→ の案内が。
岩の上へ登るのか

10/14 12:54

後はここをまっすぐ行けばゴールだ

10/14 12:56

月夜見山登頂！
山頂は地味だが、前から名前が気になってたんで来れて良かった

10/14 12:56

月夜見第一駐車場方面へ降る親子連れがいた。
他にもハイキングの服装では無い観光客がポツポツいて、駐車場からの近さを思わせる

10/14 13:01

山頂から降ると直ぐに車道に出た。

10/14 13:03

月夜見第二駐車場。
今回の実質ゴール地点。

10/14 13:04

奥多摩周遊道路初めて来た

10/14 13:05

第二駐車場にある御前山への登山道入口。
次はここから繋げたいぜ

10/14 13:19

暫く車道歩きで道を戻る

10/14 13:30

分岐まで戻り山のふるさと村方面へ下山開始

10/14 13:51

歩く人はそれ程多く無いかもだがある程度整備はされてる感あるな

10/14 13:56

奥多摩周遊道路が近いせいか人里近い安心感あるな

10/14 14:01

右に曲がって車道に出る

10/14 14:04

車道を跨ぎここから下山道に接続

10/14 14:04

一応標識あるな

10/14 14:12

キャンプ場まではこんな道。
車道を跨いでから20分位だった。

10/14 14:20

電気柵を潜りキャンプ場敷地内に入る

10/14 14:22

ここから出てきた。
キャンプ場を行きと同じように通過する

10/14 14:27

ここからは車道歩きとなる。
車は怖いが奥多摩周遊道路を暫く歩く事になる

10/14 14:47

奥多摩周遊道路は夜間は通行止めになってしまうのでロング山行するのに微妙に不便なんだよなあ

10/14 14:52

車がバンバン通り過ぎる。
右手に奥多摩湖

10/14 14:53

道端に骨？が落ちていた

10/14 14:56

奥多摩周遊道路の脇にある浮橋への入口に着いた

10/14 15:00

浮橋だ

10/14 15:01

まだ15時か。
予定より早く歩けたかな。
浮橋は観光客で混んでいた

10/14 15:08

峰谷橋を渡ると駐車場は直ぐだ

10/14 15:46

もえぎの湯も小菅の湯も最近入ったので、今回は山越えして数馬の湯を目指す。
奥多摩周遊道路を回収した車でだけどw

これは途中の駐車場からの眺め

10/14 16:09

数馬の湯で汗を流す

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

kukaminn

最近大多摩30座チャレンジの為に市道山から臼杵山を歩いたが、地図を見ていて「そう言えば奥多摩三山を繋げていないな…」と思い至る。

奥多摩三山の大岳山、御前山、三頭山はそれぞれ単独では登ったが、縦走するにはちと距離が長い為手をつけずにいたのだ。
これを2回〜3回に分けて繋いでしまおう！というのが今回の企画だ。

三頭山山頂付近や都民の森辺りの人気エリアや奥多摩周遊道路は混んでいたがそれ以外の場所は殆ど人が居らず、静かな山行も賑やかな山行も楽しめてお得な気分だった。

なにより晴れた爽やかな（ちょい寒かったが）ハイキング日和なのが良かった！
遂に来た低山の季節。

雪が降る前にあと何回来れるかな。