城山南壁西南カンテ

2023年10月21日(土) [日帰り]

• GPS: 03:57
• 距離: 2.7km
• 登り: 416m
• 下り: 415m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:46
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:57

距離 2.7km 登り 416m 下り 426m

8:31 城山登山口
11:41 11:49 城山
12:02 城山峠
12:24 12:27 城山登山口
12:28 ゴール地点

天候

晴時々曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

1ピッチ目…相方リード。下部スラブからではなく、純粋に西南カンテよりスタート。やや逆相気味。難しくないにせよ途中1mぐらい、まさしくカンテ形状の箇所がスタンス乏しく嫌な感じ。
2ピッチ目…当方リード。ブッシュ帯登り。登山道っぽい感じで登攀感があまりない。直上する正規ルートと思しきところを登っていたにもかかわらず、右のスラブに終了点が見えたためクライムダウンを交え右に寄り過ぎルートミス。灌木で切る。
3ピッチ目…相方リード。直上ラインへ修正。本来ここも自分が登って2ピッチ目終了のはずだった…。トラバース手前まで。
4ピッチ目…当方リード。最終ピッチは相方に譲るとしていたことで、このままでは自分のパートがブッシュ登りだけで終わってしまいそうだからトラバースはやるよと志願。登り始めは確保支点右から一段上に登ってバンド状を右にトラバースしてゆく。もちろん難しさは無く岩は乾いているので快適そのもの。トラバース直後は水平に行かず右上ラインがあるのでそこを登り、更に右から二間バンドを回り込み、最終ピッチの基部まで。浮石が多いので落とさないようロープを伸ばす。
5ピッチ目…相方リード。くの字がよく登られているようだかルンゼ右のフェースにピンが豊富とのことで果敢にアタック。右のフェースに乗り移る際、足場の石が浮いているのでそれに乗らないよう注意した。

写真

10/21 8:27

城山登山口。

10/21 8:40

10/21 8:44

南壁下部スラブ。
個人的にはスラブ好きなのでいずれ。

10/21 8:54

西南カンテ取付。
1ピッチ目は相方スタート。

10/21 9:38

10/21 9:39

1ピッチ目終了点。

10/21 10:12

2ピッチ目の途中だったか、河川敷の読売巨人軍、長嶋茂雄ランニングロードがよく見える。背景は天城山。
かつて長嶋茂雄は城山をよく眺めていたということになるのだろうか。

10/21 10:12

2ピッチ目わたし。右の別のスラブラインの終了点に惑わされ、ルートミス。ブッシュで一旦切る。

10/21 10:55

途中のトラバース写真がなく、もう最終ピッチ。ネット情報で見かける「くの字」ラインがよくわかる。
しかしリードする相方は、くの字を選ばすルンゼ右のフェースへ。うまくクリア。私はフォローなので、より楽しめました。

10/21 10:56

二間バンド横の大ハング。

10/21 11:34

登攀終了点より下を覗き込む。

10/21 11:39

10/21 11:41

10/21 11:42

富士山、箱根方面は雲がかかって山頂部分は見えませんでした。

10/21 11:48

10/21 12:02

10/21 12:12

下山中に見えた、西南カンテ最終ピッチだと思うのだけれど違うか？

10/21 12:29

前後にパーティーなく、のんびり登れて快適でした。

撮影機器：

SO-53B Sony

感想

kitakama1994

伊豆城山は一年中登れる岩場として有名ですが、埼玉・東京圏からは若干遠いのと、12月〜5月にかけては雪山優先！と固執していたこともあり、今まで機会を設けることはありませんでした。
登るなら、先ずはマルチピッチ入門ルートの西南カンテ一択です。スラブ好きとしては南壁スラブも魅力的でしたが、それはまた次回にでも。
西南カンテはピッチの切り方で4〜6ピッチ、いかようにもなるみたいですが、我々2人パーティーは、4ピッチの予定が結果的に5ピッチで抜けることに。
この日は天気も良く岩も乾いており、南壁スラブに1パーティーいたのみで、登攀中は快適そのものでした。