花の鍋尻山がまさかの大雪！

2015年03月25日(水) [日帰り]

• GPS: 04:52
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,032m
• 下り: 1,058m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:50

距離 12.1km 登り 1,032m 下り 1,066m

11:27 妛原（アケン原）
12:56 ダケノ峠
13:23 13:24 鍋尻山
14:10 14:11 フクジュソウ自生地(鍋尻山頂上直下)
14:20 14:21 鍋尻山分岐
14:27 14:28 鍋尻山駐車地
15:32 白谷橋
16:17 妛原（アケン原）

天候

晴れ時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河内集落の空き地に停めさせてもらいました

コース状況／危険箇所等

雪で道はドロドロ、急斜面ではアイゼンが必要でした。

写真

3/25 11:58

最近の陽気なら大丈夫と出発したんですが昨夜かなりの積雪があったようで、下からも雪が見えます。大丈夫かなぁ。

3/25 12:01

河内集落からの出発。最初はかなりの激登りです。まだ雪はありませんが、昨夜の雪が融けていてズルズル滑ります。ここは下りには使いたくないです。

3/25 12:18

稜線までの半分くらい登ったところで早くも雪が現れます。とりあえず滑らないように注意しながらの登りです。

3/25 12:21

30分ほどで稜線へ。ここからは雪も少なく、快調に登れます。

3/25 12:28

お目当ての一つ、ミスミソウ。例年よりもすこし数が少ないかも。

3/25 12:29

3/25 12:45

登るに従って雪が増えていきます。気温も低いので融けてはいません。

3/25 12:46

振り返ると霊仙山がピラミダルな姿を見せてくれます。

3/25 13:26

琵琶湖も見えました。

3/25 13:41

悪戦苦闘の末ようやく主稜線に到着。この間は写真を撮る間もありません。アイゼンをつけてようやく登れる激登りを30分ほど続けました。

3/25 13:51

吹雪も収まり日が差してきました。ようやく頂上直下です。一日で20センチほど積もったようです。

3/25 13:55

霊仙山

3/25 13:57

頂上です。

3/25 13:59

頂上南側からは御池岳がよく見えます。

3/25 14:32

お昼の後は、フクジュソウ見学。雪の下から元気に咲いていました。

3/25 14:32

3/25 14:32

3/25 14:33

3/25 14:33

3/25 14:34

こんな感じでいっぱいあります。思わず踏んでしまいそうになるほど。

3/25 14:34

3/25 14:36

3/25 14:36

3/25 14:41

保月集落方面に降りることにしました。(登りの道はズルズルで下る気がしません)

3/25 14:41

3/25 14:47

こちらも結構大変な下りです。よく滑ります。

3/25 14:48

3/25 15:04

ようやく集落へ。この間30分ほど。

3/25 15:07

3/25 15:08

かなり崩壊が進んでいる感じです。

3/25 15:20

3/25 15:30

ここからは権現谷林道を河内へ。7キロの林道歩きは大変ですが、ズルズルヌルヌルの山越えよりはまし。

3/25 15:32

一難去ってまた一難。ということで際限なく現れる林道の崩壊部分。なんとか徒歩では越えられるものが続きます。

3/25 15:34

完全に崩壊していると通過不能になるので、ひやひやです。

3/25 15:36

3/25 15:36

3/25 15:40

霊仙はやはりどっしりとしていい山です。

3/25 15:44

3/25 15:56

絶えず、上からの落石を警戒しながらの林道歩きは疲れます。1時間半この状態です。

3/25 16:11

3/25 16:15

時々霊仙山。

3/25 16:15

3/25 16:15

3/25 16:27

ようやく河内へ。最近になくハードな山歩きでした。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X2 Canon

感想

mizutani824

そろそろ春の日差しが出てきて暖かくなった3月中旬。いろいろなところからの花の便りが届き、いつもの鈴鹿にもと思って訪れた鍋尻山。
折からの寒の戻りで昨夜は大雪のようです。思わぬところで最後の？雪山になりました。
アケン原に車を置いていつもの急登を稜線へ。融けだした雪のせいで思うように足が進みません。気を抜くとズルッと滑って危ない危ない。それでも稜線からは霊仙も琵琶湖も見れて満足。お目当てのミスミソウもそこここに白い可憐な花を咲かせています。
ここから主尾根へはいつも苦労する急斜面です。今日は雪のせいで大変なことに。あまり滑るのでついにアイゼンを装着して挑戦。いつもの倍くらいの時間をかけて主尾根に取り付くことができました。
主尾根でも新雪が深く(20センチくらい？)それに加えて吹雪。季節外れの完全冬山状態です。それでもなんとか頂上に着くころには雪もやみ、青空が覗きだしました。よかった。
遅い昼食の後、少し下ったところでフクジュソウとご対面。南斜面は雪も浅く、黄色い花が雪の上に満開です。一時はどうなることかと思いましたが、お目当ての花にも出会え、満足して保月に下ります。
権現谷林道の崩落の具合が気になりましたが、まぁなんとか徒歩ならば大丈夫じゃないかということで林道歩き。7キロの歩きはそれなりにしんどかったですが大きな障害もなく降りてくることができました。
お手軽花見のつもりが結構大変なトレッキングになりましたが、今シーズン最後の雪山を堪能することができました。