三度目の正直、鳥倉から1泊2日で赤石岳へ。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 45.2km
- 登り
- 4,464m
- 下り
- 4,466m
コースタイム
- 山行
- 11:04
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 11:40
- 山行
- 12:59
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 13:45
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三伏峠から赤石岳の間は水場が少なく細い。また当時コロナ禍で有人の山小屋が閉まっており、トイレが使用できず、携帯トイレを持って行った。 |
その他周辺情報 | コロナ禍以前であるが、小渋温泉赤石荘の立ち寄り温泉をおすすめする。 |
装備
備考 | 水場が少ないため、水筒をふたつ持って行っていた。コロナで山小屋が営業していなかったため、食糧を多めに持って行っていた。 |
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感想
2021年8月末コロナ禍の中、鳥倉林道ゲートから赤石岳への往復に挑んだ。画像など記録もあまり残っておらず、記憶もかなり薄れており、やや不正確なレコになってしまった。申し訳ないです。
三度目の正直でやっと赤石岳を初登頂した。ほとけの清水で塩見岳から下りてきた初老の女性の方に私のプランを話すと驚くとともにやめるよう諌められた。この日塩見岳を往復される方は少なからずおられた。
その後、昼前になってようやく烏帽子岳に到達し、そこで若いカップルと、あまり知られてない山だけど景色がいいですねと世間話をした。
その後夜になって荒川小屋に到着。先客のグループがおられた。翌朝知ったが、このとき同宿だったこの数名のグループは静岡県庁の職員で高山の動植物、例えば昆虫などの生態調査に仕事として来られていることがわかった。
この長い行程の中で会話をしたのはこの方たちだけだった。コロナ禍もあって人が少なく、山小屋も運営していないものだから寂しかった。
同年6月に同じ行程で赤石岳を目指した際は大聖寺平の手前の巻き道、まさに田中陽希さんが苦労した箇所で同様に残雪に阻まれた。
この度は大聖寺平で霧に阻まれて立ち往生した。二度あることは三度あるで、またもや撤退が頭をよぎる。けれども1時間ほどで霧ははれて富士山の方向から夜が明けた。
たった一人で山頂を踏みしめたとき妻に電話で知らせた。妻は今でも日本で最も険しい山は赤石岳だと思い込んでいる。
8月下旬の南アルプスの縦走路は高山植物の群落、それを目当てにやってくる高山蝶と、自然の多様さを存分に感じた。コロナ禍でなければとは悔やまれるが、一方で感染拡大をかえりみず無茶な登山をしたと陳謝である。
これで本州の百名山はすべて登り、残りは旭岳を除いての北海道の山8座だけとなった。それからの北海道の記録は投稿しているのでよかったらそちらをご覧下さい。
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