【日本三百名山 #159】樽前山（七合目登山口から外輪山を時計回り周回）

2023年10月16日(月) [日帰り]

• GPS: 02:51
• 距離: 9.1km
• 登り: 744m
• 下り: 728m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:37
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:52

距離 9.1km 登り 744m 下り 743m

6:18 樽前山７合目登山口
6:48 東山分岐
7:01 樽前山神社奥宮
7:06 南側外輪壁ガリー侵食崩壊部
7:14 西山尾根突端
7:17 7:22 西山尾根分岐
7:24 西山尾根突端
7:42 7:43 932m峰方向分岐
7:57 7:58 932m峰
8:10 932m峰コル岩
8:14 932m峰方向分岐
8:17 北側外輪壁ガリー侵食崩壊部
8:35 8:43 樽前山 東山ピーク
8:49 東山分岐
9:10 樽前山７合目登山口

天候

晴れ、ただし上部は時々ガス、一時小雨。西風が非常に強い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

🚗 喜茂別町のキャンプ場から国道276号線、道道141号、林道経由で、約50分
🅿️ 7合目登山口駐車場に駐車。相当数が停められるようだが、満車になることもある模様。

※ 遠征の全行程は、以下のヤマレコ日記にまとめています。
https://www.yamareco.com/modules/diary/114426-detail-312648

コース状況／危険箇所等

現在も非常に活発に活動している火山のため、噴煙に巻かれないように注意。

その他周辺情報

【下山風呂】
喜茂別町のキャンプ場に戻る途中で寄り道して、壮瞥町のひかり温泉
https://hikarionsen.com
※ 廃業した旅館を再生させて、日帰り温泉にしたもの。非常に綺麗。お湯も最高。

写真

6:18/T+0:00 七合目登山口を出発。

歩いて5分程度で、登山道途中にベンチが現れる。展望台らしい。

振り返ると支笏湖と紅葉した森の眺め。

階段が続く。

樹林帯を抜けた。

外輪山に向けて東面を登っていく。

6:47/T+0:29 外輪山の稜線に出る。おおーー、溶岩ドームの威圧感。思わず、声が上がります。

外輪山を時計回りに、まず西山の方向へ進みます。溶岩ドームの写真を何枚も撮ってしまいます。

7:00/T+0:42 樽前山神社の奥宮に到着。

西山ピークに向かって進みます。

本当に見飽きません。

7:19/T+1:01 西山ピークに到着。

火口原を含めて、至る所に観測、監視機器があります。

なるほど、樽前山が三重式火山であることがよく分かる。
外輪山が取り囲む火口原、その中にある中央火口丘、そしてさらにその中から盛り上がった溶岩ドーム。素晴らしい！！

本当に見飽きない（2回目）

火口原の中には2トントラックほどの大きな噴石も。

溶岩ドームをぐるっと回り込んで、西側へ。影に入りました。この辺りは、西風をまともに受けるのでかなり風が強いです。

分岐点に到着。

932m峰に向かって、ゆるゆると登っていきます。相変わらず風は強い。

7:57/T+1:39 932m峰に到着。

完全に逆光ですが、932m峰から見る樽前山。

932m峰から見る、風不死岳

さて、外輪山一周路に戻ります。

8:12/T+1:54 分岐点に戻ってきました。

外輪山の北側を東山に向かって登っていきます。ここら辺りから天気が急速に悪化してきました。

支笏湖。右下に小さく七合目登山口。自分の車も見えました。

8:36/T+2:18 樽前山 東山ピークに到着。これをもって、樽前山登頂。

風が非常に強い中、ガスが晴れるのを待って、溶岩ドームと山頂標を一緒に撮影。

溶岩ドーム、奥に西山ピーク。

さらば、樽前山。凄い山でした。

七合目に向かって下っていきます。日も高くなってきて、紅葉が美しい。

9:10/T+2:52 七合目登山口にゴール。

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

ちゃーまる

前日の狩場山に続く山は、当初、余市岳を予定していたが、この日は今シーズン初めてのかなり強い冬型の天気。日本海側の山はかなり天気が悪いということで、余市岳も天気予報では雨または雪。よって、太平洋側にある樽前山に登ることに変更した。

樽前山は登ってみたかった山の一つ。以前、麓の室蘭本線の列車から見上げた樽前山は広大な裾野と、そして特徴的な溶岩ドームを持つ山で、とても興味をそそられた。そして、Instagramでフォローしている北海道在住の山岳犬くんが飼い主さんと一緒に樽前山を歩いている動画を見て、その素晴らしい火口の風景に改めて強く惹かれていた。

そして今回、ようやく登ることができた！風は強かったし、たまにガスにも巻かれたけれど、特徴的な火口の風景は、やはり素晴らしかった。ぐるっと一周して、様々な火口や溶岩ドームの風景を楽しむことができたし、とても満足。思っていたとおりの山でした。

いろんな素晴らしい山がたくさんありますが、活発に活動している火山を間近で見られるのも、また格別のものがあります。

ところで計画段階では、北海道駒ヶ岳同様、ヤマレコの挑戦中の山リスト達成のために最高点への進入を考えていた。しかし、どう考えても樽前山の最高点は危険すぎる。ヤマレコも登山者の安全を守ることが目的の一つであるはずなのに、それはおかしい、、、と思い、ヤマレコのヘルプページを探索してみると、なるほど、対象の山に関しては、入山規制エリア外の特定のポイントで登頂と見なしていることがわかりました。
https://www.yamareco.com/guide/guide_web/mypage/challenge/
というわけで、規制対象エリアへの進入は行いませんでした。北海道駒ヶ岳も事前におかしいと思って、きちんと調べておけばよかった、、、