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Yamareco

記録ID: 6123400
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ハイキング
富士・御坂

富士スバルライン五合目 から 篭坂峠

2023年10月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:18
距離
17.0km
登り
385m
下り
1,573m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
0:47
合計
6:17
距離 17.0km 登り 385m 下り 1,588m
10:49
12
11:01
11:02
19
12:41
12:47
3
12:55
12:56
10
13:29
13:33
14
13:47
13:57
81
15:18
15:21
8
15:29
15:32
58
16:30
36
[ メモしていたコースタイム ]
( 5分単位に丸めています )

スバルライン五合目___ 10:50
泉ヶ滝_________ 11:00
六合目_________ 11:20 〜 11:35
溶岩流_________ 11:50
不浄流し溶岩流_____ 12:15
溶岩流_________ 12:25
新六合目・長田山荘___ 12:40 〜 12:55
砂払い五合目______ 13:05
登山道合流_______ 13:15
小富士分岐点______ 13:30
小富士_________ 13:50 〜 14:00
1905.5三角点___ 14:10
ますみ峠________ 15:20
1282m標高点____ 16:00
矢筈山手前のコル____ 16:15
矢筈山(1260m峰)_ 16:30
矢筈山先のコル_____ 16:50
篭坂峠_________ 17:10

天候 晴れ でも山頂はガスで富士山は見えず
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車

前夜は 道の駅すばしり で車中泊しました
朝起きたら7〜8割がた埋まっていて全部山屋さん?
誰も来ない山中で一人車中泊に慣れている私にはなんか雰囲気悪かったです

御殿場−篭坂峠−富士山駅−河口湖駅と繋ぐバスで富士山駅に出てそこからまたバスでスバルライン五合目へ上がりました
五合目へ上がるバスは、富士山駅を発車したときは3割ほどの乗車率ですが河口湖駅では満席どころか立ったまま五合目までの人が10人ほどいました
なのでもしバスで五合目へ上がるのなら絶対富士山駅から乗るべきだと思います
ただし、富士山駅にはコンビニも何もありません
またバスの乗客は日本人以外が多くて何かと想定外のことが起こって出発も到着も予定時刻より遅れます

コース状況/
危険箇所等

・泉ヶ滝 で登山道閉鎖
閉鎖されていること自体は1ヵ月ほど前の Alzhiker さんのレコで知っていましたが、簡単に通過できると思っていました
鉄パイプと板壁で絶対に通させぬ状態でした
(よって通れません、が)
登山者?ハイカー?観光客?だれか分かりませんが、絶対に通ってやる〜とばかりに少し回り込んだところに明瞭な踏み跡ができていました (笑)
しかも傾斜が急なので3〜4mのロープまで
そこを利用すれば通せんぼの板塀は簡単にクリアできます

・吉田ルート六合目から須走ルート新六合目(長田山荘)
このトラバースルートの入口が分かりにくいようなことが 山と高原地図 には書かれていますがそれなりに踏み跡は付いていました
(勿論、数人が横並びで登っていけそうな吉田ルート登山道に比べれば径とは誰も気が付かない程度の踏み跡です)
トラバースルートに入ってしまえば、大きめに石にはペンキマークがありますしカラーテープが付けられています、何よりも踏み跡が明瞭です

・小富士(コフジ)から篭坂峠
実に気持ちの良い下降散策路です
小富士もその先の1905.5三角点も全く同じ地形で、濃い目の樹林帯からパッと開けた砂礫の丘になり大きなケルン(?)でピークが分かるようになっています
小富士から三角点へは明瞭な登山道です(但し、砂礫地帯には踏み跡は全く残っていません)
三角点からはこの先行く尾根(山梨−静岡の県境尾根)が見通せます
尾根に乗るまでは砂礫地帯なので進むべき方向がよく見えていて道間違いの心配はありません
尾根に乗ると道は明瞭ですが標高1450m付近ぐらいからでしょうか踏み跡はひどく薄くなりしかも二重三重になります
ますみ峠近くになるとバイクでも走るのか?と思うような道になります
大根山(1394.5三角点)付近は私のログで道間違いがひどいですが、そこかしこに林道があってどこへ行けばよいのか分からなくなります
大根山から先、北東方面は地形図通り林道・車道が交錯するので尾根道に乗る点をしっかりマークしておかないとそのまま林道・車道を進んでしまいそうです
尾根に乗ってしまえばあとは篭坂峠まで気持ちよく歩けるかと思います
ただ、やっぱり樹林帯とはいえ砂礫の地なので径はすぐ深く掘れてしまい歩きにくくなりすぐ横に別の踏み跡ができていてやっぱり二重三重の径になっています

小富士から篭坂峠はお勧めですが2〜3問題点もあります
まず、進入禁止域?
どうも自衛隊管轄の地のようで下から、すなわちどこかの車道から入ろうとすると入山禁止の門や金網になっています
小富士側からは何もないのでどうぞどうぞお通りくださいって感じですが
次に、下から登るのは体力要りそうです
砂礫なので小富士の東の三角点に出るところは一歩登って半歩ずり落ちる感じでとっても疲れそうです

小富士は須走口五合目から20分ほどで簡単に行けますが、夏の登山時期以外はバスがないので今の時期ならどうやって須走口五合目まで行くかと言う問題があります
篭坂峠はバス停もある便利なところです

スバルライン五合目
先週の到達地点
今日はここからスタートです
もうすでに11時近いです
5
スバルライン五合目
先週の到達地点
今日はここからスタートです
もうすでに11時近いです
須走へのトラバース道の溶岩流
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須走へのトラバース道の溶岩流
溶岩流2個目
地図にはない分岐点があった
長田山荘に向かって直進します
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地図にはない分岐点があった
長田山荘に向かって直進します
3個目の溶岩流
やっと長田山荘
唐松の紅葉の須走登山道は誰一人いない
たった一人の富士山はご機嫌だけど下降は膝が痛い
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唐松の紅葉の須走登山道は誰一人いない
たった一人の富士山はご機嫌だけど下降は膝が痛い
砂払五合の少し先
富士山で人影まるっきり無しは贅沢すぎる
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砂払五合の少し先
富士山で人影まるっきり無しは贅沢すぎる
須走の古御嶽神社
ここまでの無事のお礼とこの先の無事のお願いをする
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須走の古御嶽神社
ここまでの無事のお礼とこの先の無事のお願いをする
小富士分岐点
五合目駐車場はすぐそこに見えている
車も人も多い
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小富士分岐点
五合目駐車場はすぐそこに見えている
車も人も多い
小富士まではコメツガ林
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小富士まではコメツガ林
突然樹林が切れた先に小富士
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突然樹林が切れた先に小富士
小富士
磯砂クンとバウワウ君
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小富士
磯砂クンとバウワウ君
小富士からの富士山
残念ながらガスっている
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小富士からの富士山
残念ながらガスっている
小富士と1905.5三角点の間にある樹林帯
唐松の紅葉、ナナカマドの赤、コメツガやモミの緑、気持ちよかったです
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小富士と1905.5三角点の間にある樹林帯
唐松の紅葉、ナナカマドの赤、コメツガやモミの緑、気持ちよかったです
三角点へ向かう林の中
径は明瞭でした
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三角点へ向かう林の中
径は明瞭でした
小富士とそっくりな地形の三角点
左奥には山中湖
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小富士とそっくりな地形の三角点
左奥には山中湖
三角点
その向こうが篭坂峠に通じる山梨−静岡の県境尾根
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三角点
その向こうが篭坂峠に通じる山梨−静岡の県境尾根
下の右へ延びる紅葉の尾根が県境尾根
正面遠方は山中湖
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下の右へ延びる紅葉の尾根が県境尾根
正面遠方は山中湖
この紅葉の尾根をたった一人歩けるんですよ
羨ましいでしょう
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この紅葉の尾根をたった一人歩けるんですよ
羨ましいでしょう
紅葉の県境尾根に乗った
どのピークの先が篭坂峠かしら
左奥の山中湖の位置関係からウンと長く下降散策が楽しめそうです
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紅葉の県境尾根に乗った
どのピークの先が篭坂峠かしら
左奥の山中湖の位置関係からウンと長く下降散策が楽しめそうです
唐松の紅葉
最高のタイミングに歩けているんでしょうね
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唐松の紅葉
最高のタイミングに歩けているんでしょうね
先に行くほど傾斜はなだらかになり
膝の痛みも緩和されます
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先に行くほど傾斜はなだらかになり
膝の痛みも緩和されます
この辺は傾斜も薮もなくどこでも歩けるので踏み跡も一本化されていない
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この辺は傾斜も薮もなくどこでも歩けるので踏み跡も一本化されていない
ますみ峠
正面の径を登っていきます
3
ますみ峠
正面の径を登っていきます
大根山(1394.5三角点)付近
こんな林道が縦横に走ってよくわかりません
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大根山(1394.5三角点)付近
こんな林道が縦横に走ってよくわかりません
北東へ向けて幅10mほどの車道を行きます
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北東へ向けて幅10mほどの車道を行きます
車道を避けて尾根に乗ると山道が篭坂峠近くの1194m標高点まで続いています
標高点の先はまた車道となって篭坂峠に出ます
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車道を避けて尾根に乗ると山道が篭坂峠近くの1194m標高点まで続いています
標高点の先はまた車道となって篭坂峠に出ます
篭坂峠
自衛隊管轄の扉
人も車も一般道からは進入禁止のようです
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篭坂峠
自衛隊管轄の扉
人も車も一般道からは進入禁止のようです
篭坂峠
今回もヘッドランプのお世話にならずに無事に降りてきました
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篭坂峠
今回もヘッドランプのお世話にならずに無事に降りてきました

感想

スバルライン五合目にはバスで上がったので出発は11時前と遅めでした
五合目までは観光の人が多く少々気がめいりますが歩き始めると人はほぼ居ません
そらそうですよね、五合目から上は「雪のため」登山禁止ですから
(佐藤小屋からは閉鎖されていないのか何人かの人が歩いておられました)

この日は山頂部がガスっていて残念ながら富士山は見えませんでしたが、カラマツの紅葉はホント綺麗でした
小富士(コフジ)から先は傾斜もない薮もない実に気持ちのいい尾根でした
しかも誰一人いません
もう最高に気持ちのいい下降散策ができました


富士山周辺は冬になると道路や人の通行止めなどが多くなり赤線を延ばしにくくなります
通行止めが発生し始めると来年春まで動きとれないのではと思い9月2日から怒涛のように9週連続で歩いてきました
お陰で無事に富士山を通過できました
雪の精もそんな私を待っていてくれていたかのようにこの日の夜から降り始め、翌朝、バスは五合目までは行けず四合目折り返しになってしまいました
四合目から五合目へ車道を歩くのも鬱陶しいですが須走へのトラバース径も冠雪すると踏み跡が分からなくなって歩きにくくなると思います
そうなる前日に通過できた私は何ともラッキーな男だと思います



【 スバルライン五合目   → 篭坂峠  17.0 km 】
【 糸魚川・梶屋敷海岸   → 篭坂峠 464.4 km 】
【 この先 篭坂峠     → 太平洋  61.7 km 】

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